[ファイトクラブ]NXTイリヤ・ドラゴノフJD至宝戦Bブレイカー&Cヘイズ組Pデッドリー

[週刊ファイト3月30日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼NXTイリヤ・ドラゴノフJD至宝戦Bブレイカー&Cヘイズ組Pデッドリー
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■ WWE NXT
日時:3月21日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 すでに現地USAネットワークでの視聴率が低かったことも出ているが、これは視聴者数が440万人になったWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)と重なったため。また、来週からロス興行の準備に入るため、翌週分も続けて収録されたのだが、余計なことは考えなくてよい。
 番組はエンタメ色があって面白く、仕事もバッチリできるキザな英国ヒールのプリティ・デッドリーから。昇格が近いとの噂もあるが、こっちのNXTでは尺も貰って笑かせてくれているのに満足ではある。カーメロ・ヘイズ&トリック・ウィリアムス組と闘うのか否かというセグメントからで、結局は『Stand & Deliver』で闘うカーメロ・ヘイズとブロン・ブレイカーが今宵は組むというお膳立てになりました。


 ロクサーヌ・ペレスの救急車アングルから休んでいるので、女子王座決定ラダー戦の予選があり、いよいよティファニー・ストラットンの大プッシュが始まりました。もう入場からして、カネ賭けた派手なのになってます。パリス・ヒルトン風のセレブ娘キャラとして出てきた時から、本誌は一貫して押してきたのでニンマリかと。インディ・ハートウェル戦はどうでもいいんですけど・・・ふわりと舞うムーンサルトが決まりました。


 ガラスにクリード兄弟はビリヤード(ガラスの圧勝)、ダーツ(ジュリアス・クリードが上手い)と、お互い飲んだくれながらプールバーで遊ぶというセグメントが挿入。ここにマフィアだけどベビーフェイス(笑)のトニー・ディアンジェロとスタックスも加わって、『スタンド&デリバー』のガラスのタッグ王座戦は3wayとなりました。


 さて、目玉のJDマクダナvs.イリヤ・ドラゴノフです。ウェス・リーのNXT北米王座には挑戦者がわんさかいると、ドラゴン・リーが実況席の横で見守る舞台条件のもとで至宝戦が始まります。

 チョップ合戦で両者の胸元はともに紫色に。お互いハードヒットのボコボコ死闘は、ドラゴン・リーが巻き添えを食った辺りからウェス・リーも飛んでと大乱闘のノーコンテストに。まぁもの凄く濃いのを堪能できたので超満足なのでした。
 『スタンド&デリバー』の北米王座戦は、フェイタル5wayとのことで、ダイジャックなのかダバ・ケイトーなのか、上記4人にさらにもう1名となるようです。

 いよいよ次週、元新日プロのカール・フレドリックスことエディ・ソープのデビュー戦が告知されました。『レッスルマニア』週間の後も着々と準備はしています。


 俳優ハビエル・バルデム似だから、リングネームがハビエル・バーナルなんだろうがスパニッシュ系の若手君、しゃべりは出来ます。しかし、「お前なんか顔じゃない」とジョニー・ガルガノにぶっ飛ばされてからは、画面にグレイソン・ウォーラーが出てきて舌戦開始。ガルガノが得意な「なんでもあり」戦の契約書をかざして、次週で調印式となりました。

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