[ファイトクラブ]サトシ・ソウザKO中村K太郎 RIZIN小雨神戸 武田光司3-0萩原京平

[週刊ファイト4月4日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼サトシ・ソウザKO中村K太郎 RIZIN小雨神戸 武田光司3-0萩原京平
 photo:(c) RIZINFF & 大島慶山 取材:大島慶山 編集部編
・半世紀前の日本マット:A猪木-S小林 ガッツ石松 藤原敏男-西城正三
・サトシ・ソウザ、堀口恭司に影響され7年後に子持ち彼女にプロボーズ
・武田光司「糞みたいな…チンコ痛ぇんで、もう終わりで」3-0萩原京平
・井上直樹に負けちゃったけど長年見てきた佐藤将光、押しですから・・・
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・RIZIN.46からRIZIN LANDMARK 9 in KOBE変更:興行長過ぎ変わらず


■ RIZIN LANDMARK 9 in KOBE
日時:2024年3月23日(土)
会場:兵庫・神戸ワールド記念ホール

 小雨降るなか、港神戸にあるワールド記念ホールに行ってきた。以前は旧K-1と共に日本のプロ格闘技界牽引していたPRIDE、7年後に再興した後続プロモーションRIZINによる『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』である。この両団体は、かつてはオポジションの関係だったり提携をしていたりと、時代により関係性は変わってはいるが、今は、相互不可侵とでもいえる独立独歩で興行を行っている。
 今や、日本のプロ格闘技では「RAIZIN」がアイコンになり認知されている。ナンバリングシリーズと、ランドマーク(トリガーは共同出資者の逮捕により消滅)銘記での、金網オクタゴン仕様との2本立てで、近年は日本全国各地の主要都市で、興行を開催するようになった。

▼RIZIN LANDMARK 8九州佐賀は腕十字祭りで大盛り上がり!今成正和

[ファイトクラブ]RIZIN LANDMARK 8九州佐賀は腕十字祭りで大盛り上がり!今成正和

 ピンクの対戦カードをデザインしたのだろうが、ちょっと桜の開花より早くなってしまった今回のRIZINである。今から半世紀前、1974年の3月にはアントニオ猪木がストロング小林を下す『NWF認定世界ヘビー級選手権』。日本人大物プロレスラー同士の対決が行われ、プロレスブームの導火線に火をつけた。
 同年4月には、日大講堂でガッツ石松が、プロボクシングWBC世界ライト級王者になり、一躍 幻の右で人気者に上り詰めた。
 まだプロの総合格闘技=MMAは行われてはいないが、様々なプロ格闘技のマグマは動きだしていた。ちょうど50年前になるのかと、やや愕然としたものだ。筆者は、ずっと卒業せずにプロレス格闘技を見てきたことになる。

 さかのぼることもう1年前の1973年3月には、全日本キックボクシング、ライト級の藤原敏男が、プロボクシング元世界フェザー級王者の西城正三をTKOで沈め、「キック対ボクシング」、夢の対決に凱歌をあげている。
 繰り返すが”半世紀前”の話である。今は各種目の勇者たちが雌雄を決する為に、日本に関してはRIZINにターゲットを定めてきている。そんな感慨に浸りながら神戸ワールド記念ホールを見つめていたんだが・・・。


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