ミステル・ニエブラ追悼興行でカベルナリオとフェリーノ抗争勃発!アレナメヒコ金曜定期戦

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 1月24日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
 今大会は2019年にお亡くなりになったミステル・ニエブラ追悼興行と銘打ったもので、メインはディアマンテ・アスール、ウルティモ・ゲレーロ、フェリーノとカリスティコ、バルバロ・カベルナリオ、エル・バリエンテが対戦。テクニコとルードの混合チームとなっているレレボス・インクレイブレスが行われた。今回はすでに覆面を剝されたウルティモ・ゲレーロ(アトランティスに敗れて)とフェリーノ(ラ・ソンブラに敗れて)が覆面をつけて登場。マスカラ戦に敗れて覆面を剝された場合、その後は素顔で戦う事になっているが、今回の様な特別な記念大会などでは、覆面で参戦が認められている。試合はまずはゲレーロがリードして三対一の状況を作って、連携プレイでアスールがカリスティコからフォールを奪い先取。しかし、二本目はジャベの共演でカリスティコ組が取り返した。そして運命の三本目、なんとカベルナリオとフェリーノが激しくやり合い、遂にカベルナリオがフェリーノの覆面を剥ぎ取ってしまったのだった。レフェリーの目の前だったので、即座にカベルナリオの反則負けとなった。しかし、試合後もカベルナリオはフェリーノに襲い掛かる。この二人は同じルードであり、しかも同じユニット、ラ・ペステ・ネグラで組んでいる仲間同士。ちなみにラ・ペステ・ネグラは大物ルードのネグロ・カサス率いるルードユニットで、お亡くなりになったミステル・ニエブラもメンバーだった。本来、追悼の為に手を取り合うべきカベルナリオとフェリーノが揉めた事に対し、ルードの重鎮ゲレーロも仲裁に入るものの、収まる兆しがない。このままカベルナリオはラ・ペステ・ネグラを脱退してしまうのか?フェリーノとの抗争がスタートするのか?今後のCMLLマットから目が離せないだろう。
 またセミファイナルでは抗争が続くミスティコとグラン・ゲレーロのシングルマッチが実現した。試合はカウント2.9の攻防が続き、何をやっても決着がつかないマラソンマッチとなってしまう。遂にはお互いに覆面を破る反則を犯してしまうものの、ミスティコが最後の切り札ラ・ミスティカを仕掛ける。しかし、グラン・ゲレーロがなんとか耐えるが、その直後、なんとグラン・ゲレーロがミスティコの覆面を剥ぎ取ってしまったのだった。これでグラン・ゲレーロの反則負けとなるが、試合後もミスティコに襲い掛かるグラン・ゲレーロ。この抗争もまだまだ続きそうだ。

■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2020年1月24日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○ディアマンテ・アスール、ウルティモ・ゲレーロ、フェリーノ
 2-1
●カリスティコ、バルバロ・カベルナリオ、エル・バリエンテ

<シングルマッチ>
○ミスティコ
 2-0
●グラン・ゲレーロ

<6人タッグマッチ>
○サンソン、クアトレロ、フォラステロ
 2-1
●ニエブラ・ロハ、アンヘル・デ・オロ、ストゥーカJr.

<6人タッグマッチ>
○エル・テリブレ、ショッカー、レイ・ブカネロ
 2-1
●ティタン、ソベラノJr.、スタルJr.