力道山の遺伝子を受け継ぐ百田親子が、新春早々にタッグ!

 日本プロレス界の父・力道山。力道山の次男として長い間、現役レスラーを続けているのが百田光雄だ。
 その百田光雄が今年から、フリーの立場でガンバレ☆プロレス(以下、ガンプロ)に参戦した。そして、かねてからガンプロにフリー参戦している力と、新春早々にタッグを組んだのである。
 力の本名は百田力。百田光雄の息子だ。要するに、力道山の孫である。百田光雄&力の百田親子は、かつて東京インターコンチネンタル・タッグ王者に輝いたこともあるタッグ・チーム。親子だけに意気はピッタリだ。

 1月6日、東京・北沢タウンホール。ガンプロにとって新年最初の興行『勝手にしやがれ2019』で、百田親子を迎え撃つのは『ガンプロ蹴撃軍』の岩崎孝樹&鷲田周平である。


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▼[ファイトクラブ]井上譲二の『週刊ファイト』メモリアル第52回 私は見た!山崎一夫、百田光雄のエグイお仕置きを

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孫世代からの猛攻に、百田光雄は必死に耐える

 試合はいきなり場外乱闘から始まった。しかもガンプロ蹴撃軍は百田光雄を「クソジジイ!」と罵る。
 昔は『6時半の男』と呼ばれ、デビューまもない若手選手にとって高い壁となった百田光雄に対して、孫ほども歳の違う27歳コンビが、こんな暴言を吐くとは……。しかも、相手は力道山ジュニアだぞ!?
 もし力道山が存命ならリングに駆け上がり、ガンプロ蹴撃軍を空手チョップで叩きのめしていただろう。もっとも、百田光雄自身も「言われるお前も悪い!」と力道山からチョップを食らったかも知れないが(笑)。

▼百田光雄が場外で岩崎孝樹の攻撃を受ける

 寄る年波には勝てず(?)、ガンプロ蹴撃軍の攻撃を受け続ける百田光雄。親父を助けようと、力が必殺のセーバーチョップを叩き込もうとするが、これが百田光雄に誤爆。
 百田親子が劣勢のまま試合は進んだ。


▼12・16後楽園ホールで“力道山三世”がいよいよデビュー!今だからこそ息子に伝えたい~百田光雄が父・力道山から伝承した「プロレスの力」

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百田親子が交互チョップ! 最後は力道山三世・力が仕留める

 しかし、なんとか百田光雄とタッチして、力がリング・イン。相手の技を受け続ける力は、逆水平チョップで切り返すという、祖父・力道山のような試合ぶり。……というのは言い過ぎか。

 そして、百田親子が鷲田周平に交互でチョップ。
「力道山怒った! 力道山怒った! 空手チョップの雨あられ」
 という昭和の白黒テレビ実況が聞こえて来そうだ。

 さらに力が鷲田周平にセーバーチョップ! 倒れた鷲田周平に、力が逆エビ固めを決めギブアップを奪い、9分14秒で百田親子の勝利となった。

▼攻撃を加えながら吠える力

 70歳になる父・百田光雄をサポートし、ギブアップ勝ちを奪った力は「鷲田選手はキックが強烈なので凄い選手になるだろう。岩崎選手とは熱い戦いができる」と語った。
 試合中は百田光雄に暴言を吐いたガンプロ蹴撃軍も「逆水平は想像以上のダメージ(鷲田)」「百田親子と闘って、熱く楽しく清々しい気持ち(岩崎)」と、百田親子との再戦を望んでいた。


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テレビ朝日『マツコ&有吉 かりそめ天国』に、教科書の力道山の写真

 百田親子のタッグ・マッチから3日後の1月9日、テレビ朝日の深夜番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』に力道山の写真が登場した(一部地域では放送時間および日時が違う)。

 テーマは『100年後の教科書に載るべき人は誰だ?』というもので、現在の教科書にはどんな人物が載っているのか紹介していたのである。
 その中で、現在の中学校の教科書(社会・歴史)には既に、力道山が写真入りで掲載されていた。その教科書では、力道山のプロレスによって大勢の人々が熱狂した、と説明している。
 筆者が学校に通っていた頃は、プロレスのことやプロレスラーが教科書に載るなど考えられなかった。ハッキリ言うとプロレスとは、教育現場から遠ざけるべきもの、という風潮が強かったように思う。
 時代も変わったものだ。

 ジャイアント馬場が亡くなり、アントニオ猪木も引退して、力道山が興した日本プロレス出身の現役レスラーも少なくなるばかり。百田光雄は、日本プロレスを経験した最後の現役レスラーとなるのだろうか。


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