[ファイトクラブ] NXT男Breakout開始Dリー防衛Tベイト復帰CジェイドNライオンズ

[週刊ファイト12月21日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼NXT男Breakout開始Dリー防衛Tベイト復帰CジェイドNライオンズ
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■ WWE NXT
日時:12月5日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 番組は「アイアン・サバイバー・チャレンジ」で勝利したトリック・ウィリアムスとカーメロ・ヘイズのパフォーマンス・センター到着からだが、先に入ったメロが何者かに足をやられるスキットに。はい、2ヶ月前からのアングル、今宵の最後で明かされるのでしょうか? そして、好評だったWWE年内最終となるPLE『DEADL1NE』のハイライト映像が紹介されていく構成に。
 会場リング上では、PLEでは王者ライラ・ヴァルキュリアをどついて4ヶ月ぶりに復帰したコーラ・ジェイドのマイクから。ここに女子アイアン・・・を制したブレア・デボンポート、さらにニキータ・ライオンズも出てきて、復帰戦となる二人を含むタッグ戦が今宵のメインだと暗示されるのだ。


 試合はMETA-FOURのノーム・ダー、オロ・メンサ、ラッシュ・レジェンドのトリオ w/ジャカラ・ジャクソンと、男子アイアン・・・で目立ったジョシュ・ブリッグス、女子アイアン・・・で印象を残したファロン・ヘンリー、さらにブルックス・ジェンセンのカウボーイ組6人タッグ戦から。
 やはり大枠の進行予定こそ計画済みだったにせよ、PLE『DEADL1NE』でのお客様との真剣勝負から、今後誰をより強く押すかや、カードや試合順は変えていったに違いない。カウボーイ組のダブル・クローズラインで班長のノーム・ダーが沈んだ。ちなみに今回は現地火曜夜の生中継だが、これから年末進行になるため、翌水曜に2週分が録画収録されている。次回の生番組は、現地1月2日の”New Years EVIL”からとなる。


 さて、なんといっても今回の目玉は男子ブレイクアウト・トーナメントの開始である。ゴツい新人たちを他よりも先に評していくのも専門媒体の役割だし、熱心なフォロワーたちにとっても、これはNXT本来の楽しみであろう。もっとも、さっそくブライアン・ピルマンjr.のレキシス・キングが、1名を襲って替わりに自身が入るスキットをやっていた。
 今宵は2カードやっていたが、見た目も凄い強豪そうな黒人のキアヌ・カーヴァー、記者は試合が始まってスグに名前のカタカナ表記メモを取ったのだが、英国出身でチェイス大学軍という設定のライリー・オズボーンのシューティング・スタープレスに沈んでいたのが「おや?」だったかも。まぁ、もうちょっと見てから目ぼしい選手、写真付きで紹介していきます。まだ初めて見た程度ではわかりません。
 ちなみにいかにも英国人名前のオズボーン君、チェイス大学のティア・ヘイルちゃんが、早くもお熱を上げているという設定にしてました。ふ~ん。年配ファンがもっとも熱心なNXT、「ウチのティアは、あっちの男、こっちがイイと、困ったじゃじゃ馬娘やなぁ」の目線で連続ドラマ番組を見ていると思われます(笑)。


 「ウェス・リーのためにも闘うチャンピオンとして防衛していく」と、流暢な英語のプロモが出来て、それでいてわざとスペイン語も混ぜるドラゴン・リーは、さっそくタイラー・ベイトとの北米王座防衛戦へ。タイラーの超高速回転エアプレイン・スピンの見せ場ありましたが、オペレーション・ドラゴンが決まっています。もっとも、パフォーマンス・センターのお客さん、総立ちで両雄に拍手してました。重要なのはそこなのです。

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