今や全日本プロレスの顔といっても過言ではない宮原健斗のトークショーが、京都はイオンモールKYOTO Sakura館1階センターコートにて4月29日（土）に開催された。全日本プロレスにおいては歴代最年少の三冠ヘビー級王者でもあり、世界タッグ王座、アジアタッグ王座、2019年チャンピオン・カーニバル優勝、世界最強タッグ戦もパートーナーを変え3度の優勝など数々の実績を備え、そして現在の全日本プロレスを引っ張ってゆく宣伝塔でもある宮原選手のトークーショーということで、若い女性をはじめプロレスに精通したファン達で会場は満員となる。ショッピングの足を止めて2階、3階からも階下を見下ろすお客様も多数みかけられた。
Break Heartの入場テーマと共に2階からエスカレーターに乗り下りてくる入場シーンには、多くの外人観光客もその派手なパフォーマンスに驚かれた様子で足を止める。プロレス会場の乗りでの長い入場パフォーマンスに観客も大いに沸いた。司会の良元カルビ（松竹芸能所属）との掛け合いに、会場は笑いの渦に巻き込まれてゆく。
プロレス関連の内容としては、現在行われているチャンピオン・カーニバルが開催されているが、是非ここで（5月7日東京・大田区体育館）で優勝して永田裕志の三冠ヘビー級王座（第69代）に挑戦したい意気込みを語った。また現状ではまだ6月9日のオール・スター戦（ALL TOGETHER AGAIN 東京・両国国技館）のカードは未定の事ながら、逆に観客に見たいカードなどを問いかける。特に質問コーナでは結構興味深い内容となる。
① デビュー戦の思い出：
デビューした時は80kgほどしかなく、デビュー戦（2008年2月11日）ではショートパンツだったが、健介オフィスの北斗晶の助言“足が長いのだからロングタイツの方が見栄えがする”によりロングタイツに変え現在に至るとのこと。
② 若手の台頭と期待
全日本プロレスにおいて、安齊勇馬選手が半年前のデビューにもかかわらずその成長が凄い。これまで見たことも無い素質と絶賛。通常、会社のプッシュ感が出るのが普通であるが、彼は自分の実力で成長しのし上がってきている。ただ俺にかかわり俺にはまると商品価値がなくなるので、今のまま、すくすくと成長して欲しいものだ、とのこと。あと斎藤兄弟（ジュン＆レイ）は体もマスクも良く、日本人離れした華やかさがあり魅力的だと後輩へのエールを忘れない。
③ これまでのチョップの痛みで忘れられない選手
やはり師匠である佐々木健介のチョップは別の意味で痛かった（笑）。現在はT-Hawk(GLEAT選手の所属)の逆水平チョップが並ではない痛さを感じる。
プロレスに関係ない質問としては
④ 野球に関して
先般、阪神甲子園球場にて広島対阪神戦（4月18日）を観戦、途中雨も降ったこともあるが、早々試合観戦に飽きてしまったが、その後逆転勝利した場面だけは見ていた。当日、あのWBC優勝トロフィーが甲子園記念館に飾られていた事も知らなかったとのこと。中学時代は野球部にも入っていたが、今はあまり興味が無いそうだ。できれば甲子園で全日本プロレスの名を広める為にも始球式でもして欲しいものである。
➄ 開催地の京都について
今のとこ全然思い出が無い。小学校の頃福岡から修学旅行で来たことがあったが記憶も無い。今日が最高の思い出でもあり、これからどんどん京都の地で思い出を作ってゆきたいとのこと。
約40分程のトークショーであったが京都の地に確実に足跡を残され、今後の全日本プロレスの観客動員に寄与する貴重なトークショーとなった。
■ 全日本プロレス チャンピオン・カーニバル
日時：4月30日
会場：エディオン・アリーナ大阪第2競技場 観衆814人（主催者発表）
＜第8試合 メインイベント #ajpwチャンピオンカーニバル2023 Bブロック公式戦 30分1本勝負＞
●石川修司[4勝3敗=8点]
15分01秒 アンクルロック
○芦野祥太郎[5勝2敗=10点]
#ajpwチャンピオンカーニバル2023 Bブロック 優勝決定戦進出者は芦野祥太郎！
＜第7試合 #ajpwチャンピオンカーニバル2023 Bブロック公式戦 30分1本勝負＞
▲諏訪魔[4勝2敗1無=8点]
10分20秒 両者リングアウト
▲斉藤レイ[4勝2敗1無=8点]
＜第6試合 #ajpwチャンピオンカーニバル2023 Bブロック公式戦 30分1本勝負＞
○大森北斗[3勝4敗=6点]
9分04秒 無想一閃 ⇒ 片エビ固め
●安齊勇馬[3勝4敗=6点]
＜第5試合 #ajpwチャンピオンカーニバル2023 Bブロック公式戦 30分1本勝負＞
●大森隆男[7敗=0点]
9分02秒 弾道 ⇒ エビ固め
○征矢学
＜第4試合 Jr.TAG BATTLE OF GLORY2023 公式戦 15分1本勝負＞
青柳亮生 △ライジングHAYATO[2勝1敗1分=5点]
15分00秒 時間切れ引き分け
石田凱士 △鈴木鼓太郎[2勝1敗1分=5点]
＜第3試合 Jr.TAG BATTLE OF GLORY2023 公式戦 15分1本勝負＞
○土井成樹 谷嵜なおき[2勝2敗=4点]
8分38秒 V9クラッチ
佐藤光留 ●田村男児[2勝2敗=4点]
＜第2試合 タッグマッチ 10分1本勝負＞
●井上凌 椎葉おうじ
7分53秒 キャメルクラッチ
ブラックめんそーれ ○ボディガー
＜第1試合 #ajpwチャンピオンカーニバル2023 Aブロック スペシャル8人タッグマッチ 20分1本勝負＞
宮原健斗 小島聡 ○青柳優馬 本田竜輝
8分20秒 首固め
ヨシタツ ●斉藤ジュン T-Hawk サイラス
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