(c) AEW
■ AEW Rampage
日時:4月15日(現地時間 公式写真翌日)
会場:米テキサス州ガーランド カーティス・カルウェル・センター
本誌拡大版で度々詳細の通り、団体側は「DynamiteのBショーではない。両方Aショー」と主張してきたRampageなんだが、これは取り上げる価値ナシと本誌が判断したら、翌日やはり「視聴率最低更新」だったものだ。米国内のお茶の間は正直なのである。そこでテコ入れとなり、今回はDynamiteの3時間目ではなく、テキサスからのLIVE中継で気合を入れ直してきた。
やはり「鉄は熱いうちに打て」なのだ。ボストンのRampageでお客を感情移入させて試合自体は負けたんだが会場を爆発させたウィラー・ユウタが焦点になる。Blackpool Combat Clubのブライアン・ダニエルソン、ジョン・モクスリー w/ウィリアム・リーガルが、ビリー・ガン率いるガン・クラブ(コルテン&オースティン)成敗に乗り出した。
闘い、血を流して同士となったMOXが脇役に徹して業界用語Hot Tagでユウタに繋ぐ。やはりビリーが受け役なんだが、ユウタのフィニッシュはなんとオコーナー・ブリッジだった。これでイイのだ。
白スーツ、白チェアのショーン・スピアース会長が実況席入りするなか、ザ・ブッチャーがパワーボムで叩き付けてバレット・ブラウンを仕留めました。
オーエン・ハート杯女子トーナメント予選は、まだなにをこの名義でやりたいのかよくわかりません。ルビー・ソーホーが、双子のシャーロットとスリ替わり作戦を見せたロビン・レネゲードをフラットライナーで葬ります。
番組トリがPPV大会『REVOLUTION』の再戦となるアダム”ハングマン”ペイジvs.アダム・コールである。ちゃんと緩急つけて違う試合展開になっている。なにしろ場所はテキサス。ペイジはテキサス出身ではないのだが、カウボーイのギミックなので「テキサスデスマッチ」が謳われた。
AEW、また流血戦ですか(しかも今回は東部時間7時からなのに・・・)との批判はあるんだが、ペイジはリングシューズでなく本物のカウボーイ・ブーツでコールの顔を蹴りまくるんだからハードヒットである。
最後はコールの頭に有刺鉄線を巻いて場外のテーブルにデッドアイを落とす。これで10カウントではコール戻れずペイジの王座防衛。トリの役割は締めてくれた。
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