4・19W-1埼玉・川口産業技術総合センター大会 カズ・ハヤシ 大和ヒロシ NOSAWA論外 児玉裕輔

■ WRESTLE-1 TOUR 2015 Cherry blossom
日時:4月19日 13時30分試合開始 / 13時開場
会場:埼玉・川口産業技術総合センター
※試合開始前に“チーム中玉”中之上靖文選手&児玉裕輔選手との3SHOT撮影会を開催

<メインイベント WRESTLE-1チャンピオンシップ前哨戦 6人タッグマッチ>
浜亮太 中之上靖文 吉岡世起
vs
鈴木秀樹 NOSAWA論外 MAZADA

<第5試合 WRESTLE-1クルーザーディビジョン 初代王者決定トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
カズ・ハヤシ vs. 児玉裕輔

<第4試合 WRESTLE-1クルーザーディビジョン 初代王者決定トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
大和ヒロシ vs. 藤原ライオン

<第3試合 WRESTLE-1 vs DESPERADO 6人タッグマッチ>
KAI 近藤修司 田中稔
vs.
河野真幸 TAJIRI KAZMA SAKAMOTO

<第2試合 WRESTLE-1vs DESPERADO タッグマッチ>
船木誠勝 黒潮”イケメン”二郎
vs
土肥孝司 エル・イホ・デル・パンテーラ

<第1試合 6人タッグマッチ>
AKIRA 征矢学 熊ゴロー
vs
アンディ・ウー 村瀬広樹 芦野祥太郎

カズ・ハヤシが歴史を作る!WRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者は譲らない!
150414W-1KazHayashi
 4.19川口大会でWRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント1回戦を闘うカズ・ハヤシ選手が、GENスポーツアカデミーチーフマネージャー房野哲也氏に指導を仰ぎ、練習を行っているとのことでその模様を取材した。普段とは違った練習に対し苦悶の表情を浮かべるが、同時に非常に充実した様子のカズ選手。どのような意図があってこの練習を行ったのか、またトーナメントについても改めて話を聞いた。

Q.本日、房野氏の下で「ファンクショナルトレーニング」を行っておりましたが、具体的にどんな目的でこのトレーニングに臨まれたのですか?

カズ・ハヤシ選手
「今までにないというか、呼び起こさなきゃいけない自分の感覚。体力とかそういうのではなく、身体の感覚なんですよね。レスラーをやってきた中で、こういう風な動きをやっていたなっていうのがあるんだけど、それがなかなか出てこないというか。しなくなっちゃったりね。その感覚を呼び起こすためには、身体をどうやって使っていくかというトレーニングが必要なんですよね。そのために今回房野さんにお世話になりました」

Q.4.19川口大会では児玉裕輔選手と1回戦で当たります。過去に1度シングルマッチで当たっているとのことですがどんなイメージをお持ちですか?

カズ・ハヤシ選手
「…団体としての重要なポジションを任されていた、メインイベンターとしての修羅場というのをくぐってきた人間。そういった感じがしますね。そうじゃないと感じられないプレッシャーを感じる」

Q.1回戦で闘う上で対策というか、気をつけることはありますか?

カズ・ハヤシ選手
「まぁ既に児玉対策はバッチリできているので。皆様のご想像通り僕が勝ちます」

Q.田中稔選手と決勝を戦うとおっしゃられていましたが、田中稔選手は1回戦を勝ち上がってきました。そこについて意識することはありますか?

カズ・ハヤシ選手
「稔選手が最後まで残ってきてくれることを願い、自分が稔選手を下して初代チャンピオンになる。初代王者だからね、WRESTLE-1クルーザーディビジョンメイクヒストリーですよ。その始まりを僕が作ります」

房野哲也氏
「日常、プロレスも格闘技もどんなスポーツにおいてもただ真っ直ぐな動きというものはありません。最初のダイアナゴルスクワットはプレートを斜めに振りながらスクワットを行い、体幹を鍛えます。二つ目はアッパーカット、名前の通りアッパーカットの動きです。ただ、普通に立った状態でパンチを打つことは無いので、動きの中で前に踏み込みながら足の裏で床を蹴り股関節、お尻の筋肉“臀筋”を連動させて体重をパンチに乗せる。これも全部体幹なんです。三つ目はアイススケーター。これは直接臀筋に効くハードな練習なんですけど、アッパーカットが縦の動きに対して横の動きだと考えて頂ければいいかと思います。カズ選手とは初めて今日このトレーニングを一緒にやったのですが、昔から怪我の少ない選手だとは知っていましたし、やはり体の使い方は非常にうまいんだな、と思いました。このトレーニングをさらに続けていけばかなり変わっていくと思います。また一味違ったカズ・ハヤシ選手を見ることが出来ると思いますよ」

初代王者になる事はもうあたりまえ、それから先の“歴史を作る”という部分を頭の中に描き、日々トレーニングに打ち込んでいるカズ・ハヤシ選手。新たなトレーニングも取り入れ、その向上心はどんなにキャリアを積んでも衰えるどころか強くなる一方。このトーナメント、カズ・ハヤシが“当然”のように制することになるのかもしれない。

川口大会直前NOSAWA論外インタビュー!経験値がはじき出す結論「鈴木秀樹の秒殺勝ちじゃないですか?」
150416W-1NOSAWA
4.19川口大会でWRESTLE-1チャンピオンシップ前哨戦を戦う鈴木秀樹選手とタッグを組む“東京愚連隊”NOSAWA論外選手にそのタイトルマッチについて話を聞いた。

Q.4.19川口大会で鈴木秀樹選手のパートナーとして出場されますが、鈴木秀樹選手対浜亮太選手のタイトルマッチについて、NOSAWA選手の観点からどうなると予想しますか?

NOSAWA論外選手
「秒殺じゃないですか?(笑)鈴木秀樹の秒殺勝ち。タイトルマッチに関しては。たぶん鈴木秀樹もあんまり性格良い人間じゃないから。我が強いと思うんですよ。たぶんWRESTLE-1にとっては…ぶっちゃけ言うと、呼ばない方がよかったんじゃないの?って気はしますけどね。僕とかMAZADAは立場的にどっちつかずってのもありますけど。逆にもしかしたら、鈴木秀樹がベルト持っていたらWRESTLE-1の業績上がるんじゃないですか?(笑)」

Q.4.19の川口大会で鈴木秀樹選手とタッグを組む上で心配なことや、やりにくいだろうな、など思う事はありますか?

NOSAWA論外選手
「僕らは違和感も何もないですよ。誰と組んでも誰とやっても。経験値が違うんですよ。ドラクエでいうところの99レベルを超えていますからね。だから不安は全く無いですね。逆に言うと、僕らがどう鈴木秀樹を使って彼のプロレスラーとしての幅を広げてやろうかっていうのはありますよね。組んでみて合わないっていうのもあるかもしれないから面白そうだなって。だから楽しみだなっていうのが本音なんで」

Q.過去にタッグを組んだことはあるんでしょうか?

NOSAWA論外選手
「初めてですね。闘った事もないですし。WRESTLE-1の今チャンピオンじゃないですか。それと僕らが組んだ時、こういう時に僕らNOSAWA、MAZADAの力っていうのがWRESTLE-1のリングで発揮されるのかもしれないですね。コントロールしたいなってのはあるんですけど、絶対言う事聞かないと思うので逆にそこで何が生まれるかっていうのがね。正直言うと、浜との前哨戦ってうたわれていますけど、鈴木秀樹本人は前哨戦だとは思っていないんじゃないですかね。もしかしたら浜とやるより俺たちと組む方が、どうなんだろうって思っているかも。浜に関して言えば、今までやってきたものは彼も自信を持っているかもしれないけど、それだけだと鈴木秀樹には勝てないですよね。何か違った自分を見せないと。鈴木秀樹が言っていた、前座の選手が自分の友達が負けたから俺が行くって言って急に強くなれんの?っていうのが俺も正論だと思う」

タイトルマッチは鈴木秀樹の秒殺。川口大会での前哨戦は、鈴木秀樹選手本人は実は前哨戦とは思っていないのでは?との見解を語るNOSAWA選手。もしかしたら東京愚連隊とのタッグに困惑しているのではないかと話すその表情は非常にこの試合を楽しみにしていることが感じられた。前哨戦の意味合いが強く感じられる中だからこそ、東京愚連隊の“経験値”はより輝きを増すのかもしれない。

大本命を倒してこそ面白い!児玉裕輔の静かな闘志は燃えたぎっている!
150416W-1Kodama
4.19川口大会でWRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント1回戦を闘う児玉裕輔選手の練習を取材した。1回戦は児玉選手の口からも“大本命”と言わせるカズ・ハヤシ選手が対戦相手。リング上で練習する姿はいつもの児玉選手らしさは感じられず、その表情はまさに真剣そのもの。はたして今現在何を思いこの練習を行っているのか取材した。

Q.いよいよ4.19川口大会の1回戦が近づいてきました。その試合に向け今日はリング上でロープを使った練習などを行っていましたが、どのような意図があったのでしょうか?

児玉裕輔選手
「クルーザーディビジョンというクルーザーの選手が集まるトーナメントという事で、自分の動きというものをもう一度しっかり見つめなおす。結構動き回るタイプなのでそういった動きを一から確認することによって、初戦のカズ選手を突破する糸口が見えるのではないかと思って今日はこういった練習を行いました」

Q.1回戦で当たるカズ・ハヤシ選手にはどんなイメージをお持ちですか?

児玉裕輔選手
「たぶん、田中稔選手と並んでWRESTLE-1のクルーザーの象徴である選手、ですかね」

Q.カズ・ハヤシ選手に対する対策などは考えていますか?

児玉裕輔選手
「自分結構、対策とか練ってもうまくできるタイプじゃないので。ただ19日の川口大会に向けて戦いはずっとイメージしていています。いつもはちょっとおちゃらけたりしてるんですけど、このクルーザーディビジョンは絶対優勝したいので。実は今内なる闘志がメラメラと燃えたぎっているような感じで。いいコンディションなので。それを19日にうまく爆発させれば自分が勝つと思います」

Q.過去に1度シングルマッチで闘った事があるとのことですが、その時とは気の持ちようが違うと思いますが、如何でしょうか?

児玉裕輔選手
「その時は団体もまだ違った時に一度闘わせてもらって。さっきも言いましたけど、本当にこの階級の象徴的な選手なので。前回よりも必ず勝ってやるという気持ちは強いです。大本命じゃないですか。そこを勝ち破って進んでいかないと面白くないし、クルーザーディビジョンのトーナメントに出場する意味もないので。今は勝ちに向かって燃えたぎっています」

自分から普段はおちゃらけていると話す児玉選手。確かにひょうひょうとしたイメージはあるが、その実力はWRESTLE-1内でも認められているところ。児玉選手が“大本命”カズ・ハヤシ選手から勝利を奪うことは、特別なことではないのかもしれない。

白い弾丸はクルーザーの頂点を打ち抜く!?大和ヒロシの“本気”を探る!
150415W-1Yamato
今回、大和ヒロシ選手の練習風景を取材させて頂くため取材を申し込んだところ、都内某所のカラオケボックスに連れて行かれた。プロレスの練習の公開はしないが、今回クルーザーの戦いには出していない自身の歌の練習を公開するという。果たしてどんな意図があるのだろうか。

Q.今回大和選手の練習風景の取材を申し込んだところ、歌の練習をしているところを公開して頂きましたが、どのような意図があったのでしょうか?

大和ヒロシ選手
「今回、クルーザーの戦いに臨むにあたり最初にも言いましたけど、僕は今回のクルーザーで何としても結果を出さないといけないと思っています。その結果を出すためにも最善を尽くしてクルーザーの戦いに向けて一直線に進んでいる訳です。ですがその一直線に進んでいる姿を見せるわけにはいかない。公開してほしいのもわかりますが、色々とこちらの戦略的な部分も含まれていますので。今見せていいものといえば、入場で歌わなくなった歌の練習だけですので。こちらは今回クルーザーの戦いの中で出すつもりはないので。ですから存分に歌の練習をしている姿を観て頂こうと思い、“白い弾丸クルーザー”(歌:水木一郎・コロムビアゆりかご会)を歌わせて頂きました」

Q.では4.19の川口大会で1回戦を戦う藤原ライオン選手についてはどんなイメージをお持ちですか?

大和ヒロシ選手
「彼は初めの記者会見で、僕のキツイ練習について言っているんでレベルが上がっているだとかそんなこと言っていましたけど、僕にとって準備運動ですからね。あれがキツイなら僕とやるのはキツイんじゃないかなって思います。ですから彼に対しての対策は特に考えてないです。そこから先ですよね。誰が上がってきてもいいようには準備してはいます。常に先をみて日々過ごしています」

Q.1回戦は勝つのは当然であるとお考えですか?

大和ヒロシ選手
「ただ前ばかり見ていても、彼に失礼になってしますが足元の石につまづいたりすることもあるのでそう言ったことが無いようにしっかり細心の注意を払って前に進もうと思います。練習を公開しないという事もその一つですね」

Q.最後にこのトーナメントに向けての意気込みをお願いいたします。

大和ヒロシ選手
「とにかく結果を出すという事が全てですよね。その結果というのは頂点であるという事はわかると思いますが、結果というものはこうやって公開練習で何をしたとかクルーザーが決まったから何をしたとかそんなことで出るものじゃなくて、本当に今までの積み重ねだと思うんですよね。コツコツやってきたものが形になってそれが結果として出せると思うので。それだけの事をやってきた自負はありますし、今現在もやっているので。4月19日も5月5日も、その結果をお見せするだけです」

今回のクルーザーの戦いには敢えて入場曲を歌わない事を選んだが、今もその歌について日々の鍛練は欠かさない。もちろん肉体の鍛錬も欠かしていないことはその身体をみれば明らか。結果にこだわり愚直に努力し、信じた道を進むその真摯な姿こそ大和ヒロシの本当の姿。「努力に勝る力なし!」大和ヒロシはその言葉を体現する!

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