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4月30日カンボジア南西部ココン州クロン・カマーラ・プハウミンで開催された『Wurkz クメールボクシング』で1対3 MAS FIGHTが開催された。MAS FIGHTは9分1RでKOのみが決着で、9分間戦い抜けば引分というルールで、1対3ルールは、試合時間は9分間だが、3分刻みで対戦相手が変更するというもので、3選手を相手にする選手は、3選手をKOしなければいけない(もし最初の選手が1分でKOされたとしたら、残りの2選手が8分を闘う)という変則的なルール。
過去にアルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)が2019年、プロム・サムナン(カンボジア)が2021年行い、時間切れ引分に終わっている。
この変則マッチには、今年だけでMAS FIGHT6戦3勝3敗のピス・サンバスが挑戦、1番手のバン・リンを3分間際でパンチKO、2番手エム・ロサをパンチで攻勢をかけて、押し倒して4分30秒過ぎにKO、残り4分弱を戦うこととなった最終3番手のサム・サモーンは、開始すぐに右ストレートで倒され、ピス・サンバス3人抜き勝利も見えてきたが、サム・サモーンも粘り、9分戦い抜き時間切れ引分となった。
※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ(※投げ可)
■『Wurkz クメールボクシング』
日時:2022年4月30日 19:00開始(日本21:00)
会場:カンボジア・ココン州クロン・カマーラ・プハウミン
<第3試合 Kun Khmer Golden Glove 1対3 57㎏ ノーグローブMAS FIGHT 9分1R>
△ピス・サンバス(カンボジア)ពេជ្រ សម្បត្តិ-Pich Sambath
時間切れ引分
●バン・リン(カンボジア)-Ban Lim 2ダウンKO
●エム・ロサ(カンボジア)-Em Rotha KO
△サム・サモーン(カンボジア)-Sam Samorn タイムアップ
160万リエル(約51,000円)のボーナスを獲得したピス・サバス
試合動画
現在カンボジアでは、感染状況低下をキープしており、今回大会も野外で観客は盛況、マスクを着用していない客もチラホラみえた。フンセン首相は、公共空間でのマスク着用義務の解除を発表するとともに、労働者への5回目のワクチン接種を実施する可能性を明らかにしている。ソース:ポステ・カンボジア生活情報サイト
※カンボジア“すべての外国人に対しての入国規制”(2022年04月25日)
カンボジアへの入国
▼ワクチン接種済の場合
以下条件を満たしていれば隔離免除
①ワクチン接種済みであることを証明できる書類の提示
・カンボジアまたは外国の政府機関が発行したもので、英語またはクメール語で記されているもの
※陰性証明書の提出は撤廃
※アライバルビザ(到着時に空港で入手できるビザ)は受付を再開
▼ワクチン未接種の場合
ワクチン未接種の場合は、隔離などの制限措置の対象となる
①入国制限措置
・隔離期間:7日間※21日より、14日間から短縮
・隔離場所:カンボジア政府が指定する隔離施設または保健省が承認した隔離可能なホテル
②カンボジア入国時の措置
・陰性証明書の提示
以下条件を満たす新型コロナウイルスの陰性証明書が必要
・カンボジア到着72時間以内に居住国の保健機関・当局などから発行されたもの
※シンガポール経由便の場合は出発48時間以内
・検査の種類はPCR検査で検体は鼻咽頭スワブ(Nasopharyngeal Swab)
・英語またはフランス語で作成されているもの
・検査機関の印の押印および責任者の署名が必要
・紙媒体の原本が必要
隔離ホテルの予約確認書の提示またはデポジットの支払い
・カンボジア入国後に保健省が承認したホテルで隔離する場合は事前に予約して予約確認書を提示する必要がある
※予約確認書は紙媒体で必要
・予約確認書が用意できない場合は約23万円(2,000米ドル)のデポジットを支払う必要がある
新型コロナウイルス感染検査の受検
・カンボジアに到着後、新型コロナウイルス感染症の検査を受検
・検査の結果が陰性であった場合は14日間の隔離
・陽性の場合は、治療施設に移送される
カンボジア国内の主な規制(移動制限や外出禁止など)2021年12月1日
※1リエル=0.032円 ※2022年5月1日時点