[ファイトクラブ]山本ヤマモ雅俊に聞く:業界現状-ファン気質の変化-風間ルミさんのこと

[週刊ファイト12月2日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼山本ヤマモ雅俊に聞く:業界現状-ファン気質の変化-風間ルミさんのこと
 編集部編
・「表の賞MVPはオカダ、鷹木どっちが押されると予想しますか」質問に
・ノア中島勝彦-アイスリボン鈴季すず-AEW志田光-勿体ないGオカーン
・地方に呼ばれたヤマモ酒で驚いた週プロ読者皆無とファン気質の変貌
・プロレス観の違いジャパン女子JWP/LLPW分裂~風間ルミさんのこと


 『山本ヤマモ雅俊の鷹の爪大賞2021』が公開になって以来、すぐにいくつか反響が届いた。別に東京と大阪だからではないのだから、直接に会ってさらに深く話を伺いたい、もう少し詳細が知りたいと伝えたところ、早速実現の運びとなった。

「表の賞MVPはオカダ、鷹木どっちが押されると予想しますか」質問に

 インタビューは、”偏見に満ちたMVP”としてヤングライオンの大岩陵平を選んだことがインパクトあった件を伝えたところからなのだが、「逆に(権威あるとされる)オモテの大賞だったら、誰になるのか、MVPは復活を遂げG1優勝したオカダ・カズチカなのか、それともピッチヒッター的な戴冠だったにせよ、鷹木信悟がよくやったとなるのか」からぶつけてみたところ・・・。
 なんてことを聞くのか、そんな質問自体がまったくの想定外というリアクションに。オモテのやってる大賞とか、そんなのはどうでもイイじゃないかと(笑)。いや、ごもっともなんですが。

 そして、すでに『2017鷹の爪大賞』で名前出されていたことなんだが、関本大介や岡林裕二の名を上げ、「後楽園ホールにずっと通っていると、もう毎回のようにあっちの団体にもこっちにも関本大介が出てくる。詳しくない一見さんのお客さんがパッと見て、あの肉体の鎧に「凄いプロレスラーだ」と思わすことが出来る。これぞMVP Most Valuable Playerじゃないのか」、と。
 おっしゃる通りでございます。また、2019年両国国技館で行われた『ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜』を例にして、棚橋弘至&ヨシタツ組に、宮原健斗&関本大介組だったメインイベントをあげ、しばらくプロレス見てなかったような年配客が集ったとして、関本大介が目立ったハズだと。確かに。ああいう場に出て行って光る選手というのが本来の「貴重選手」に違いない。

マッスルモンスターの豪快なラリアット、そして眉山

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ノア中島勝彦-アイスリボン鈴季すず-AEW志田光-勿体ないGオカーン

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 また、中島勝彦の名も出た。すでにヤマモさんの田中将斗戦レポートは発表済みだが、年間を通してオモテの大賞MVPでもなんらオカシクない。また、「外様だったのでむしろプッシュが遅すぎ」とのノアへの苦言も飛び出した。
 ノア新日開戦については聞き手からもオフレコ話になったので割愛するが、なにしろ現在のタッグ王者が武藤敬司&丸藤正道組である。本誌はノアの評価するところは誉めるが、発想が古臭い点はしっかり活字に残してきた通りだ。

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 女子ではアイスリボン、鈴季すずの名が出た。今年1年の進歩の急カーブは特筆ものだろう。デスマッチにも積極的に参戦している。女子の場合飲み込みが早く、男子選手よりプロレスの上達が早い場合が少なくないが、なにしろ19歳なのにもう堂々たるレスラーの風格すら漂わせているのは驚異でしかない。
 また、AEWの志田光の名も出た。これは本誌側が現地事情を聞かれる側になるのだが、50勝目をあげるというのは記録からも大変なことである。セリーナ戦はまた、NXTと比べて弱いとされてきたAEW女子部門の逆襲の証でもあった。いずれにせよ、DIVAの時代は終わって今はJoshi Puroresuが世界標準なのである。

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▼休憩コーナー
池袋パルコに大谷翔平パネルがあると聞きつけて行ってみたら終わったと。替わってQUEEN…
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 もちろん「2021年いまいち選手グレート-O-カーン」と、不名誉なことになった岡倫之へのフォローも忘れてはいない。ヤマモさんはJ-NETWORKキックボクシング試合を見ているし、本誌は巌流島でも取材している。しかし、キャラ変更は「なんか勿体ない」で意見が一致してしまう。

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 特に「なんでこうする?」だったのが直近11・6大阪での『KOPW 2021』争奪戦アマレス・ルールである。オカーンは敗退採点に怒ってセコンド介入のボコボコ乱闘劇やってしまうのだから、これをサービスと受け流すか、そんな結末の絵にするんだったら最初からやるなと断罪するか。

地方に呼ばれたヤマモ酒で驚いた週プロ読者皆無とファン気質の変貌

 テキスト入稿による『鷹の爪大賞』で同感の声多しというか、読者からも反響があったのは「週刊ファイト除いて、日本のマスコミは忖度ばかりでダメになっている」との指摘に他ならない。もっとも本誌は昔も今も、プロレス村の掟には迎合しないが、かといって偏見や先入観だけで食わず嫌いのままな方が大勢おり、これをどう解消していくかの重い十字架と格闘せねばならない。他媒体を揶揄する立場にはないからだ。

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