HIAC前戦没者記念日アスカBブレアCody真輔リドル組Judgement Day

(c) 2022 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編

■ WWE RAW
日時:5月30日(現地時間 日本YouTube水曜以降)
会場:アイオワ州デモイン ウェルズ・ファーゴ・アリーナ


 最初に出てきたのはベッキー・リンチ。「ようこそRAWへ」の前に、「ようこそビックタイムへ」とやって、一応ヒールのまま(笑)。本誌だけでなく皆さんベビーフェイスにすべきと思うんのだが・・・。2020年5月11日のMoney In The Bankでアスカが優勝したこと、(産休に入るため)ベルトを贈呈したことを話し出して、しかし、自分こそが王者だと。

 そこにアスカのお出ましでベッキーと対峙すると「うるさいんじゃ、ボケ・コラ!」(大阪弁のまま)、さらに英語で」ビアンカもベッキーも私には敵わないぞ。HIACでは新RAW女子王者になる準備はできてるんじゃ~」と王座奪還を宣言。さらにそこへ現れた対戦相手の王者ビアンカの挑発で乱闘になるとアスカがベッキーをヒップアタックで場外へ蹴散らした。そしてCMが挿入となる。YouTube版でもそれははっきりわかります。

◆アスカが不覚のダブルパンチ!ビアンカとの前哨戦黒星後にベッキーに襲われてKO

 “明日の女帝”アスカが「ヘル・イン・ア・セル(HIAC)」のRAW女子王座トリプルスレット戦を前に王者ビアンカ・ブレアとの前哨戦に挑むも、ビアンカの丸め込みで不覚の敗戦を喫すると試合後にはベッキー・リンチに襲撃KOされてダブルパンチを食らった。
 王者ビアンカの挑発で乱闘になるとアスカがベッキーをヒップアタックで場外へ蹴散らした。CM後のビアンカとのシングル戦ではアンクルロックやギロチンで攻め込めば、ビアンカにスープレックスやスタンディング・ムーンサルトで反撃されて白熱の攻防を展開。

 終盤には左膝にダメージを負いながらアスカロックを狙うも決めきれず、最後は丸め込みの応酬に敗れて3カウント。アスカがビアンカとの前哨戦で不覚の敗戦を喫すると試合後にはビアンカと共にゲスト解説のベッキーに襲撃KOされてダブルパンチを食らった。

 王者ビアンカ vs. アスカ vs. ベッキーのRAW女子王座トリプルスレット戦が行われる「ヘル・イン・ア・セル」は日本時間6月6日にWWEネットワークで配信される。


 エゼキエル&レイ・ミステリオ&ドミニクと、アライアス同一人物説を唱え続けるケビン・オーエンズ&チャド・ゲイブル&オーティスの6人タッグは、やはりゲイブル師匠の受けが目立つ。エゼキエルのブレーンバスターに寝ました。


 コディ・ローズはローマン・レインズが『ヘル・イン・ア・セル』のみならず、夏はたまにしか出てこないこともあって、もはや実質No.2になっている。だからPPV大会は3度目のセス・ロリンズ戦なんだが、レジェンドの親父ダスティは若きセスを高く買っていたそうで。そりゃ、専門媒体や選手なら、ロリンズが凄いことはかなり前のインディ時代からわかっていたことなんだが・・・。


 アレクサ・ブリスがドゥドロップにツイステッド・ブリス決めたのを見せられても・・・。女子戦線はサーシャ&ナオミの職場放棄が尾を惹いている感あり。タッグのトーナメントとか言ってた気がするが、やはりなかったことにされている。実況がなにも言ってない。

◆戸澤陽が裏切りの丸め込みで妻タミーナから24/7王座を奪取

 “忍者”戸澤陽が新24/7王者となった妻タミーナにキスされて離婚危機回避かと思われたが、まさかの裏切りの丸め込みで妻から王座を奪取した。戸澤がミズTV中、ゲストはストリート・プロフィッツのリングで王者デイナ・ブルックを襲撃して王座奪取を狙うもそこに現れたTボーンのチョークスラムを浴びて撃沈した。

 さらに妻タミーナもリングに乱入してデイナと乱闘を展開するとサモアンドロップで沈めて王座奪取に成功。するとリングに倒れ込んだままの戸澤が妻の王座戴冠を祝福するとタミーナに起こされて熱いキスを交わしたが、最後は隙を付いた裏切りのバックスライドで妻タミーナから王座を奪取。その後、戸澤は「キスとこれ(24/7王座)をゲットした。なんて夜だ。まだタミーナを愛しているぞ」とタイトル写真と共に自身のツイッターに投稿した。


 トマソ・チャンパには入場曲もなくムスタファ・アリとの試合はオースチン・セオリーがアリを引っぱったのでUS王座への挑戦権を賭けたカードは反則でアリの勝ちということになるのか。

 そのままUS王座戦になるんだが・・・セオリーが勝っても、アダム・ピアース役員の裁定でPPV大会でもまたやると。カードがないんじゃないか?

◆中邑真輔&リドルが初タッグ戦!王者ウーソズとのコンテンダーズ戦で反則勝ち

 新たにタッグを組んだ中邑真輔&リドルが王座統一を果たしたWWEタッグ王者ウーソズ(ジミー&ジェイ・ウーソ)とのコンテンダーズ戦に挑むと、試合途中にリドルがジミーのキックスクーター攻撃を浴びて反則勝ちとなった。中邑はジミーに痙攣式ストンピングやスライディング・ジャーマン・スープレックス、コーナー2段目からのダイビング・ニーと連続攻撃を仕掛けるとジミーのスーパーキックやジェイのスプラッシュで反撃されて白熱の攻防を展開。

 さらにリドルもランディ・オートンばりにDDTから止めのRKOを狙ったが、逆にジェイのスーパーキックを浴びると突如ジミーにキックスクーター攻撃で襲われて試合は反則裁定となった。試合後にはこの反則に怒った中邑がジミーに顔面ハイキックを放てば、リドルもコーナートップのジェイを捕まえるとスーパーRKOを叩き込んでウーソズを蹴散らした。

 その後、中邑はインタビューで初タッグの感想を聞かれると「俺たちはバックグラウンドが似てる(MMA経験)し、時々一緒にトレーニングもしている。タッグは始まったばかりだ」と言ってリドルと拳を合わせた。


 例年恒例だが、5月最後の月曜日はメモリアル・デイ(戦没者追悼記念日)である。毎回違う工夫された編集映像が流されていた。そして先週に引き続きジャッジメント・デイなんだが、今週は前哨戦としてリブ・モーガンがシングル戦でリア・リプリーを丸め込んだ。

 はい、前から決まってるんだがJudgement Day(エッジ&ダミアン・プリースト&リア・リプリー)に対してAJスタイルズ&フィン・ベイラー&リブ・モーガンの男女混合6人タッグ戦になる。


 番組トリはボビー・ラシュリーとオモスの調印式。WWEのはワンパターンな気もするが、今回は乱闘がド派手だったので絵にはなったかも。オモス側に付いたMVPだけでなくセドリック・アレキサンダーも加わりラシュリーを襲撃するが、ボビーがテーブル破壊のスピアーで逆襲してました。


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