Rampage竹下幸之介Eキングストン激闘 セリーナ&マルチネス組 オレンジ

(c) AEW


■ AEW Rampage
日時:7月8日(現地放送時間 録画番組)
会場:米ニューヨーク州ロチェスター ブルー・クロス・アリーナ


 関東のテレ朝では土曜の深夜『ワープロ』でようやくAEWとの合同興行『Forbidden Door~禁断の扉~』がダイジェストで流されるのだが、やはりウィル・オスプレイvs.オレンジ・キャシディの良いところが多く流されるという・・・。

 さて、Rampageはロチェスターからの3時間目なのだが、現地ではSmackDown終了後の10時からなので第1試合が重要。そして待望のエディ・キングストンvs.竹下幸之が選ばれ、会場が興奮の坩堝と化すのである。

 なにしろ全日本プロレス四天王時代のVHSを何度も見て自身のアイデンティティにしているエディ・キングストンである。ハードヒットのチョップに頭から落とすバックドロップと、DDTの竹下幸之介とスイングするのだ。そりゃまだ数回Dynamiteに出た程度なんだから全国区的には知られてないTAKESHITAが裏拳に沈むのだが、それはどうでもイイのであって、間違いなくこの日本流の試合がロチェスターの会場でも大受けだったことがもの凄いことなのである。これで竹下は一気にメイン番組での居場所を掴んだのであった。新日との合同興行を成功させて、日本との提携の柱はメジャー団体なんだろうが、日本人選手でスターの座に駆け上がっていく序章を見せつけたのが竹下だったとは・・・。プロレスはお客さんと真剣勝負するスポーツ芸術である。


 ROHのジョナサン・グレシャムがリー・モリアーティと組み、新たなタリー・ブランチャード軍となるThe Gates of Agony(トーア・リオナ&カウン)とタッグ対決に。

 モリアーティがHot Tagを求めるんだがグレシャムが拒否! タリー・ブランチャードと抱き合うのである。残されたモリアーティは当然相手二人にボコられフォールされると。現地9・4『AEW All Out』だけでなく、ROH名義の次のPPV大会7・23『Death Before Dishonor』の仕込みも挿入されるのであった。


 セリーナ&メルセデス・マルチネスのベテラン組は、よく知らないケーラ・スパークス&クリスティーナ・マリーとの対戦というより、セレニティロックが決まったあとも続けるセリーナに、マルチネスが「もうイイ」となって揉めることがテーマのカードなのであった。次は闘うんでしょう。


 日本の深夜番組で「ポケットに手を突っ込んだまま闘う」オレンジ・キャシディが大きく紹介されたその日に、現地の番組Rampageではオレンジ君がトリですかぁ。相手はキース・リーの勧誘などチーム作りに失敗しているマーク・スターリング付きのトニー・ニースである。やはり出来る選手であり、中身ではオスプレイ戦と似た展開でもあるのだが遜色はないのだ。


 もっともお茶の間番組向きなので違いもあり、どうマーク・スターリングとダンハウゼンが絡むのかということになる。
 まぁ足でチョン、チョンからやられ役なのは期待通り(笑)にスターリングなんだが・・・ダンハウゼンが絡むことでオレンジパンチが決まります。

 現地会場はDARKの収録から始まって長時間なんだから、Happy Endでよろしかったかと。はい、今宵のサングラスはダンハウゼンでした。


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