[週刊ファイト8月21日期間 [ファイトクラブ]公開中
▼全日本プロレス斉藤ジュン、松本で三冠防衛&王道へ宣戦布告
(C)全日本プロレス公式 編集部編
・全日本プロレス松本大会!激闘の記録
・青柳優馬、地元松本で悲願叶わず!斉藤ジュンが防衛と感謝の言葉
・青柳亮生が地元松本で吉岡世起に劇勝
・綾部蓮タロース組が本田関本組撃破で快進撃開始
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全日本プロレス松本大会!激闘の記録

■ 熱闘!サマーアクションウォーズ2025
日時:2025年8月10日(日)12:50FC先行入場/13:00開場/14:00開始
会場:長野・エア・ウォーターアリーナ松本(松本市総合体育館)メインアリーナ
<第7試合 メインイベント 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[第75代王者]○斉藤ジュン
21分57秒 Days Gone⇒片エビ固め
[挑戦者]●青柳優馬
※第75代王者・斉藤ジュンが7度目の防衛に成功
<第6試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[第71代王者]●吉岡世起
20分54秒 ファイアーバードスプラッシュ⇒片エビ固め
[挑戦者]○青柳亮生
※青柳亮生が第72代王者となる
<第5試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負>
○綾部蓮 タロース
15分14秒 デスルーレット⇒片エビ固め
●本田竜輝 関本大介
<第4試合 ゼンニチ本隊 vs HAVOC 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
宮原健斗 デイビーボーイ・スミスJr. ●MUSASHI
11分05秒 ダイビングヘッドバット⇒片エビ固め
芦野祥太郎 ○ザイオン オデッセイ
<第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
○ライジングHAYATO 田村男児
8分29秒 高角度後方回転エビ固め
“ミスター斉藤”土井成樹 ●セニョール斉藤
<第2試合 全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
[第11代王者組]大森北斗 羆嵐 ○他花師
10分39秒 パイナップルボンバー⇒片エビ固め
[挑戦者組]越中詩郎 ●黒潮TOKYOジャパン 立花誠吾
※第11代王者組が3度目の防衛に成功
<第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負>
○鈴木秀樹
4分55秒 ギブアップ(※スリーパーホールド)
●井上凌
青柳優馬、地元松本で悲願叶わず!斉藤ジュンが防衛と感謝の言葉

2025年8月10日、長野県松本市のエア・ウォーターアリーナ松本で開催された「熱闘!サマーアクションウォーズ2025」において、全日本プロレスの至宝である三冠ヘビー級選手権試合がメインイベントとして行われ、挑戦者・青柳優馬が王者・斉藤ジュンに挑戦した。会場には1,596人の観衆が詰めかけ、地元・松本市出身の青柳に大きな声援が送られたこの試合は、単なるタイトルマッチにとどまらない、感情と敬意が交錯する重厚なドラマが展開された。
この日の大会は青柳兄弟にとって記念すべき舞台となった。セミファイナルでは弟・青柳亮生が世界ジュニアヘビー級王座を奪取し、その興奮冷めやらぬ中で兄・優馬がメインで三冠王座獲得を狙う。故郷での戴冠という大きな目標を掲げた青柳は、序盤から王者ジュンに対し一歩も引かぬ攻勢を仕掛け、場外戦に持ち込むなど気迫のこもったファイトを見せた。
試合中盤には、巨体を誇る斉藤ジュンをパワーボムで持ち上げて叩きつけるなど、青柳の実力と闘志は確かに王者を追い詰めていた。さらにスピンキック、ロックスターバスター、そして必殺技「THE FOOL」と続けざまに畳み掛けるも、王者ジュンは驚異的なタフネスでそれを耐え抜いた。そして試合終盤、王者は一瞬の隙を逃さずカウンターの張り手を叩き込み、ローリングラリアート、ジャックハマー、そしてフィニッシュの「Days Gone」で青柳を沈めた。試合時間は21分57秒。斉藤ジュンが7度目の王座防衛に成功した。
敗れた青柳は試合後、マイクを握り「やっちまった…地元で取りたかった」と悔しさを噛みしめながらも、「松本にお越しの皆さん、松本の皆さん今日は応援ありがとうございました。次があるかまだわかりませんが、次ある時は必ず皆さんの応援にお応えするように努力します」と、力強く前を向いた。
だが、この試合のクライマックスは、試合結果だけにとどまらなかった。王者ジュンは試合後、マイクを手に取ると「オレはこの全日本プロレスに、プロレスの右も左も分からずに入ってきた。そんな時、イチからオレに基本を教えたのは青柳優馬、アンタだった」と明かし、リング上で挑戦者に最大限の感謝と敬意を表した。これはタイトルを賭けた戦いでありながら、兄貴分と弟分としての信頼が溢れる、非常に胸を打つシーンとなった。
