DC生中継MOXイーサン・ペイジHOOK人気Jカーギル防衛Rampage

(c) AEW

■ AEW Rampage
日時:1月21日(現地放送時間)
会場:米ワシントンD.C. エンターテインメント&スポーツアリーナ


 今週号収録の拡大版の訂正から。DynamiteとワシントンD.C.の同じ会場名だったので、てっきり3時間目がRampage収録と思ったんだが、生中継なのだった。確かにRampageは別会場の場合もあれば、Dynamite放送大会の3時間目に収録もクリスマスのホリディ・シーズンには多かったのだが、連夜ならともかく、同じ会場ながら水曜と金曜というのはユニークかも。おかげで、Dynamite中継段階ではロッキー・ロメロとベストフレンズが六本木バイスを再結成、「ヤングバックスを成敗する」と煽ってたのに、ロメロのコロナ陽性で欠場になった。


 RampageはSmackDown終了後の現地夜10時からなので、最初の試合がメインである。DynamiteでのマイクはTシャツ姿だったが、やはりジョン・モクスリーは肉体も精悍になっていて、対する実は黒帯でダン・ランバート軍のイーサン・ペイジは、プロレスも滅茶滅茶上手い職人である。非常に良い試合はスイングして、MOXにブランクの影響がないことを確認した。


 最後はブルドッグ・チョーク。帰り際に不気味に拍手するブライアン・ダニエルソンとすれ違うMOX。いよいよ待望の抗争が始まるのである。


 シングル戦に変更となったトレント・バレッタvs.ニック・ジャクソン戦。しかし、こういう場合えてして名勝負が生まれたりするのだが、まさにこれが予想外の白熱の攻防に。

 フィニッシュはトレントのデュード・バスターだ。まだまだ軍団抗争は続きます。


 デビューでしてまだ4,5戦のHOOKだというのに、お客さんの歓声と扱いからも早くもスター誕生である。対戦相手のセルペンティコがガウンをまだ脱いでない段階から必殺の柔道殺法でボンボンと投げまくり、こりゃ日本でも絶対に受ける。今回はオマケでQTマーシャル師範を花道で投げ捨て、次はいよいよ師匠越えになるようだ。
 スターは一気に生まれるのだ。また、それを演出してみせたAEWも凄いことなのだ。ハウスショーのWWEとの比較データが話題になっている。テレビの前の視聴者は長年に渡って浸透したWWEブランドの知名度が巨大だが、もはや巡業における集客数はほぼ互角から、AEWの方が多く動員しているという。先行指標の一つであることは述べるまでもない。


 番組トリがジェイド・カーギルのTBS女子王座初防衛戦。対戦するのはQTマーシャル道場にして、ダークオーダー軍のジョン・シルバーを御伴にしたアナ・ジェイである。AEWは写真のマスコミ配布が遅いため、早く見れても先に現地媒体が誉めているのを目にしたのだが・・・。

 本誌的にはエージェントの考えた順番通りにリハーサルを重ねた試合展開にしか見えなかったのだが、いつもの短い試合よりは長く、ミスもなくそつなくやれてたんで高評価なんだろう。ただ、急遽のシングル戦になったトレントvs.ニック・ジャクソンの迫力がベストマッチ賞なのは変わらない。


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