全日本/アジアタッグ大仁田厚爆破戦勝利/世界ジュニアリンダマン、世界タッグ宮原健斗&青柳優馬も見事防衛

■ 全日本プロレス サマーアクションシリーズ2023
日時:7月23日(日) 17時開始
会場:大阪府立体育会館・第2競技場(エディオンアリーナ大阪)
観衆:920人

 23日、全日本の大阪大会では、3大タイトル戦が行われ多くの観衆が集まった。まず、アジアタッグでは、爆破マッチとなり王者の大仁田、ヨシ・タツは共に被爆したが、最後は両側から2本の爆破バットで田村を撃沈させた。

 試合後、昨日同会場で行われたZERO1のプラズマ爆破マッチで被爆したばかりのウナギ・サヤカが登場。大仁田に爆破マッチを迫った。大仁田は、快諾したが「昨日の爆破とは違うぞ、火傷するぞ!」と気持ちを確認。ウナギは、「査定してやるからな」とお約束のセリフをいい、大仁田と握手を交わした。この試合は、8・6幕張で6人タッグになる模様。

 セミの世界ジュニア戦では、試合前リンダマンが10秒で終わらせるといいつつ、あっという間に時間が経過し、だいぶ経っちゃったねと観客に謝った。真っ向から、大技勝負となるも、お互いなかなかフォールを許さなかったが、最後はリンダマンがジャーマン3連発で井上を仕留めた。

 こちらも試合後、青柳亮生が挑戦表明するが、先に挑戦表明しているHAYATOと挑戦者決定戦を要求した。

 メインの世界タッグは王者組2度目の防衛戦。つわもの鈴木みのるに大森がパートナー。場外乱闘率が高く、会場狭しと暴れまくる。しかし、最後は宮原がシャットダウンスープレックスホールドを2発繰り出し、見事に大森の息の根を止めた。
 今度は、第4試合で勝利を収めた永田裕志&本田竜輝が挑戦表明!

<第1試合 タッグマッチ 15分1本勝負>
青柳亮生
〇渡辺壮馬
 9分15秒 ファイアーバードスプラッシュ⇒片エビ固め
松房龍哉
●エーグル・ブラン

<第2試合 タッグマッチ 15分1本勝負>
大森隆男
●ブラックめんそーれ
 8分43秒 大森隆男のアックスボンバー誤爆⇒片エビ固め
ボディガー
〇イザナギ

<第3試合 シングルマッチ 15分1本勝負>
〇諏訪魔
 11分22秒 ラストライド⇒体固め
●安齊勇馬

<第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
石川修司
●綾部蓮
 12分34秒 ナガタロック54
〇永田裕志
本田竜輝

<第5試合 アジアタッグ選手権試合 有刺鉄線バリケードマットメガトン電流爆破デスマッチ 60分1本勝負>

【第119代王者組】
大仁田厚
〇ヨシ・タツ
 11分17秒 ダブル電流爆破バット攻撃⇒体固め
佐藤光留
●田村男児
【挑戦者組】
☆大仁田厚&ヨシ・タツが5度目の防衛に成功

<第6試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第66代王者】
〇エル・リンダマン
 12分19秒 ジャーマンスープレックスホールド 
●井上凌
【挑戦者】
☆エル・リンダマンが初防衛に成功

<第7試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第96代王者組】
〇宮原健斗
青柳優馬
 25分43秒 シャットダウンスープレックスホールド
鈴木みのる
●大森北斗
【挑戦者組】
☆宮原健斗&青柳優馬が2度目の防衛に成功

☆この試合の拡大詳細版は、7月28日に発売の週刊ファイトに掲載。
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