SmackDown『ロイヤルランブル』ストラップマッチのフィーンドがDブライアン戦に血判承諾

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 ロイヤルランブル前最後のSmackDownになるため、仕込みと予告が続く回なのであるが、日本からの視聴だと前日にNXTを見たあとなので、どうしてもお子様ランチ感が鼻についてしまう。ましてランブルの形式ルール説明が何度も出てきて、くどいというか、やはり初めて地上波FOXで「あれ、プロレス番組やってる」と、チャンネルをフリップしていてやっと気が付いたライト層を対象にしてるんだなぁと納得するしかない。
 ただ、J-sportsさん、チャンネル3と4で頻繁に変えないで欲しいと思うのだが。ハッシュタグ「#土曜の朝はWWE」を浸透させようとしているのは結構なことなんだが、普通に考えて生中継番組を「毎週録画」にセットしているユニバースは、日本語のWWEサイトなんか普段見ているわけがないと思うのだが・・・。そりゃHPとかには「今週はチャンネル3の方」とか告知されてたのかもだが、そんなサイトとか一度も見たこともなければ「聞いてないよ!」と、慌てたユニバースは本誌だけではないのではないかと。


 番組冒頭はウソーズがローマン・レインズと組んでキング・コービン&ドルフ・ジグラー&ロバート・ルード組との6人タッグなんだが、途中でジミー・ウーソがコーナーポストで頭打って途中リタイアとか、お芝居丸出しなんだが、まぁ職人ジグラーもいるからまぁまぁの試合になったかも。ただ、CMで何度もぶった切られるから、余計に長いと感じてしまう。

 その他、レイシー・エバンスをプッシュしたい方針に変更なしの女子戦線、NXTのあとに見るとどうなのか。セザーロ、中邑真輔もさわりだけで、MIZとジョン・モリソンも「ランブル出ます」と。


 番組最後は試合ではなく、ストラップマッチが決定している”フィーンド”ブレイ・ワイアットとダニエル・ブライアンの選手権試合契約書サインなんだが、またあの醜い赤色の画面かいなぁという・・・。本誌だけでなく、現地でもアチコチで不評のようなんだが、ビンス・マクマホンら制作陣はこのままでいくようだ。

 いずれにせよ、フィーンドはペンを握ってサインするかと思いきや左手甲にペンを突き刺して、その血判がサインだとやったのが笑えるというか、FOXは変に放送枠延長とかやらないので許そう。
 ちなみに今回のランブル期間、このSmackDownは新日プロがG1開幕戦をやったダラスの大箱を埋めてはいたんだが、明日のWORLD COLLIDEからヒューストンに移動するものの、ランブルは野球場であり、すべて会場が違う戦略にしている。

■ WWE SmackDown
日時:1月24日
会場:米テキサス州ダラス アメリカン・エアライン・センター

◆中邑、因縁のストローマンにタッグ戦で屈辱の敗戦

 PPV「ロイヤルランブル」を前に中邑真輔と因縁のブラウン・ストローマンがタッグ戦で激突した。中邑とタッグを組んだセザーロ(withサミ・ゼイン)がアッパーカットで攻め込むと、ストローマンのパートナー、アライアスはダブル・ニーやクローズラインで反撃した。さらに場外で中邑がハイキックをアライアスに叩き込めば、すかさずストローマンがショルダータックルで中邑を吹き飛ばして白熱の攻防を展開。続けてストローマンがショルダータックルやボディアタックで中邑にダメージを与えると、中邑&セザーロはストローマンをポストに叩き付け、さらにゼインがレフェリーの注意を引く中でパイプ椅子攻撃を狙ったが、ここでアライアスが捕まえた中邑をポストに強打。中邑が怯んだ隙にストローマンが必殺のランニングパワースラムをセザーロに叩き込むと最後はアライアスがダメ押しのダイビング・エルボーを決めて3カウント。中邑&セザーロは30人ロイヤルランブル戦を控える中、因縁のストローマン&アライアスに敗戦した。

 中邑、ストローマン、アライアスが参戦するPPV「ロイヤルランブル」は日本時間1月27日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。

◆“ザ・フィーンド”ワイアットが調印式で血判サイン

 “ザ・フィーンド”ブレイ・ワイアットがストラップ戦で激突するダニエル・ブライアンを調印式で襲撃、血判でサインした。先にリングに登場したブライアンに対して、会場ビジョンに姿を現した2重人格のワイアットは「彼と手首をつなぐなんて。狂ってるぞ」とストラップ戦に関して言及。するとブライアンが「ここに出てきてサインしろ」と詰め寄ると、さらに「お前は逃げてばかりだ。でもPPVでは“ザ・フィーンド”とストラップで繋ぐからもう逃げられないぞ」と警告。するとワイアットが「俺が試合するわけじゃない。彼がサインをする」と言い放つと突如会場が暗転した。
 “ザ・フィーンド” ワイアットが暗闇から姿を見せると殴りかかるブライアンをマンディブル・クローで捕まえてシスター・アビゲイルでKO。さらに “ザ・フィーンド” ワイアットは突如自身の手にペンを突き刺すと、テーブル上の契約書に血まみれの手を押し当てて血判でサインした。

 “ザ・フィーンド”ワイアット対ブライアンのユニバーサル王座をかけたストラップ戦がおこなわれるPPV「ロイヤルランブル」は日本時間1月27日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。


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’20年02月06日号ノア身売り拳王潮崎豪 米英対決NXT-Rランブル現地 世界の女ジュリア