S40年代日プロ限定ポスター展6・3-18京都 6・17猪木ドリー藤井敏之

 昭和40年代、ジャイアント馬場とアントニオ猪木が同じリングで活躍していた時代、駅の広告版や地元の銭湯、電信柱、街の空いてるあらゆる空間に貼られていた当時のポスター。欲しくて欲しくてしかたなかった。会場に行けば当時は100円で購入できたのは対戦カード入りのパンフレットのみ。今のように各選手が直接売店に並びTシャツやサイン入りのポートレート、自叙伝、アクリル人形など全くもって手に入らなかった時代である。

 苦労して苦労して、手に入れたポスターには同じ紙にジャイアント馬場とアントニオ猪木の顔が刷り込まれていた。まるで当時のブームであった怪獣映画を彷彿さするかのような色使い、来日外国選手は皆怪獣のような佇まいであった。

 今振り返ると、銭湯のおばさんに頼みもらったもの、駅の駅長さんにお願いし掲載期間終了日に学校からランドセルを背負いながら剥がしにいったもの、ゴングやプロレス&ボクシングの読者の広場で出会ったペンパルに頂たり購入したもの、交通公社に勤務する叔父からもらったものなど、眺めていると色んな思い出が走馬灯のように頭を駆け巡る。

 長年タンスの肥やし化となっていたものを引き出してくると約50枚ほどあった。新日本プロレス㈱や全日本プロレス㈱がメモリアルで、よくポスターも展示お披露目されているが、日本プロレス時代のポスターは数えるほどである。
 今や、日本プロレスの存在すら知らないプロレスファンが多くを占め、新日本プロレスや全日本プロレス、国際プロレスの聡明期すら知らないファンが多くいるなか、果たしてこんなポスターに興味があるかは疑問ではありますが・・・。
 原色の紙に白黒写真を貼り合わせただけなのに、何故か当時のプロレスファンの心にグット突き刺さり、ついつい交通公社などでチケットを買い求めるとういう凄い求心があったのである。

 今回、京都のホホホ座 浄土寺店の山下店長と京都ライレージム松並代表、そして週刊ファイトの協賛により6月3日から6月18日までの期間展示することになりました。
 どうぞ、近くに立ち寄られる際は入場料無料ですのでお越しくださいませ。

 尚、展示最終日の前日に同会場にてトークイベント(入場料:1500円)も行います。
 こぞって、ご参加いただければ幸いでございます。


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