感染ピーク継続のカンボジアだが配信大会継続!9分1Rの立ち技格闘技“マス・ファイト”とカンボジアムエタイ“クン・クメール”の合同大会『MAS FIGHT CAMBODIA』

©Town Sports
 7月18日カンボジア・プノンペンのTown Full HDTVスタジオで『MAS FIGHT CAMBODIA』配信大会が開催された。 カンボジアでは、今年の2月中旬までCOVID-19死亡者0、感染者数も400人台まで抑え込み、全ての外国人を対象とした入国制限措置が効果を出していたが、2月下旬に初の死傷者も出て罹患者も続出※、6月下旬に感染拡大のピークからその状況を継続している状態である。しかし大会は継続。カンボジアも日本と同様に、規制下のイベントに慣れてきている。
※クラスター発生源は、隔離中の中国人が隔離ホテルから賄賂を使って脱走し、クラブやサービスアパートメント等で感染を広げたとされている。
SankeiBiz:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210308/mcb2103080612001-n1.htm
カンボジアの感染概要

「各日」は前日以降に新たに報告された感染者数
最終更新: 1 日前·データ提供元:JHU CSSE COVID-19 Data·このデータについて
7月18日までの概要:陽性者:67,181、回復者:58,930、死亡者:1,106

大会の核となるクン・クメール(カンボジアのムエタイ)4人トーナメントでは、スン・タイサン初戦が初戦、決勝と判定勝利で優勝。賞金340万リエル=約93,000円を獲得。準優勝のロン・ケートには180万リエル=約50,000円が授与された。

 全6試合の大会スタイル、カンボジアのムエタイ“クン・クメール”5R戦、大会の核となるワンデー4人トーナメントの初戦クン・クメール3R戦、9分1Rの立ち技格闘技“MAS FIGHT”2試合、最終第6試合にワンデートーナメント決勝戦3Rとなっている。

※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ(※投げ可)

■『MAS FIGHT CAMBODIA-week 77』
日時:2021年7月18日 15:00開始(日本17:00)
会場:カンボジア・プノンペン・TOWN FULL HD TV スタジオ
試合の様子は公式YoutubeチャンネルFacebookページでもライブ放送されている。

<第6試合 60㎏トーナメント決勝 クン・クメール 3分3R>
●ロン・ケート(カンボジア)-Long Kheat
 判定
○スン・タイサン(カンボジア)-Seun Thaisun

<第5試合 57㎏ MAS FIGHT 9分1R>
●ソク・リス(カンボジア)-Sok Rith
 KO ※右ストレート
○ヨーン・ピシィ(カンボジア)-Yorn Pisey


80万リエル=約21,600円のボーナスを獲得

<第4試合 57㎏ MAS FIGHT 9分1R>
●セン・コサル(カンボジア)-Sen Kosal
 KO ※パンチによる2ダウン
○オウチ・ティアリス(カンボジア)-Ouch Thearith 


80万リエル=約21,600円のボーナスを獲得

<第3試合 57㎏㎏トーナメント クン・クメール 3分3R>
○スン・タイサン(カンボジア)-Seun Thaisun
 判定 
●プッ・マノイ(カンボジア)-Puth Manoy

<第2試合 57㎏トーナメント クン・クメール 3分3R>
●ソーダ・リモ(カンボジア)-Soda Limo
 判定 
○ロン・ケート(カンボジア)-Long Kheat

<第1試合 57㎏ クン・クメール 3分5R>
○チョーン・チェンラン(カンボジア)-Chhorn Cheang Run
 判定
●トゥン・シモフ(カンボジア)-Thun Simov

※カンボジア“すべての外国人に対しての入国規制”(2021年07月9日)
全ての外国人渡航者に対して、査証免除、並びに観光査証、e-visaおよび到着査証の発給を当面停止。
入国を希望する場合、以下の要領で事前にビザの取得が必要。
・カンボジア大使館、総領事館等で事前にビザを取得。
・出発72時間以内にPCR検査(鼻咽頭スワブ、書式指定なし、英語表記で手書き不可)を受験し、保健機関などから発行された新型コロナウイルスに感染していないことを※証明する健康診断書の提示が必要。
※証明書は英語で、なおかつ印字されたもの。
・事前にFORTE Insurance Companyのウェブサイトにて、COVID-19健康保険(購入価格90米ドル、20日間有効)購入し、入国時に提示が必要。
・入国時に、2,000米ドルのデポジット(デポジットは、隔離期間の宿泊費、新型コロナウイルス感染検査、移動費に充当され、隔離期間終了後3日以内に残金が返金される)
・カンボジア保健省の指定ホテルで14日間の隔離(宿泊費は、1泊60米ドルから75米ドル)
・到着時および隔離13日目に、新型コロナウイルス感染検査の受検(感染が疑われる場合には、追加的に検査を受検)

都市封鎖や夜間外出禁止のような厳しい措置はとられていないが、手洗いやソーシャルディスタンスなどの感染予防に関しては引き続き実施されている。
外国人観光客の姿は見られず、特に外国人観光客の多いアンコールワット遺跡群があるシェムリアップではホテルや観光客向けのレストランは一時休業中が多い。
しかし、カンボジア全体としては市場やレストランは閉鎖していないため、普段通りの生活を送っている。

マスク着用とソーシャルディスタンスが義務化されている。違反した場合の罰則があるため注意が必要。
指定地域:プノンペン都、シェムリアップ州、シハヌークビル州、カンダール州、プレイベーン州
対象:公共交通機関、2名以上集まる場所、公共の場所、職場など
罰金:20万~100万リエル ※1リエル=0.027