ソンツアーラがIPCC王座獲得!日本では品川朝陽が獲得!フン・セン首相もライブ観戦!『WURKZ クン・クメール』

©Town Sports
 2月11日カンボジア・スバイリエン州で、昨年から対戦予定があったが実現しなかったソンツアーラ(カンボジア)とティアゴ・テシェイラ(ブラジル)の対戦がIPCC(International Professional Combat Council)※クン・クメールチャンピオンシップが行われ、ソンツアーラ(カンボジア)が4R終盤、縦肘でティアゴの頭頂部をカット、傷口は深く4R終了後も出血は止まらずTKO勝利でソンツアーラが王座を獲得した。



即ストップでもあかしくない深さのカットだったが、4R残り数秒だったので続行した。

 昨年は5月15日新本キックボクシング協会「TITANS NEOS 30」にも参戦したソンツアーラ(カンボジア)は、約2週間に1回の試合ペースでコンスタントに試合を行い、昨年末12月24日「THAI FIGHT」で強豪サイヨーク・パンプアンムアン(タイ)にTKO勝で「THAI FIGHT」ベルトを獲得し、1週間後の12月31日にはWMOランク1位ベッカム・ビッグウィン・チャンピオンジム(タイ)に判定勝。今年も連戦で、ティアゴに勝利したことにより2023年だけで5戦4勝(3KO)1分とハイペースの戦績である。

※IPCC王座は、日本選手では、ムエタイイベントBOM2022年9月23日「Shimizu presents BOM OUROBOROS 2022」で朝陽 P.K.センチャイ(品川朝陽/ONEムエタイ・ストロー級4位:2023年2月12日時点)が獲得している。

■『WURKZ Kun Khmer』
日時:2023年2月11日 19:00開始(日本21:00)
会場:カンボジア・スバイリエン州
試合の様子は公式Facebookページ公式Youtubeでもライブ配信されている。
2月11日大会動画:https://youtube.com/live/vxgNLpCA0xE?feature=shares

<メインイベント第7試合 IPCC クン・クメール72㎏世界タイトル戦 3分5R>
○ソンツアーラ(カンボジア)ធឿន ធារ៉ា-Thouen Theara
 4R終了後TKO ※肘によるカット
●ティアゴ・テシェイラ(ブラジル)Thiago Teixeira

ボクシングファンでもあるフン・セン(ហ៊ុន សែន-Hun Sen)カンボジア首相もこの試合をFacebookライブ観戦していた。

<第6試合 MAS FIGHT 60㎏ 9分1R>
△チェット・サーヴァントン(カンボジア) ឈុត សេរីវណ្ណថង -Chhut Seryvanthong
 時間切れ引分
△ピス・サバス(カンボジア) ពេជ្រ សម្បត្តិ-Pich Sambath

試合をコンスタントに行い、昨年は1対3 MAS FIGHTも行ったピス・サバス、優勢に試合を進めるが倒し切れず時間切れ引分。

<第1試合 MAS FIGHT 65㎏ カンボジア vs. タイ 9分1R>
△ソウム・ヴィチャイ(カンボジア)សោម វិឆ័យ-Soum Vichai
 時間切れ引分
△サングトングノイ・ムートン・アカデミィ(タイ)Sangtongnoi Mhootong Academy

※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ(※投げ可)