故Aカウフマン殿堂SD合体SゼインKオーエンズRAWビアンカ飛鳥

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 ついに、ついに故アンディ・カウフマンのWWE殿堂入りが発表された。現地でリアルタイムに故人の奇行の数々を様々な番組で体験している本誌は、もう何度も何度も書いてきているので本稿では繰り返さない。


 日本ではミロス・フォアマン監督がジム・キャリー主演、ガールフレンドのリン役コートニー・ラヴで映画『マン・オン・ザ・ムーン』(1999年)を世に出した。ありがとうR.E.M.なのである。この映画でアンディを知った方の方が多いのかも。授賞式にはまさかトニー・クリフトンが現れるのだろうか。自身の「死」さえもアングルにしようとした天才だったので、突然、今年のHall of Fameはグレート・ムタの受賞と併せてとてつもなく興味の湧くものとなった。


 NETFLIXでやったドキュメンタリー映画『ジム&アンディ THE GREAT BEYOND』も、凄まじい作品だった。”キング”ジェリー・ローラーが、「アイツはどこまでがマジなのかわからなかった」と告白しているのがすべてである。アンディ・カウフマンには、シュートとワークの境界線がインサイダーですら不明だったのだ。1984年の死は、究極のアングルだったとのグランド・フィナーレを祈りたい。


 レイ・ミステリオの殿堂入りも発表されている。息子のドミニクとは闘わない、いや闘うのミニ・ドラマの最中でございます。


 このところ、さすがにあの規模なんで『レッスルマニア』の概要も早めに固まったため、ストリー進行的にはもう繰り返しの繰り返しになっていたので本誌は無理に紹介しなかったのだが・・・。
 ただ、カンザスシティのSmackDownでは、ようやくサミ・ゼインとKOことケビン・オーエンズの共闘が番組上でも演出され、セントルイスからのRAWでウソーズと『レッスルマニア』でタッグ王座戦という道筋が正式に発表されている。半年これやっていたじゃないかとか、こうなることは大人のファンはわかっていたことなんだが、よくぞここまで引っ張ったなぁと。同じくNew Japan Cup優勝がロスインゴを離脱したSANADAというのと比べて、手を変え品を変え”大河ドラマ”をどう飽きさせずに続けるか。大変勉強にはなりました。

■ WWE SmackDown
日時:3月17日(現地時間 日本YouTube日曜以降)
会場:米ミズーリ州カンザスシティ T-モバイルセンター


 サミ・ゼインの人気爆発があまりにも凄すぎて、モントリオールでは先にローマン・レインズを倒すべきとの意見すら取り沙汰されたんですが・・・。WWEは当初の計画を替えずコディ・ローズ戴冠に向けて春を走り抜けます。


 これでイイのだ。


■ WWE RAW
日時:3月27日(現地放送時間 日本YouTube水曜以降)
会場:米ミズーリ州セントルイス エンタープライズセンター


 今回はSmackDownの方が先だったけど、結局RAWでは同じことをやります。まぁ、ウソーズ戦が正式に決まるんですけど。


 大丈夫です。『レッスルマニア』のシャーロット戦はリア・リプリーにお任せを。今宵はシングル戦でベイリーをリップタイドで沈めました。ダコタ・カイ&イヨ・スカイの介入には、怖いベッキー、トリッシュ、リタが邪魔します。


 『レッスルマニア』で闘うビアンカ・べレアとアスカは、今はタッグを組んで様々な相手を倒すのを続けてます。今宵の相手はチェルシー・グリーン&パイパー・ニーブン組でした。


 番組の最後はローマン・レインズ御一行に、コディ・ローズがソロ・シコアと一触即発というto be continued…でした。


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