潮崎豪悲願の『N-1 VICTORY』初優勝でジェイク・リー迎撃へ! NOAH大阪大会試合結果

■プロレスリング・ノア 『ABEMA presents N-1 VICTORY 2023』
■日時:2023年9月3日(日) 16:00開始
■会場:大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場
■観衆:2,121人

 約1ヶ月に及ぶプロレスリング・ノアのシングルリーグ戦『N-1 VICTORY 2023』優勝決定戦がエディオンアリーナ大阪第1競技場で行われ、潮崎豪が拳王に勝利して『N-1 VICTORY』初優勝を果たした。

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 全11試合のボリュームとなった大会メインを締めくくる『拳王vs.潮崎豪』の優勝決定戦は、開始直後から会場中の大拳王コールで始まる一戦となった。両者の対戦成績は拳王の4勝1敗1分けで、2017年6月以降は直接対決で無敗という相性の良さを誇っている中、この日も拳王が潮崎を得意の蹴りで追い込み優位に立つ。対する潮崎も今年のN-1公式戦で見せたような、丸め込みやローリングクレイドルで緩急をつける戦法を試合中盤から繰り出すなど、形振り構わぬ姿勢で勝利を目指していく。
 中盤以降も多くの拳王コールが降り注ぐ中で、25分を過ぎてから潮崎がムーンサルトプレスを投下するも拳王が剣山で迎撃。今年のリーグ戦で相手からギブアップを奪った新技・拳王スペシャルに加え、P.F.S.を投下した拳王だったが、ジェイク・リーに初黒星をつけた炎輪は潮崎が回避。試合時間が30分を経過する頃には、拳王のミドルキックと潮崎の逆水平チョップが唸りを上げた。最終盤は、拳王が側頭部ハイキック2発で追い込むも、潮崎がローリングエルボーからのエメラルドフロウジョンで形勢逆転すると、最後はムーンサルトプレスを見事に決めて宿敵・拳王から3カウントを奪取。潮崎は『N-1 VICTORY』初優勝を達成した。
 GHCヘビー級王座を同王座最多となる5度の戴冠を果たし、N-1の前身にあたる『GLOBAL LEAGUE』、全日本プロレスの『チャンピオンカーニバル』、新日本プロレスの『G1 CLIMAX』、ZERO1の『火祭り』、DDTプロレスリングの『D-王 GRAND PRIX』と、各団体のシングルリーグ戦にも参戦経験のある潮崎だったが、意外にも今回の『N-1 VICTORY』がキャリア初となるシングルリーグ戦優勝となった。試合後、現GHCヘビー級王者のジェイク・リーが登場すると、潮崎が同王座への挑戦を表明。ジェイクは「そんな強い潮崎豪が帰ってきた。ならば私の次の仕事は、そんな貴方をまた深い海の底に沈め込むこと。」、「沈ませてやるよ、潮崎豪!」と迎撃を宣言すると、潮崎も「俺は『I AM NOAH』だ」と返したことで、次期防衛戦は『ジェイク・リーvs.潮崎豪』の頂上決戦になることが決定したのである。

試合結果

<メインイベント N-1 VICTORY 2023優勝決定戦>
●拳王
(32分48秒 ムーンサルトプレス⇒片エビ固め)
○潮崎豪
※潮崎豪が『N-1 VICTORY』初優勝

<セミファイナル スペシャルタッグマッチ>
○清宮海斗 大岩陵平
(24分56秒 変型シャイニングウィザード⇒体固め)
●小川良成 ザック・セイバーJr.

<第9試合 シングルマッチ GHCマーシャルアーツルール>
●船木誠勝
(10分21秒 ノーザンライトボム⇒TKO)
○ジョシュ・バーネット

<第8試合 6人タッグマッチ 稲村愛輝壮行試合
丸藤正道 ○杉浦貴 マサ北宮
(18分46秒 オリンピック予選スラム⇒体固め)
●稲村愛輝 吉岡勇紀 安齊勇馬

<第7試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合>
クリス・リッジウェイ ○ダガ
(13分59秒 ディアブロウイングス⇒体固め)
小峠篤司 ●Hi69
※第57代王者が初の防衛に成功

<第6試合 6人タッグマッチ>
ジェイク・リー ジャック・モリス ○アンソニー・グリーン
(11分56秒 回転エビ固め)
●サクソン・ハックスリー ティモシー・サッチャー 鈴木秀樹

<第5試合 4WAYサバイバルマッチ>
○ドラゴン・ベイン
(11分39秒 シューティングスタープレス⇒片エビ固め
●ニンジャ・マック
①〇アレハンドロ(7分59秒 ジャックナイフ式エビ固め)●アルファ・ウルフ
②〇ニンジャ・マック(10分45秒 ニンジャ・ボム⇒片エビ固め)●アレハンドロ

<第4試合 6人タッグマッチ>
中嶋勝彦 大原はじめ ●宮脇純太
(9分06秒 クラッシュドライバー⇒エビ固め)
征矢学 近藤修司 ○吉岡世起

<第3試合 タッグマッチ>
○イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. ランス・アノアイ
(7分22秒 ワグナードライバー⇒片エビ固め)
アダム・ブルックス ●スタリオン・ロジャース

<第2試合 6人タッグマッチ>
夏すみれ 雪妃真矢 ●高瀬みゆき
(8分25秒 ダイビングボディプレス⇒体固め)
○優宇 松本浩代 ハイビスカスみぃ

<第1試合 タッグマッチ>
HAYATA △Eita
(15分00秒 時間切れ引き分け)
△YO-HEY タダスケ

<ダークマッチ タッグマッチ>
モハメド ヨネ ●大和田侑
(8分37秒 ミサイルキック⇒エビ固め)
藤村加偉 ○小澤大嗣


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