[週刊ファイト6月9日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼In Your House直前NXTキャメロン・グライムス善玉戦ネイサン・フレイザー
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■ WWE NXT 2.0
日時:5月31日(現地時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center
ロッカールームでダイヤモンドマインのロデリック・ストロングがクリード兄弟とアイビー・ナイルに、お前は「今夜はオフ」とセコンド要らない宣言するセグメントから。現地土曜夜『イン・ユア・ハウス』、日曜夜『ヘル・イン・ア・セル』のカレンダーを組んできたWWEだが、AEWの攻勢に弱いカードしか組めてないかも。こうした背景の中、正規版WWEネットワークは1時間27分にトリムされた番組が配信されていく。
ロデリックは東京五輪金ゲイブル・スティーブソンの兄ながらそこは伏せたままになっているデーモン・ケンプと組んで、ノンタイトル戦ながら現タッグ王者のプリティ・デッドリー(キット・ウィルソン&エルトン・プリンス)と対戦。予想通り勝手にリングサイドに出てきたクリード兄弟に気を取られてスピルドミルクを喰らって(辞めたいと申し出ても飼い殺しにされている)ロデリックがフォールされるケツだ。怒ったロデリックは、『イン・ユア・ハウス』でクリード兄弟がプリティ・デッドリーに負けたら「ダイヤモンドマイン追放」を宣告していた。
サントス・エスコバのファンタズマ軍と、トニーD(ディアンジェロ)のイタ公マフィアは豪華ヨット上で密談に。シナリオ班、B級映画の見過ぎだって・・・。
そのままファンタズマ軍のエレクトラ・ロペスがコーラ・ジェイドにダイビング・セントーンに沈むカード挿入。消化試合マッチメイクなんでしょうか。
ザイオン・クインの病欠で延期になっていたウェス・リーとのシングル戦がようやく実現。キビキビやれて良かったかと。とりあえず二人に安心です。
パフォーマンス・センター収録の場合、練習生などさくら客が混じっている場合がありどこまで客の反応を信じていいのか判別が難しいのであるが、「短期王者と言われたのにワタシは200日以上も君臨している」とうそぶくマンディ・ローズらToxic Attractionにブーイングが飛ぶ。いい加減、過小評価賞のアメリカン忍者組にベルト巻かせろと本誌は意見を残しておく。
◆NXT女子王者マンディが挑戦者ウェンディのスプラッシュ浴びてテーブル葬!
女子王座を独占するマンディ・ローズ率いるトキシック・アトラクションが王座挑戦者ウェンディ・チュー、カタナ・チャンス(ケイシー・カタンツァーロ強制改名)&ケイデン・カーターと「NXTイン・ユア・ハウス」を前に、ウェイド・バレットの仕切りで女子王座サミットなる対峙セグメントが展開。お互い舌戦を展開すると乱闘の末にマンディがウェンディのスプラッシュを浴びてテーブル葬となった。女子王座サミットでトキシック・アトラクションが舌戦を仕掛けると、これにうんざりしたウェンディに「サインしろ!」と何度も忠告されて会場からは“サインしろ”チャントが沸き起こった。
これにイラついたマンディは「この子が次の王者になることはない。牛のパジャマなんか着て不快だわ」と挑発して調印書にサインすると吹き矢のようにスピットボールをチューに当てられて怒り心頭。マンディはチューを蹴り飛ばして乱闘に発展するも、ジージー&ジェイシーがカタナ&ケイデンに蹴散らされると1人残ったマンディも集中砲火を浴び、最後はチューのスプラッシュを浴びてテーブル葬となった。
マンディ vs. ウェンディのNXT女子王座戦、トキシック・アトラクション vs. カタナ&ケイデンのNXT女子タッグ王座戦が行われる「NXTイン・ユア・ハウス」は日本時間6月5日にWWEネットワークで配信される。