(C)CMLL
12月15日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
メインでは、なんと8年ぶりにCMLL復帰となったラ・ソンブラことアンドラーデ・エル・イドロがソベラノJr.、アンヘル・デ・オロと組んで、ミスティコ、アトランティスJr.、スタルJr.のテクニコ軍と対戦。CMLL絶対エースのミスティコ、そしてソンブラの覆面を奪ったCMLLの象徴アトランティスを父親に持つサラブレット、アトランティスJr.というエリート軍団に対し、ソンブラ、ソベラノJr.、オロはいずれもテクニコ、ポスト・ミスティコとして売り出されたが、テクニコとしてミスティコを超える事が出来ず、ルード転向したという同じような経歴を持つ三人。エリートに対し、牙をむく形となった。試合は、乱戦となり、リング中央でアトランティスJr.が必殺のアトランティダを極め、ソベラノJr.がギブアップするも、レフェリーがセコンドの介入に気を取られて見ておらず、アトランティスJr.が抗議の為に技を解いたところで、ソベラノJr.が反則のローブロー。そのままフォールしてソンブラ軍が勝利となった。当然、納得できないアトランティスJr.は猛抗議するも、ソンブラが憎きアトランティスJr.に襲い掛かり、覆面をはぎ取ってしまったのだった。そしてソベラノJr.はアトランティスJr.にシングルマッチを要求。更にソンブラはミスティコに向かってシングルマッチを要求。エリートたちに、ソンブラらが牙をむいた形となった。
セミファイナルでは、NWA世界ヒストリック・ウェルター級王座戦で、王者ロッキー・ロメロにマスカラ・ドラダが挑戦した。ボラドールJr.から王座を奪った外敵ロメロに対し、なんとかメキシコに王座を取り戻したいドラダ。試合は勢いの勝るドラダが最後はコーナーからプランチャ・デ・エストレージャ・フガスを決めてフォール勝ち。遂に王座をメキシコに取り戻した。
■ CMLLアレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2023年12月15日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
○アンドラーデ・エル・イドロ(ラ・ソンブラ)、ソベラノJr.、アンヘル・デ・オロ
2-1
●ミスティコ、アトランティスJr.、スタルJr.
<NWA世界ヒストリック・ウェルター級王座タイトルマッチ>
○マスカラ・ドラダ(挑戦者)
1-0
●ロッキー・ロメロ(王者)
<6人タッグマッチ>
○バルバロ・カベルナリオ、ドラゴン・ロホJr.、エル・テリブレ
2-1
●ティタン、フリップ・ゴードン、エル・バリエンテ
※月額999円ファイトクラブで読む
▼イベントスペース『リングサイド』新装開店記念タダシ☆タナカTalk Live
▼初代MLW世界王者・小島聡20年ぶり凱旋NY山下実優・初&伊藤麻希
▼NXT男Breakout開始Dリー防衛Tベイト復帰CジェイドNライオンズ
▼Cクラシック佳境アンドラデBキングJホワイトMブリスコ MOX-Swerve
▼鷹の爪S活字委員会② 裏MVP女子ウナギ・サヤカ~情けない某大賞
▼NXT抗争FヘンリーTストラットン 迫真イリヤ・ドラゴノフNCリッジ・ホランド
※600円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻)
’23年12月28日-新春号木戸修2 ヤマモ鷹の爪スターダム紅キック 谷津嘉章 ノア後楽園