KICK Insist長江国政追悼WM0世界 瀧澤博人無念 睦雅インター王者

 7月28日(日)東京・後楽園ホールで開催されたジャパンキックボクシング協会『iLiR&meravi化粧品presents KICK Insist 19 KUNIMASA NAGAE MEMORIAL』は、先月、肺がんの為に亡くなった治政館ジム館長でジャパンキックボクシング協会 最高顧問の長江国政 追悼大会となった。
 トリプルメイン、トリはWMO世界フェザー級王座決定戦※₁として瀧澤博人(ビクトリー)vs.ペットタイランド・モーラチャパットスリン(タイ)の一戦。両者は昨年のジャパンキック11月26日後楽園大会で対戦しており、ペットタイランドが判定勝利。空位の王座を賭けての再戦 & 王座決定戦は、瀧澤1-2のスプリット判定敗けでリベンジ王座獲得はならなかった。

※₁WMO世界フェザー級ランキングでは、瀧澤18位、ペットタイランド10位となっていた。(2024年7月27日時点)

 メインイベント2では5月3日のONE Friday Fights 61でKO勝利して連勝中の睦 雅(ビクトリー)が、WMOインターナショナルのタイトル初挑戦。序盤からショートパンチの打ち分けとローキックをヒットさせていくが、後半はタイ人のミドルキックと首相撲に手を焼き、判定こそ3-0だったが、自身も「まだまだダメです」と語る苦戦の戴冠となった。

 メインイベント1ではRISEのリングでも活躍中のモトヤスック(治政館)が久々のジャパンキックのリングに登場。6月23日(日)に行われたS―BATTLEで1RKO勝利しているMAX MUAYTHAIミドル級王者のジェット・ペッマニー(タイ)とRISE参戦を見越してか?肘無しルールで対戦も、2R以降首相撲で不利になる展開が増え、3Rには膝でダウンも奪われ完敗となってしまった。

 ダブルセミファイナルではジャパンキック フェザー級次期挑戦者決定戦として1位・勇成(Formed)が2位・樹(治政館)に判定勝で、11月17日(日)後楽園ホール大会で王者 皆川裕哉(KICK BOX)と対戦する。


■ ジャパンキックボクシング協会「iLiR&meravi化粧品presents KICK Insist19 KUNIMASA NAGAE MEMORIAL」
日時:2024年7月28日(日)開場17:00 開始17:15
会場:東京・後楽園ホール
【主催】株式会社VICTORY SPIRITS/ビクトリージム
【認定】ジャパンキックボクシング協会
【お問合せ】ビクトリージム TEL 0493-25-3338
◎全試合ツイキャスにて生配信。
視聴リンク:https://twitcasting.tv/c:jka_kickboxing/shopcart/322212  ※2024年8月11日(日) 23:59 まで視聴可
解説:(市原ジムOB)
LIVE START 17:10
・LIVE視聴チケット ¥3,300(税込)
・選手応援チケット ¥6,600(税込)

<11.メインイベント3  株式会社 ホープPresents WMO世界フェザー級王座決定戦 3分5R>
⚫︎瀧澤博人(WMOインターナショナル フェザー級王者/ビクトリー)
・39戦26勝(14KO)9敗4分
 判定1-2(49-48 2者48-49)
⚪︎ペットタイランド・モーラチャパットスリン(元WBCムエタイ世界スーパーフライ級王者・元IBFムエタイ世界スーパーフライ級王者・True4Uスーパーフライ級&バンタム級王者/タイ)

 1~2Rは蹴りメインの様子見段階。3Rから試合が動き始め、首相撲の展開も多くなり瀧澤も組み敗けず、ミドルキックも脛カットで反応して決定的な差はなかったがスプリット判定でペットタイランドが勝利して王座獲得、瀧澤のリベンジを許さなかった。

<10.メインイベント2 株式会社 達まるPresents WMOインターナショナル スーパーライト級王座決定戦 3分5R>
⚪︎睦 雅(ジャパンキック ライト級王者/ビクトリー)
 判定3-0(2者49-47 48-47)
⚫︎ケンクーン・ティンツアームエタイ(タイ国パタヤスタジアム60kg王者・タイ国ムエサイアム タワンオーク60kg王者/タイ)
※睦雅が新王者

<9.メインイベント1 日泰国際戦71㎏契約 3分3R(肘無し)>
⚫︎モトヤスック(WMOインターナショナル スーパーウェルター級王者/治政館)
 判定0-3(2者27-29 27-30)
⚪︎ジェット・ペッマニー(MAX MUAYTHAIミドル級王者/タイ)

<8.セミファイナル ジャパンキック フェザー級次期挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)>
⚪︎勇 成(ジャパンキック フェザー級1位/Formed)
 判定2-0(30-29 30-28 29-29)
⚫︎樹(同級2位/治政館)

両選手テンポよく攻撃を繰り出す好試合は、攻撃のヒット差で上回った勇成が判定勝で、王座挑戦権を獲得した。

<7.セミファイナル 日泰国際戦スーパーフライ級 3分3R>
⚪︎細田昇吾(元スック ワンキントーン フライ級王者/ビクトリー)
 2RTKO 1分06秒 ※レフェリーストップ
⚫︎ペッチマイシット・ジェーカン(タイ国ムエサイアム イサーン50㎏王者/タイ)

細田昇吾(ビクトリー)がムエサイアム イサーン60kg王者にKO勝で、3月24日「KICK Insist 18」に続きムエタイ地方王者経験選手に連勝した。

【訃報】元キック王者・治政館ジム館長、ジャパンキック最高顧問の長江国政が死去



〜長江国政追悼式〜

館長代行 長江政人の挨拶

<6.ライト級 3分3R>
⚪︎古河拓実(ジャパンキック ライト級3位/KICK BOX)
 2RKO 1分42秒
⚫︎岡田彬宏(ラジャサクレック・ムエタイ)

<5.63.5kg契約 3分3R>
⚪︎林 瑞紀(ジャパンキック ライト級4位/治政館)
 1RTKO 2分728秒 ※3ダウン
⚫︎中尾 満(元新日本キックライト級暫定王者/エイワスポーツ)

 カウンタ―の左ストレートでダウンした元新日本キック暫定王者の中尾は、左ハイ、左右フックに2ダウン追加で3ダウンTKO敗け。打たれ脆さから、ダメージの蓄積も気になる敗退だった。

<4.フェザー級 3分3R>
⚪︎石川智崇(KICK BOX)
 判定3-0(2者30-28 30-27)
⚫︎マングース松崎(NEXT LEVEL渋谷)

<3.ライト級 3分3R>
⚪︎菊地拓人(市原)
 3RTKO 1分08秒 ※レフェリーストップ
⚫︎ユウキ・オー・チャロンチャイ(team kuntap)

<2.ジャパンキックvs INNOVATION交流戦 バンタム級 3分3R>
⚫︎九龍悠誠(誠真)
 判定0-3(三者28-30)
⚪︎翔 力(INNOVATION・拳伸)

<1.フェザー級 3分3R>
○海 士(ビクトリー)
 判定3-0(三者30-27)
●尾形春樹(チームタイガーホーク)


※月額999円ファイトクラブで読む
▼超RIZIN48,117人平本蓮KO朝倉未来パッキャオ不発 所英男 扇久保博正

[ファイトクラブ]超RIZIN48,117人平本蓮KO朝倉未来パッキャオ不発 所英男 扇久保博正

※600円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻)
’24年08月08日号WWE日本パリ五輪開幕 超Rizin4万+ JKA長江国政 スターダムMゴールド