ルーシュとL.A.パーク最強制御不能軍大暴れ!AAA テレビテーピング大会

(C)AAA

 1月25日(現地時間)にメキシコシティーで『AAA テレビテーピング大会』が開催された。
 この大会のメインはサイコ・クラウン、ペンタゴンJr.、フェニックス対ルーシュ、L.A.パーク、ベスティア・デル・リングとなった。CMLL離脱後、ライバル団体AAAへの侵攻を開始したルーシュは、なんと超大物レジェンドであり、長年に渡って大抗争を繰り広げてきた仇敵でもあるL.A.パークと電撃和解し、手を組んでAAA版ロス・インゴベルナブレスを結成。AAA崩壊に向けて侵略を開始した。超大物L.A.パークが敵に回ったAAA正規軍はエースであるサイコ・クラウンと、人気のルチャ・ブラザーズが合体し、迎え撃つこととなった。セミファイナルの乱闘に乗り込んだサイコ・クラウンを筆頭に次々と選手がなだれ込んできてメインがスタート。ロス軍リーダーのルーシュと、ロス軍以前から制御不能であった元祖インゴベルナブレスのL.A.パークが組んだ為、リング内はAAA版ロス軍が占拠。椅子、テーブル、コードなどあらゆる凶器を利用してテクニコ軍を痛めつけ、更には覆面も破る暴挙で圧倒した。テクニコ軍もなんとか反撃を試みるが、ロス軍の勢いは止まらず三人同時に急所攻撃でテクニコ軍は悶絶。これでフォールしたロス軍だが、反則絡みなので躊躇した為、カウントが遅れてカウントツーでテクニコ軍が返したのだった。これに怒ったロス軍はレフェリーの失態だとレフェリーに暴行。更にテクニコ三人の覆面を剥ぎ取ってしまったのだった。ロス軍寄りだったレフェリーも流石にこれは反則だと、ロス軍の反則負けを宣言。しかし試合後もリングを占拠して暴れまくるロス軍。AAA崩壊へカウントダウンが始まったという感じだ。
 セミファイナルではパガノ、アエロスター、ドラゴとブルー・デーモンJr.、チェスマン、モンスター・クラウンのテクニコ対ルードの全面戦争となった。試合はルード軍が隠し持った凶器を使用して攻撃を繰り返すが、最後、デーモンJr.が凶器を使ってフォールをしたところ、レフェリーにばれてしまい反則負け。しかし、試合後もルード軍は集団で暴行を繰り返す。更に仲間ではあるが、デーモンJr.らのあまりに卑劣なやり方についていけないというモンスター・クラウンにもルード軍は襲いかかる。そこに救出に現れたのはサイコ・クラウンだった。モンスターを救出し、サイコ・サーカス復活をアピールした。

■ AAA テレビテーピング大会
日時:2020年1月25日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ

<6人タッグマッチ>
○サイコ・クラウン、ペンタゴンJr.、フェニックス
 反則
●ルーシュ、L.A.パーク、ベスティア・デル・リング

<6人タッグマッチ>
○パガノ、アエロスター、ドラゴ
 反則
●ブルー・デーモンJr.、チェスマン、モンスター・クラウン

<6人タッグマッチ>
○レイ・エスコルピオン、エル・テハノJr.、タウルス
 ピンフォール
●マーダー・クラウン、イホ・デル・ビキンゴ、プーマ・キング

<6人タッグマッチ>
○モチョ・コタJr.、カルタ・ブラバJr.、ティト・サンタナ
 ピンフォール
●オクタゴンJr.、ミステシスJr.、ドラゴン・ベイン

<6人タッグマッチ>
○タジャ、マスカリータ・ドラダ、ミステル・イグアナ
 ピンフォール
●イエドラ、アビスモ・ネグロJr.、デムス

<AAAミクスド・タッグ王座タイトルマッチ>
○レディ・マラビジャ、ビジャノ3号Jr.(王者)
 ピンフォール
●バニラ、ディナスティア(挑戦者)
ビッグ・マミ、ニーニョ・アンブルゲサ(挑戦者)
ケイラ、アレス(挑戦者)