[週刊ファイト7月14日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

▼故ブロディ・リー国DynamiteウォードロウTNT王者ルーシュ面剥ペンタ
　(c) AEW　編集部編

■　AEW Dynamite
日時：7月6日（現地時間）
会場：米ニューヨーク州ロチェスター　ブルー・クロス・アリーナ

　試合はスコーピオ・スカイのTNT王座防衛戦から。ダン・ランバートATT会長がUFC戦士をごっそり連れてきているんだが、晴れて自由の身になった挑戦者ウォードロウのベビーフェイス人気は絶大である。どうなるかは大半の視聴者もわかっていたカードであろう。

　お約束のパワーボム3連発で新TNT王者誕生。まぁ、今後どうしていくかでしょう。マッチメイカーの技量が問われます。

　ジャングルボーイを裏切って大ヒールになってるクリスチャン・ケイジの今宵のプロモは、なぜルチャザウルスは俺に付いたかなんだが、それを説明する最中にさえぎって割り込んだのがマット・ハーディだ。弟ジェフがまた飲酒運転で逮捕となって、マットの役割が宙に浮いていたのだが、ルチャザウルスに処刑される出番でした(笑)。

　キース･リーに、トニー･ニースとMarkSmartスターリングが、俺のところに来いとの勧誘のセグメントを挟んで、仲がぎくしゃくという設定のSwerveストリックランドとのチームSwerve in our Gloryが、ブッチャー&ブレイド w/バニーと闘うタッグ試合になります。
　ロープに走ってSwerveがブッチャーを飛び越える予定Spotがぶつかってしまい失敗に。うまくいかない段取りになった際に、どう一般客に悟られないように切り替えてやるかで選手の技量が問われるのだが・・・。う～ん。

　最後の方は予定に戻ってスワーブ･イン･ゼア･グローリーでヒール組を仕留めるのだが課題は露呈したかも。さらにパワーハウス・ホブスとリッキー・スタークスがいちゃモンを付けに花道に来るんと。

　但し、ヒールのAEWタッグ王者であるヤングバックスが出てきて、「それじゃお前らまとめて3wayでやってる！」と、ヒールが言い出すのはセオリーからはオカシイと思うのだが・・・。そんな重箱の隅をつつくのは本誌だけか？

　エディ・キングストンのプロモ時間に続いては・・・はい、ここは故ブロディ・リーのホームであるロチェスター。なので息子negative1含むダークオーダー軍がリングイン。ちなみに老体のジム・ロスは2時間目から出てくるようにシフトも変わっている。ちなみにAEWだって解雇やってるんだが、「契約期間の終了により」とこっそりやるからダークオーダー5号ことアラン・エンジェルスもいなくなっているんだが、イービル・ウノは「（negative1加えて）俺たち6人は不滅だ」とやってロチェスター客が声援を送ると。ところがそこに憎まれ役職人QTマーシャルが出てきて・・・。