Bellator 238クリス・サイボーグがジュリア・バッドに殴り勝ち新女子王者

(C)Bellator

 1月25日(現地時間)にカリフォルニア州イングルウッドの、あの聖地FORUMで『Bellator 238: Budd vs. Cyborg』が開催された。BABYMETALの米国単独公演も映像化が発表されたばかりの巨大アリーナである。

 今大会は、さいたまスーパーアリーナのベラトール日本大会でも何度も会場スクリーンに出ていた、絶対王者ジュリア・バッドに、鳴り物入りでベラトール入りしたレジェンド選手クリス・サイボーグの待ち望まれた対決である。実況ではビッグ・ジョン・マッカーシーが「10年のメイキングだ!」と煽る、女子フェザー級王座戦がメインに組まれた。

 カナダ出身のジュリアは全15戦中、負けたのはアマンダ・ヌネスとロンダ・ラウジーの2敗だけ。但し36歳で、サイボーグは34歳になる。試合は開始早々はジュリアがサイボーグを金網際に押し込んだが、すぐにサイボーグがテイクダウン。そこからはまたジュリアが金網際に押し込んだが、逆側にというクリンチ・ワークから。なにしろジュリアはギャビ・ガルシア戦をブチ上げたくらいで怪力だしデカい。無差別級戦を厭わないと広言しており、計量の時はうまいこと絞って当日は戻すタイプなのだろう。1R終了後にはオランダから初代王者のマルロス・クーネンも駆けつけているのが紹介されていた。東のMSG、西のフォーラムともなれば芸能人も多数観戦になり、ラッパーとかも出ていたがロック専科の本誌には知らない名前だった(笑)。

 2R、3Rは目立った攻防はないものの、サイボーグの圧力がじわじわと追い詰める。それにしても、ジュリアの夫にして巨漢の黒人ランス・ギブソンは怖いなぁ。ビンタして喝を入れていた。UFCは日本語版がつまらなくて、記事のために英語版を見直すとやはりイマイチで、しかしベラトールは番組として面白いから見ていられるというのはある。試合後のSOUNDを聞かせるコーナーで、ギブソンが絶叫する実況映像は大笑いか。ラウンドガールの露出は少ないんだが・・・
 そして4R、下馬評と観客の期待通り、サイボーグが得意の打撃で圧倒。最後は8年間無敗、11連勝中だったジュリア・バッドのボディーを打ち抜きTKO勝利でサイボーグが新王者に輝いた。これでサイボーグは4つの団体でベルトを戴冠したことになる。

 また、セミでは堀口恭司にMSG大会でも返り討ちにあい、バンタム級からフェザー級のトーナメントにエントリーしたダリオン・コールドウェルが登場。日本でも覚えられた選手になるが、今回は早々とチョークを決めて一本勝ち、ケージに登っての頂上からのバックフリップも披露して喜んでいた。

 本大会は非営利団体Merging Vets and Players(MVP)という退役軍人組織との提携が全編に渡って強調されており、戦場から離れた人材をサポートしている。そうかランディ・クゥートアも軍経験者だったのかとか、忘れていたことも思い出させてくれる。本篇の最初に出てきた女子選手がボクシングのコーチをするなど、ベラトールとの連携をすすめており、解説席にも代表がチェール・ソネンの毒舌分析を受けていた。義足のクリスティ・エニスもメイン前に紹介されている。

■ Bellator 238: Budd vs. Cyborg
日時:2020年1月25日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド フォーラム

<女子フェザー級王座タイトルマッチ>
○クリス・サイボーグ(ブラジル/挑戦者)
 4R 1分14秒 TKO
●ジュリア”THE JEWEL”バッド(カナダ/王者)

<フェザー級ワールドGP準々決勝>
○ダリオン・コールドウェル(米国)
 1R 2分20秒 リアネイキドチョーク
●アダム・ボリッチ(ハンガリー)

<バンタム級>
○セルジオ・ペティス(米国)
 1R 3分00秒 ギロチンチョーク
●アルフレッド・キャシャーキャン(米国)

<ウェルター級>
○レイモンド・ダニエルズ(米国)
 1R 3分07秒 TKO
●ジェイソン・キング(米国)


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