旭屋書店・根津担当と闘道館・泉館長
かつて平成8年頃、新日本プロレスでは闘魂三銃士が、全日本プロレスにおいては四天王が活躍し、高田Uインター、前田リングス、大仁田FMW他、そしてまだ馬場さん猪木さんがリングに上がっていたプロレス隆盛期において、浪速の街にもそれにあやかる程のプロレスショップが繁栄していた。大阪府立体育会館周辺においても“バデイスラム”、“チャンピオン大阪店”、“アイドール大阪店”“エース”などがひしめき合い繁盛していたものだ。
以降、格闘技熱が上がりプロレスが暗黒時代に突入するとともにプロレスショップも徐々に衰退してゆき、店を閉められることとなる。今や難波界隈においては”モーニングプロダクション”、闘魂ショップサテライトジーストア大阪を残すのみである。
今回、東京の老舗プロレスショップ“闘道館”が満を持して大阪難波の“旭屋書店”とタッグを組み、2月11日(日)から3月21日(火・祝)までの期間限定において大掛かりなプロレスグッズ・書籍などの展示販売が行われることとなった。闘道館の歴史は古く、2001年泉高志館長がプロレス・格闘技専門の図書館を作りたいと千代田区三崎町の狭いスペースでスタート、それからあれよあれよという間に幾度かの引っ越しをしながら、現在は巣鴨のガーベラ巣鴨ビルの1階と2階の広いスペースで展示販売を行うまでになる。全国各地から非常に珍しい価値ありものが集まり今やプロレスファンの聖地となっている。
今回大阪で開催される運びになったのは、東京の旭屋書店で開催されたのが好評で、大阪難波の旭屋書店にも熱い昭和のプロレス好きの社員である根津さんがいることにより実現。徐々にコロナ渦から脱却できそうな時流の流れに平行するようにプロレスの観客動員もアップし、大阪のプロレス熱も徐々に回復する中、プロレス業界においても浪速プロレスファンにおいても、このようなイベントは嬉しいことである。
旭屋書店内店頭にはいつもと風景がガラッと変わった異空間である。
実際、会場に足を踏み入れ担当者と話ししている間にも、40歳から60歳代のプロレス世代の方々が足を運ばれ、高価なアントニオ猪木さんのサイン色紙やレプリカのベルトを購入されるのを目にする。また、まったくプロレスに興味がなさそうな人もしばし足を止め眺めておられる方々も多くおられました。まだまだ昭和・平成のプロレスファンの情熱は熱い、それに輪をかけるように旭屋書店担当の根津さんの語り部がさらに熱いので、是非プロレスファンは難波CITY B2の旭屋書店なんばCITY店へ足を伸ばして頂きたい。
尚、開運なんでも鑑定団などメディアにも多く出演されている名物、泉館長も何度かお店に来られるとのことです。
現在、置いてある商品が無くなれば期間中どんどん補充もされるとのことで、弊社のタブロイド判、週刊ファイトや井上義啓著やフランク井上著作品などもお店に並ぶ可能性も大いにあります。
この機会に是非とも!
力道山の貴重なサインやトロフィー タイトルマッチの認定書
多くの有名レスラーのサイン色紙が並ぶ 黄金試合のポスター、シンの貴重なサイン
昭和・平成のポスターやパンフレットがずらり展示・販売されている。
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’23年02月23日号ノア大阪 板橋プロ 大日本jr最侠決勝 RAW現地取材 DEEP後楽園 武士正