米・ゴールドジムが倒産！フランチャイズ店の日本は影響なしも「特定警戒都道府県」は緊急事態宣言延長！！

　現在世界中で感染拡大している新型コロナウイルス（COVID-19）の影響により、世界中のジムは多くが休業中。これにより経営状態が悪化し、米国が本部である50年以上の歴史をもつ米国ゴールドジムインターナショナルホールディングス（GGI）は、5月4日米連邦破産法11条※の適用を裁判所に申請して倒産となった。しかし米連邦破産法11条は、再建型の倒産法制でアダム・ゼイチフCEOは「We want to be 100 percent clear that Gold’s Gym is not going out of business.」と”廃業しないことを100％明確にしたい”と述べている。

※【米連邦破産法11条】Chapter11ともいい、再建型の企業倒産処理を規定した米連邦破産法の第11条のこと。日本の民事再生法に類似し、旧経営陣が引き続き経営しながら負債の削減など企業再建を行うことができ、経営陣は、申請から120日以内に再建計画を提出し、債権者の過半数かつ債権額の3分の2以上の債権者の同意を得て裁判所の認可を得ることが必要となる。

公式ホームページ：https://www.goldsgym.com/

アダム・ゼイチフCEOのメッセージ
　米・ゴールドジム倒産の報をうけて、フランチャイズ店である日本ゴールドジムは、公式サイトリリース（トップ画像）で『日本におけるゴールドジムの運営への影響はございません』と述べているが、緊急事態宣言が発令されたことにより、5月6日まで全店休業中になっており、関東、中京、関西、福岡、北海度の「特定警戒都道府県」は緊急事態宣言が延長、自粛緩和となった残りの県は政府が提示する「新しい生活様式」が奨励され、完全な緩和とは言えない状況は継続し、7日からの公式再開の可否はまだ発表されていない。
　日本の格闘家、プロレスラーは、ゴールドジム内で指導やトレーニングを行っている選手も多く、サウス東京アネックス（大森）ではプロ、アマチュア大会も開催しているので、緊急事態宣言延長による休業が続く状態になれば、日本のフランチャイズ店、選手共々大きなダメージを負うこととなり、早期収束を望む。

現在緊急事態宣言延長県と自粛緩和県（C）NHKニュース

（5月4日　15:40～放送　メ～テレ『アップ！』より）