メインの1対3マッチは時間切れ引分!ワンデートーナメント2階級!MAS FIGHT再戦は引分!~『MAS FIGHT CAMBODIA 2year Memorial』

©Town Sports、CAMBO SPORT
 10月31日カンボジア・プノンペンのTown Full HDTVスタジオで『MAS FIGHT CAMBODIA』2周年記念大会が開催された。カンボジアムエタイ“クン・クメール”1Day 4人トーンメント2階級と9分1Rの立ち技格闘技MAS FIGHTリベンジマッチ、メインイベントは、クン・クメール重量級(75㎏近位)の雄プロム・サムナンがMAS FIGHTルールで3選手を相手にするスペシャルマッチ※が行われ、プロム・サムナンは3人めミーチ・ソクラをKOしたが、3選手をKOしないと勝者にはならないルールの為、時間切れ引分。プロム・サムナンには1選手をKOした勝利者賞200ドルが授与された。
(トップ写真 CAMBO SPORT:1対3マッチ後、時間切れ引分を宣告される4選手)
※9分1RのMAS FIGHTルールで試合時間は9分間だが、3分刻みで対戦相手が変更する。もし最初の選手が1分でKOされたとしたら、残りの2選手が8分を闘う、9分間で3選手をKOしなければいけないというかなり変則的なルールである。

1対3マッチは、2019年5月1日『MAS Fight 灵山·巅峰对决』四川省大会でアルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)が行っており、今回はグローブでなくローブを巻いて行われる古式ムエタイ“カッチューア”形式だった。

■『MAS FIGHT CAMBODIA-week 92 2year Memorial』
日時:2021年10月31日 15:00開始(日本17:00)
会場:カンボジア・プノンペン・TOWN FULL HD TV スタジオ
試合の様子は公式Facebookページ公式Youtubeでもライブ配信される。
10月31日大会:https://youtu.be/msJpRO3oftA
※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ(※投げ可)

<第8試合 I’m King of Kun Khmer 1対3 75㎏ MAS FIGHT 9分1R>
プロム・サムナン(カンボジア)Prom Samnang
引分 ※3人めのミーチ・ソクラは右縦肘でKO

1人めロング・ソヴァンデェロン(カンボジア)Long Sovandeurn プロム・サムナンは、3分終了間際パンチでダウン寸前まで追い込む

2人めヴォング・ノイ(カンボジア)Vong Noy

3人めミーチ・ソクラ(カンボジア)Meach Sokr 試合時間残り1分をきったところでプロム・サムナンの右縦肘でダウンし、KO決着

試合前はムエタイと同じく戦いの舞“ワイクルー”を行うクン・クメールだが4選手が一度に行う風景が特別感を出している。

<第7試合 71㎏㎏トーナメント決勝 クン・クメール 3分3R>
○テオン・テアラ(カンボジア)Theoun Theara
 2KO ※左フック
●チェロン・ラワイ(カンボジア)Chheoun Lawai

優勝4,000,000リエル(11万2000円)
準優勝2,400,000リエル(6万7000円)

<第6試合 60㎏トーナメント決勝 クン・クメール 3分3R>
○チュット・セレイヴァントン(カンボジア)Chhut Sereyvanthong
 判定
●モーン・サメット(カンボジア)Morn Samet

優勝4,000,000リエル(11万2000円)
準優勝2,400,000リエル(6万7000円)

<第5試合 57㎏ MAS FIGHT リベンジマッチ 9分1R>
△ソク・リス(カンボジア)Sok Rith
 時間切れ引分
△ヨーン・ピシィ(カンボジア)Yorn Pisey
両者は2021年7月18日大会で対戦して、ヨーン・ピシィがKO勝利しているが、今回は時間切れ引分。

<第4試合 71㎏㎏トーナメント クン・クメール 3分3R>
●タイ・リス(カンボジア)Thai Reth
 1RKO ※右ストレート
○チェロン・ラワイ(カンボジア)Chheoun Lawai

<第3試合 71㎏㎏トーナメント クン・クメール 3分3R>
○テオン・テアラ(カンボジア)Theoun Theara
 1RKO ※右ローキックによる3ダウン
●タイ・リティ(カンボジア)Tai Rithy

<第2試合 60㎏トーナメント クン・クメール 3分3R>
●ヴェン・ソフィーク(カンボジア)Veng Sopheak
 判定
○モーン・サメット(カンボジア)Morn Samet

<第1試合 60㎏トーナメント クン・クメール 3分3R>
○チュット・セレイヴァントン(カンボジア)Chhut Sereyvanthong
判定
●ロン・チン(カンボジア)Long Chin

 カンボジアでは、今年の2月中旬までCOVID-19死亡者0、感染者数も400人台まで抑え込み、全ての外国人を対象とした入国制限措置が効果を出していたが、2月下旬に初の死傷者も出て罹患者も続出※、6月下旬に感染拡大のピークから、10月に入り急減、無症状の人を検査対象から外すよう、フン・セン首相が指示したとされ、その影響だとみられている。そして感染者数は減少している為、経済活動開始の方針、入国者の隔離期間短縮を発表している。
 現在、2回のワクチン接種完了が10月25日時点で人口の77.8%(※日本は10月28日時点で71.0%)を超えているが、国内の行動制限は変わらず、3回目のブースター接種も進んでいる。
Source:日本経済新聞アジア経済ニュースカンボジア経済
・クラスター発生源は、隔離中の中国人が隔離ホテルから賄賂を使って脱走し、クラブやサービスアパートメント等で感染を広げたとされている。
SankeiBiz:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210308/mcb2103080612001-n1.htm
 
◇カンボジアの感染概要

「各日」は前日以降に新たに報告された感染者数
データ提供元:JHU CSSE COVID-19 Data·このデータについて
10月29日までの概要:陽性者:11.8万、死亡者:2,773
◇カンボジアのワクチン接種状況

10月25日までの概要
データ提供元: Our World in Data · 最終更新: 1 日前

※カンボジア“すべての外国人に対しての入国規制”(2021年10月27日)
全ての外国人渡航者に対して、査証免除、並びに観光査証、e-visaおよび到着査証の発給を当面停止。
入国を希望する場合、以下の要領で事前にビザの取得が必要。
・カンボジア大使館、総領事館等で事前にビザを取得。
・出発72時間以内にPCR検査(鼻咽頭スワブ、書式指定なし、英語表記で手書き不可)を受験し、保健機関などから発行された新型コロナウイルスに感染していないことを※証明する健康診断書の提示が必要。
※証明書は英語で、なおかつ印字されたもの。
・事前にFORTE Insurance Companyのウェブサイトにて、COVID-19健康保険(購入価格90米ドル、20日間有効)購入し、入国時に提示が必要。
・入国時に、2,000米ドルのデポジット(デポジットは、隔離期間の宿泊費、新型コロナウイルス感染検査、移動費に充当され、隔離期間終了後3日以内に残金が返金される)
・カンボジア保健省の指定ホテルで14日間の隔離(宿泊費は、1泊60米ドルから75米ドル)
・到着時および隔離13日目に、新型コロナウイルス感染検査の受検(感染が疑われる場合には、追加的に検査を受検)

カンボジア国内の主な規制(移動制限や外出禁止など)2021年10月8日
8月16日より,カンボジア全土がマスク着用及びソーシャルディスタンス確保義務地域となっている
【マスクの着用が求められる主なケース】
隔離対象者、乗合バス/タクシーや公共交通機関の乗客、人が多く集まる公共の場所にいる場合、2名以上が集まる場所にいる場合など
※例外規定もあり
【ソーシャルディスタンス(1.5メートル以上)の確保が求められるケース】
職場を含め、人が多く集まる公共の場所にいる場合等
※ 例外規定もあります。
上記の感染防止措置に違反した場合の罰則は以下のとおりです。
● マスクを着用せず、保健当局及びその他の機関から警告を受けてもなおマスクを着用しない場合; 
● ソーシャルディスタンスを確保せず、保健当局及びその他の機関から警告を受けてもなおソーシャルディスタンスを確保しない場合;
 <罰金> 20万~100万リエル
※1リエル=0.028円 ※2021年11月2日時点