リカルド・ブラボがカンボジアから参戦の強豪を粉砕!重森陽太はタイ選手と引分!新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 30」後楽園ホール大会!

 5月15日(日)東京・後楽園ホールで開催された新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 30」スペシャルメインイベントはWKBA & KNOCK OUT-REDライト級王者・重森陽太が日本在タイ選手テーパプット・シッオーブンと対戦、久々の試合となったテーパプットは、左ミドルをタイミングよくヒットさせるが、お互い決定打はなく0-1の引分。1者ジャッジはテーパプットの左ミドルを評価したものと思える。現在一級戦とはいえないタイ選手だが、ムエタイ層の厚さを感じた一戦となった。

 試合後のテーパプット

 またダブルメインでは、3連続KO勝で波に乗ってるリカルド・ブラボが、カンボジアムエタイ“クン・クメール”でおよそ2週間に1度のペースでキャリアを積んでるធឿន ធារ៉ា-ソンツアーラと対戦、カンボジアでは71㎏での試合が多く、こちらも外国人選手相手に連勝KO中。試合は1Rから激しい打ち合いになるがリカルドの方が、パンチの精度が高く、肘が得意なソンツアーラの眉間をカットに成功する。カットされても気迫の衰えないソンツアーラは、激しくパンチを打ち合うが、2Rリカルドが左ボディでダウンを奪いKO勝利で、クメールボクシングの強豪を下した。リカルドは試合後のマイクで「前日計量での1㎏オーバーしていたことを詫び、今度はちゃんと70㎏で一番強いことを証明します!」と流暢な日本語で語った。(トップ写真:試合後のリカルド・ブラボとソンツアーラ)


 現在、日本の水際対策として日本国内に所在する受入責任者 が「入国者健康確認システム(ERFS)」における所定の申請を完了した場合、「特段の事情」があるものとして、新規入国が原則認められる。カンボジアは現在(2022年5月13日発表時点)感染状況も落ち着いて、水際強化措置に係る指定国・地域に含まれておらず、ワクチンの有効接種回数も終了している為、日本に到着してからの待機期間はない。
Source:日本橋夢屋/日本への入国・帰国時の手続きの手順
入国者を雇用する または 入国者を事業・興行のために招聘する企業・団体等


■ 新日本キックボクシング協会「TITANS NEOS 30」
日時:2022年5月15日(日)17:30
会場:東京・後楽園ホール
協 賛:ピレリジャパン株式会社、株式会社トーエル、株式会社伊原プロモーション
後 援:東京スポーツ/フィットネスショップ
問い合わせ:新日本キックボクシング協会 ℡03-3780-1338
HP:http://www.shinnihonkickboxing.com/

<第11試合 スペシャルメインイベント62.5Kg契約3分3R>
△重森 陽太(伊原道場稲城支部/WKBA世界ライト級王者)
 引分0-1(28-30、2者29-29)
△テーパプット シッオーブン(タイ/タイ7chTVスーパーフェザー級王者)

<第10試合 ダブルメインイベント70㎏契約3分3R>
○リカルド ブラボ(伊原道場アルゼンチン支部/日本ウエルター級王者)
 2RTKO 2分32秒 ※左ボデイブロー
●ធឿន ធារ៉ា-Thouen Theara-ソンツアーラ(The Riel Team Cambodiaリエル チーム カンボジアKun khmer federation Cambodiaクン クメール カンボジア所属)/クンクメール
ウェルター級1位)

ソンツアーラは、現地では、2週間に1度ペースで試合を行うことが多く、最新試合は先月4月23日クン・クメールでブラジル選手に肘で3RKO勝、最近4試合は全て国際戦で全KO勝利をおさめており、今大会は70㎏契約で少し減量があったとのこと
最近4試合
4月23日 vs. 71kg契約 ルイス・ヘンリクアー(ブラジル)3RKO勝
4月16日 vs. 71㎏契約 ヴァン・モハメド(タイ)2RKO勝
4月3日 vs. 73㎏契約 ジャーゴ・アニスタ(エストニア)3RKO勝
3月25日 71kg契約 vs. ヨーク・クンプン(タイ)1RKO勝

カットされた箇所は6針だったが、傷は深く“これ以上広がったらストップをかける”とドクターも話す程であった。
試合後のコメント
「試合間隔が短く、十分な準備期間がとれなかったが、日本でクン・クメールを披露できて嬉しかった。」と述べており、クメールボクシング関係者では”カンボジアで再戦をさせたい”との意見もあった。

<第9試合 ダブルメインイベント62.5kg契約3分3R>
○髙橋 亨汰(伊原道場本部/日本ライト級王者)
 判定3-0
●古村 匡平FURUMURA-GYM/大和ムエタイスーパーライト級王者)

<第8試合 59kg契約3分3R>
●ジョニー オリベイラ(トーエルジム/日本フェザー級)
 1RTKO 2分32秒 ※右フック
○木下 竜輔(伊原道場本部)

<第7試合 58kg契約 3分3R
○瀬川 琉(伊原道場稲城支部/日本フェザー級)
 判定3-0(2者30-27、30-28)
●大木  一真(ワイルドシーサー那覇/TENKAICHIフェザー級3位)

<第6試合 3分3R>
竜矢(伊原道場稲城支部)
vs.
未定
中止

<第5試合 66kg契約3分2R>
大場 一翔(伊原道場本部/日本ウエルター級)
vs.
YUYA(クロスポイント吉祥寺)
中止

<第4試合 女子55K契約2分3R(顔面膝、 肘なしルール)>
●和乃(新興ムエタイジム)
 0-3(2者27-30、28-30)
寺西 美緒(GET OVER)⇒山口 遥花(仰拳塾)

<第3試合 女子45kg契約2分3R( 顔面膝、肘なしルール)>
○島田 美咲(SQUARE-UP)
 3RTKO 52秒 ※鼻骨骨折の疑いがありストップ
●莉都(矢場町BASE)

<第2試合 女子35Kg契約1分30秒2Rアマチュア(首相撲有り、顔面膝、肘無し)>
○西田 永愛(伊原道場本部)
 2RTKO 1分13秒 ※レフェリーストップ
●加藤 愛菜(GET OVER)

<第1試合 43kg契約1分30秒2Rアマチュア(首相撲有り、顔面膝、肘無し)>
○西田 蓮斗(伊原道場本部)
 判定2-0(2者20-19、19-19)
●中野 愛斗(MIYABIジム)