【写真追加】セス・ロリンズ漁夫の利でMoney In The Bank権利行使新王者、ロンダ様&ロックがトリプルH背負い投げ~レッスルマニア31

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 現地時間29日夕刻より、WWEネットワークpresentsという形容で世界最大のプロレスの祭典『レッスルマニア 31』がアカデミー賞他にも出ていたLLクールJの紹介から開始。IC王座争奪のハシゴマッチからメインのどんでん返しまで、息もつかせぬ4時間のノンストップアクションを提供した。
 この模様は、360度回転のカメラワーク映像を駆使して、日本を除く177ヶ国にWWEネットワークで配信されている。

 メインでは、現WWE世界ヘビー級王者ブロック・レスナーが、ロイヤルランブルを制し、ダニエル・ブライアンとの挑戦者決定戦を勝ちあがってきたローマン・レインズの挑戦を受けた。団体が、まだ若く経験の浅いレインズを過剰にプッシュしていると、観客からブーイングを浴びる状況を覆せないまま、試合となり、本来はヒールである王者レスナーにも声援が集まるという展開。極悪マネージャーのポール・ヘイマンがレスナーをコールしても、歓声が集まってしまうのだった。

 試合は、レスナーがすぐにス―プレックス、F5をレインズに叩きこみ、その後も一方的な展開。レスナーが怪物ぶりを発揮し、レインズをリンチするような展開となる。2度のスピアー、3度のスーパーマンパンチもかいくぐり、F5がまた炸裂したりもしたが、試合中、レスナーがHardwayでの流血(WWEでは故意の流血は禁止)、またリングポストに頭をぶつけで流血は止まらず。
 両者がふらふらになった時、突然、入場ゲートからセス・ローリンズが乱入してきたのだった。ローリンズは何時でも王座に挑戦出来る権利をもつMITBを持っており、これを今、使用するとレフェリーに宣言。いきなりここからトリプルスレッドマッチとなってしまったのだ。
 しかしレスナーもレインズも激戦で消耗しきっている。それでも死力を振り絞り立ちあがったのだが、最後はローリンズが、レインズをカーブストンプで仕留め王座奪取。まさかのバットエンドとなってしまった。
(但し、週刊マット界舞台裏4月2日号ではBad Ending予想が大書されている!) 

 唯一、専門家の予想を裏切ったのはスティングの初『レッスルマニア』出場だ。30年以上に及ぶレッスルマニアの歴史で、唯一、レッスルマニアをプロレス界年間最大大会の座から引きずり下ろした張本人スティングのWWE初試合である。対抗団体WCWの絶対的なエースであり、1997年のWCWスターケードでのスティング復帰戦でその年のレッスルマニアを上回るPPV売上を記録、WWE(当時WWF)を崩壊寸前にまで追い詰めた。WCW崩壊後も14年間、WWEに登場しなかった最大にして最後の大物スティングが、遂にWWEに乗り込んできたのだ。現在のWWEスーパースターの多くは、子供の頃、スティングに憧れており、現在もスティングと共にイベントに参加する時、少年に戻った様な表情をするものも少なくない。そんなスティングが悪の限りを尽くすトリプルH退治の為、正義の為に乗り込んできたのだった。
 しかし、試合はレジェンドが集合するタイムスリップしたものとなった、スティングは和太鼓で入場、トリプルHは、ターミネーターの最新作&ゲーム発売とのタイアップでのもの凄い入場となり、リングにスティングが上がると凄い歓声。
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 試合は、スティングの必殺のスコーピオン・デスロックで試合が決まりそうになると、なんと、D-ジェネレーションXのXパック(ショーン・ウォルトマン)、ニューエイジアウトロー(ロードドック、ビリー・ガン)が乱入しトリプルHを救出。4対1になったスティング絶体絶命だが、そこに救出に入ったのは、なんとnWo、ハルク・ホーガン、スコット・ホール、ケビン・ナッシュだった。かつてWCW時代、スティングが抗争した、全世界的にブームを巻き起こしたnWoが、同じWCWとして救出に入ったのだ。
 ホーガンらはD-ジェネレーションXを蹴散らし、1対1で戦わせようとする。これを受け、スティングが必殺のスコーピオン・デスロックで再びトリプルHを仕留めにかかるが、ここで、なんとトリプルHの親友ショーン・マイケルズが乱入、スティングにスイート・チン・ミュージックを叩きこみトリプルHを救出したのだった。更にスレッジハンマーを持ち出したトリプルH、これに対してnWoはスティングに黒バットを手渡し、チャンバラではスティングがスレッジハンマーを叩き折るも、最後はスティンガースプラッシュのカウンター、折れたスレッジハンマーで殴ったトリプルHが勝利。
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 試合後、90年代のプロレス界を支えたレジェンド達が睨みあうが、なんとトリプルHがスティングに握手を求めた。スティングもそれを受け握手。かつてアングルとして抗争し、そして現実にも団体同士で抗争した90年代月曜テレビ戦争でプロレス界空前の黄金期を作り挙げたレジェンド達が、リングに集結した夢舞台となったようだ。
 恐らくはビンスのエゴなのか!? 来年のあのバカでかいテキサス州ダラス・カーボーイズの本拠地AT&Tスタジアム進出を控え、スティングが寝ることはありえないとみられていたが、考えてみれば「月曜生TV戦争」に勝利してWCWを買収したのはWWEである。最後の握手はともかく、試合に勝ったのは会社のCOO代表であるトリプルHであった。
 それにしてもスポンサー様マウンテン・デビュー(ブランド)の新作飲料、ココナッツ・ウォーターは飲みたい(苦笑)!

Can you smell what ROCK & Ronda Rousey is cooking?
 その後、トリプルHはステファニー・マクマホンと共にリングに現れた。そして、今大会は、観客動員は76,976人でリーバイススタジアムの新記録と発表したのだった。しかし、その後、延々と自慢話が続き、観客はブーイング。そこに現れたのは、なんとザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)だったのだ。観客は大歓声でロック様を出迎え、トリプルHと一触即発になるも、そこに割り込んだのは、なんとステファニーだった。ステファニーは、今のWWEにロックは必要ない。ロックの名声は売り出してやったマクマホン家のおかげ。自分はビンス・マクマホン・ジュニアの娘で、このリングは私のリング、ここは私の家、この大観衆は私の観客だとロックをビンタ。怒りに震えるロック様だが、ステファニーの「女を殴るのか?」という挑発されている為、手が出せず、リング下に降りたのだった。
 しかし、引き下がるロック様をリングサイドで睨みつける女が・・・それは、なんとUFC女子王者のロンダ・ラウジーだったのだ。ロンダと共に、再びトリプルH夫妻と対峙するロック様。トリプルHにスマックダウンを叩きこみ、更にロンダがトリプルHを投げ飛ばす!「変なリング(オクタゴン)に帰れ」とビンタしようとしたステファニーの腕を掴んだロンダは、ステファニーまでもリングから追い出してしまったのだった。ロック様の決め台詞にロンダも加え、「ロック様とロンダ様の妙技を味わえ!」で見事に締めたのだった。
 ロンダ様はロックが連続で出演している”Fast & Furious 7″(邦題ワイルドスピード)に出演予定だ。

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 2014年の「レッスルマニア30」でブロック・レスナーに敗れ、まさかの祭典連勝記録がストップした怪人ジ・アンダーテイカー。その後、一切、番組に現れないまま、1年ぶりの復帰戦がなんと、ぶっつけ本番で今大会となった。対戦相手は、同じく怪奇派であるブレイ・ワイアット。WWE新旧怪奇派対決となる。試合は、いつも通りランタンをもって入場するワイアットだが、なんとゾンビを引き連れて登場。死人の王テイカーに対し、自分も死人(ゾンビ)を支配しているという事なのだろうか。対するテイカーは、勿論、いつもの墓掘り人キャラで登場した。1年ぶりの試合、しかも高齢で動きが心配されたが、オールドスクールも見せ、チョークスラムからツームストンを決めるテイカー。一度は返されたものの、最後にワイアットのシスター・アビゲイルを切り返し、ツームストンでテイカーが勝利。1年ぶりの復帰戦を勝利で飾った。

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 US王座戦は、ジョン・シナが、アメリカを冒涜し続けるロシア人(ギミック)の王者ルセフにリベンジ戦を敢行した。本来はWWE世界ヘビー級王座戦線にいるはずのシナが、敢えてUS王座に挑むのは、アメリカの正義の為だ。週末には湖で息子と釣りをして、日曜にはアメリカン・フットボールを家族で見る多くの善良なるアメリカ人の為にもシナは絶対に負けられない。ルセフはロシア国歌、なんと戦車に乗って入場、さらに国粋主義者制作の極右のアメリカ賛歌入場煽りVが流され、いかにも米ロ決戦を盛り上げる。但し、在米の海外出身者なり、外国からWWEネットワークを見ている者には、やり過ぎの極右V内容にかなり怒ったのではなかろうか。プロレスに政治を持ち込むのは勘弁して欲しい。
 試合はトップコーナーから飛んでのダイビングヘッドバッド他、ルセフの新たな一面が見れたのが斬新か。結末はルセフのアコレードを凌いだシナが、ルセフと女子マネージャー、ラナの同士討ちを誘い、アティテュード・アジャストメントでシナが勝利。試合後、ルセフはラナのせいで負けたと仲間割れ。遂に初黒星(反則負けなどを除く)を喫したルセフだが、実生活でもカップルのこの2人の関係はどうなるのだろうか?

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 やる側、作る側からプロレスを楽しんでいる大人のファンにとって、メイン以上に注目されたのがIC王座戦だ。なんと7人参加のラダーマッチ争奪戦となった。王者バットニュース・バレットのベルトを、ディーン・アンブローズが持ち逃げして以来、次々と、俺もIC王座に挑戦させろというスーパースターが続出。手に負えない状況になった故、まとめてラダーマッチで勝負させようという事になったのだ。
 WWEでは、伝説となっているレーザー・ラモン(スコット・ホール)対“ハートブレイクキッド”ショーン・マイケルズのラダーマッチ以来、ラダーマッチには名勝負が多いとされているが、この人数での乱戦もまた名勝負となり、最後はダニエル・ブライアンがドルフ・ジグラーをかわして王座を奪った。
 ずっとRAWなどをフォローしてきたマニアなら、直近のそれぞれのhi-spotで、どの箇所が使われ、どれは本番では採用されなかったか、やる側から見ているなら試合の組み立て方とタイミング魔術の教科書のようなカードであった。共同作業を完遂した7選手を称賛したい。

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■ WWE「レッスルマニア31」
日時:2015年3月29日
場所:アメリカ・カリフォルニア州サンタクララ リーバイス・スタジアム

<WWE世界ヘビー級王座タイトルトリプルスレッド>※ローリンズが途中でバンク権利で試合変更
○セス・ローリンズ
 ピンフォール
●ロマン・レインズ(挑戦者)、ブロック・レスナー(王者)

<シングルマッチ>
○ジ・アンダーテイカー
 ツームストン⇒ピンフォール
●ブレイ・ワイアット

<WWE US王座タイトルマッチ>
○ジョン・シナ(挑戦者)
 AA⇒ピンフォール
●ルセフ(王者)

<ディーバ・タッグマッチ
○AJリー、ペイジ
 ブラック・ウィドウ(変形卍固め)
●ニッキー・ベラ、ブリー・ベラ

<シングルマッチ>
○トリプルH
 ピンフォール
●スティング

<シングルマッチ>
○ランディ・オートン
 RKO⇒ピンフォール
●セス・ローリンズ

<WWE IC王座ラダーマッチマッチ>
○ダニエル・ブライアン
 ベルト奪取
●バッド・ニュース・バレット、ディーン・アンブローズ、ドルフ・ジグラー、ルーク・ハーパー、スターダスト、Rトゥルース

プレショー
<アンドレ・ザ・ジャイアント記念バトルロイヤル>
優勝:ビッグ・ショー
イタミ・ヒデオ(KENTA)、レッスル​マニア31出場!
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 昨年7月のWWE日本公演で公開契約を果たし、渡米したKENTAことイタミ・ヒデオ。NXT登場後、わずか6ヶ月でWWE最大の祭典『レッスルマニア31』のバトルロイヤルに登場した。
 WWEスーパースターにまじり、存在感を示すべく世界最大のアスリートの異名をもつビッグショーに果敢に攻め込んだものの、逆にパンチを食らう羽目に。しかし、会場からの大声援や実況席からも評価されるなど、今後への期待が持てる初挑戦となった。

試合後、イタミ・ヒデオはツィッターで以下のようにコメントしている。
「もの凄い1日だった。今回のことは自分にとってとてつもなく大きな経験になった。この夢の舞台に必ずまた戻って来る。応援してくれてありがとうと言いたい」

<WWEタッグ王座タイトルマッチ4WAYマッチ>
○タイソン・キッド、セザーロ(挑戦者)
 ピンフォール
●ウーソズ(王者)、ロス・マタドールズ(挑戦者)、ニュー・デイ(挑戦者)

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実際に今大会のさらなる最新分析、『レッスルマニア』直前特集はマット界舞台裏4月2日号レッスルマニア藤波メデューサReina後楽園リアルジャパンYokkaoに収録され、恐るべき正確さに大反響を呼んでいる。
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