[ファイトクラブ]NXT抗争FヘンリーTストラットン 迫真イリヤ・ドラゴノフNCリッジ・ホランド

[週刊ファイト12月28日-新春号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼NXT抗争FヘンリーTストラットン 迫真イリヤ・ドラゴノフNCリッジ・ホランド
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■ WWE NXT
日時:12月19日(現地放送時間録画番組 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 今週と次週はパフォーマンス・センターがクリスマス休暇に入るため、先週の水曜に撮り貯めした録画番組となる。記者はなるべくSNSなどを見ないようにするのだが、他の情報を探していてファロン・ヘンリーがティファニー・ストラットンに勝利とかが眼に飛び込んでしまう場合がある。ただ、アメプロの場合はちゃんと見ないことには、オモテの勝った負けたを先に知ろうがなにもわからないものだ。
 実際、好評だったPLE『DEADL1NE』の女子アイアン・サバイバー・チャレンジ戦で、目覚ましい進歩を魅せたファロン・ヘンリーがプッシュされるのはロジカルかつ、大変喜ばしい。ただ、ケツは丸め込みフォールであって、「冗談じゃない」とティファニーがバックステージで暴れて、ファロンにゴミ箱をブチ撒けるのであった。はい、New Years EVILで再戦決定です。


 さて、イリヤ・ドラゴノフである。本誌が再三説明を繰り返すように、もうSmackDown-RAW-NXTの人事異動は関係なくなっていて、リッジ・ホランドはブッチ(ピート・ダン)と昇格して給料も本隊契約なんだが、行き場所を求めてまたNXTに戻って来たという設定になった。
 もちろんイリヤもすでに本隊契約なんだが、ここで悩めるリッジ・ホランドの紹介映像に、「対戦相手を怪我させてしまい・・・」が仕込まれる。もっとも有名なのはBIG Eの首を折って長期欠場に追い込んだことをWWEのフォロワーなら思い出すに違いない。ということで、この二人の対戦がメインに決まるのだ。


 先週号にもそう記したが、男子Breakoutトーナメントは、また一度見たくらいではなんとも意見の出しようがないので写真紹介はまだしないでおく。もっとも、レクシス・キングことブライアン・ピルマンjr.は、AEWにいたからもう何度も見ているんだが・・・。今回はディオン・レノックスという新人に勝利してました。
 続いてが、DEALL1NEで「この金髪女、誰や?」と記者ですら混乱させた大柄のイジー・ライムが、その味方したKJ=キアナ・ジェームスと組んで、ティア・ヘイル&ジェシー・ジェインを体格差のビッグブーツで負かすタッグ戦。


うまく構成された試合、なるほど、イジーというのはこういう選手なのかと。また、キアナ・ジェームスの安定度が増している点にも注目。一方のティアちゃんは、負けようが皆が応援しているからこれでイイのであります。もっとも、チェイス大学の財政危機のスキットなんだが、まだアンドレ校長のギャンブル癖が直ってないようで・・・。続く。


 細部まで真剣にじっくり見ていると自負する記者でさえ、ドラゴン・リーの北米王座防衛戦が3wayだと気が付くまで時間かかりました(笑)。だって、ドリュー・グラック先生の本格派軍、英国ガラス軍と出てきて、タッグの3wayなのかと思ったら、リング上では3人だけのようで。もっとも、先週の段階では確かドラゴン対チャーリー・デンプシー戦だったような記憶が・・・。


 ガラスからは長男のジョー・コフィーが、やっぱり上手いと感心しながら見ていたら、ひとりになったジョー・ゲイシーがリング下から現れて、そのジョーを(暗闇の世界に?)引き込んでしまいと、なにをアピールしたいカードなのかやや意図不明に陥るのだが・・・。


 最期はドラゴン・リーのディステーノが決まるんだが、やはりグラック軍が急襲。そこに救出に来たのは、ホワキン・ワイルドとクルト・デルトロのLWO軍じゃありませんか。あっちでは親分のサントス・エスコバがヒールターンしたので、NXTに戻って来たということなんでしょう。

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