[週刊ファイト4月4日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼今週の肝:レッスルマニア接近中 5・6ALL TOGETHERスターダム続報
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・アメプロ大河ドラマ佳境ロック様ドウェイン・ジョンソンWWE絶賛出演中
・5・6『ALL TOGETHER~能登半島復興支援チャリティ』武道館大会発表
・林下詩美、ジュリア、桜井まい、MIRAI、弓月のスターダム退団を紐解く
・”貴婦人”桜井まい退団要因 by甘井公平~さらに業界の噂話とは?
アメプロ大河ドラマ佳境!ロック様ドウェイン・ジョンソンWWE絶賛出演中
―― まずグローバルのマット界、全体を見渡すなら『レッスルマニア』が近づいてきて、世界で最も稼ぐ俳優ドウェイン・ジョンソンのロック様がSmackDown-RAWに出てきてます。
オフレコ そうだよね。AEWから出戻ったコディ・ローズの「親父が果たせなかった夢」。この大河ドラマを延々と引っ張ってきたのが、ようやく『レッスルマニア』でクライマックスを迎える。やはり、プロレス番組というのが超人気の連続ドラマであって、なんやかんや手を変え品を変えてで1年どころか2年も飽きさせずに続けるって、いかに凄いことかの実例やな。
―― それを我々はリアルタイムで見ていることになります。NHKの朝ドラ『ブギウギ』も最終回を迎えます。戦後を明るく照らしたスター歌手、笠置シヅ子さんの物語をアレンジしたもの。「あれは“ブルースの女王”淡谷のり子さんがモデル」とか昭和世代にはわかりますが、名前にピンとこない、知らない若い世代が見ても面白いとハマらせる、フックさせるか否かですから・・・。
オフレコ 老若男女に受けて全米だけで2百万人が見ているSmackDown-RAWが、いかに恐るべきことか。
―― CMパンクは怪我で試合は間に合わないんで、しゃべりの話術で集団演劇に参戦します。やはり今は、「ビンス・マクマホン」は放送禁止用語になったのかと、行間をくみ取って大人のファンは大笑いなんです。
RAWの試合尺は5分貰えれば長い方なんだが、しゃべりのセグメントは19分20秒割きます!
オフレコ インテリ層が見ても頓智が効いていて面白い。そんな行間の意味とか、なんも事情知らない大衆マークが見ても、「なんか凄いこと言ってる」はわかる。納得する。恐らく「こりゃガチやろう」とか騒いでいるんやろう。
―― なにしろ元サーシャ・バンクスのメルセデス・モネがAEWに来たら、WWEの担当シナリオ・ライターも一緒に移籍したというのがアメプロの日本とのスケールの違いを示してます。
▼WWEのシナリオ班に7年いたジェニファー・ペッパーマン採用
―― 今週のAEW Dynamiteなんか、ウィル・オスプレイvs.柴田勝頼に、竹下幸之助がSwerveストリックランドとメイン務めて絶賛されたって・・・。
▼AEWケベックWオスプレイ柴田勝頼 Swerveストリックランド竹下幸之助
オフレコ かつては「世界の中心は日本なんだよ」とさえ新間寿(新日本プロレス営業本部長=当時)の進軍ラッパが鳴り響いた時代もあったのに、今やすっかり母屋ごと盗られてしまった象徴回やったな。
5・6『ALL TOGETHER~能登半島復興支援チャリティ』武道館大会発表
―― そして国内の今週のニュースが、ゴールデンウィークの5月6日(月)、日本プロレスリング連盟発足記念として、『ALL TOGETHER ~能登半島復興支援チャリティ大会~』を武道館で開催との発表がありました。安威川敏樹が、日本プロレスリング連盟UJPWが『合同興行のためだけの連盟』では無意味・・・と警告したばかりなんですが・・・。
▼プロレス界 本日モ 反省ノ 色ナシ
オフレコ 新日本プロレス、ノア、DDT、大日本プロレス、ドラゴンゲート、スターダムの6団体参加で、「棚橋弘至&高木三四郎&丸藤正道がタッグ組みます」だと。
―― もうそれだけで、「なんじゃそりゃ?」が正直なリアクションになります。
オフレコ サムライTVの『バトル☆メン』が終了って、要するに加入者がどんどん減っているからだろ? お寒い国内のマット界市況、そんなお祭りやったからって、課題の解決になってない!
―― 格闘技RIZINも、2度目の神戸ワールド記念ホール客入りは厳しかったとの報告です。
☆詳細拡大版は2本競作[ファイトクラブ]公開中
▼サトシ・ソウザKO中村K太郎 RIZIN小雨神戸 武田光司3-0萩原京平
▼ケーシーRizin前夜祭-終わり良ければ全て良しトリ爆発-ボンサイ最強!
林下詩美、ジュリア、桜井まい、MIRAI、弓月のスターダム退団を紐解く
オフレコ さて、林下詩美、ジュリア、桜井まい、MIRAI、弓月の退団が確定となった。本誌ではすでに、この件をたっぷりと「尾張名古屋は新生で持つ!シンデレラ羽南に託す巻き返しスターダム」にて分析してあるが、あらためて掘り下げる必要がある。