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女人禁制だったサウジアラビア『グレイテスト・ロイヤルランブル』から、フランス語圏のカナダ・ケベック州モントリオールで女子選手&女子クルーと合流したWWEの遠征組が現地時間4月30日RAWを開催。次回PPV大会『バックラッシュ』の仕込みが開始された。
■ WWE RAW
日時:現地時間4月30日
会場:カナダ・ケベック州モントリオール ベルセンター
◆ストローマンがオーエンズをランニングパワースラム葬
6人タッグマッチとして、ローマン・レインズ&ブラウン・ストローマン&ボビー・ラシュリー対ケビン・オーエンズ&サミ・ゼイン&ジンダー・マハルの試合が行われた。レインズはオーエンズ&ゼインの巧みな連携攻撃に捕まり苦戦を強いられるも、オーエンズにスーパーマンパンチ、さらにマハルにサモアン・ドロップを決めてストローマンに交代すると形勢逆転。ストローマンはマハルにクローズラインで先制すると、場外でオーエンズ、ゼインにタックルを決めて吹き飛ばした。一時はストローマンがコーナーポストに自爆、さらにオーエンズのスーパーキックを食らってピンチに陥るも、辛うじて起き上がったストローマンはキャノンボールを狙うオーエンズをチョークスラムで捕まえると、そのままランニングパワースラムを決めて試合を終わらせた。PPV「バックラッシュ」ではこのストローマンとラシュリーがタッグを組んで、オーエンズ&ゼイン組と対戦することが決定。PPV「バックラッシュ」は日本時間5月7日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
◆ロンダに睨まれて、アレクサ逃亡
因縁のナタリア対ミッキー・ジェームスのシングル戦はセコンドにロンダ・ラウジー、アレクサ・ブリスが付いて行われた。ナタリアが腕を絞り上げて先制攻撃、さらに早い段階でミッキーにシャープシューターを狙うと、セコンドのアレクサがエプロンに上がってナタリアを挑発。この行為にロンダが顔つきを変えると、場外で接近してくるロンダにアレクサは逃亡。そして、その間にナタリアがミッキーを丸め込んで勝利すると、今度はステージからPPV「バックラッシュ」のアレクサの対戦相手ナイア・ジャックスも現れ、四面楚歌のアレクサはミッキーを置いてバックステージへ完全逃亡。ナイアはリングに上がると勝利したナタリア、ロンダの腕を上げて勝利を称えた。王者ナイアとアレクサ・ブリスのロウ女子王座戦が行われるPPV「バックラッシュ」は日本時間5月7日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
◆ロリンズがベイラーを制してIC王座防衛
番組トリのカードではIC王座を賭けて王者セス・ロリンズとフィン・ベイラーが対戦した。試合はお互いが技を読み合い、ロリンズがトペ・スイシーダ2連発を狙うと1発目は命中。2発目は逆にベイラーが攻撃を読んでカウンターキックで迎撃。さらにコーナーセカンドロープからロリンズが雪崩式ブレーンバスターを決めるも、ベイラーが続けてファルコンアローで決め返すハイレベルな攻防を展開。
試合終盤ではお互いの決め技、ベイラーのクー・デ・グラ、ロリンズのカーブ・ストンプ2発が読まれて接戦となるも、最後はロリンズがカウンターのスーパーキックを決めると、カーブ・ストンプを叩き込んで王座防衛を果たした。王者ロリンズ対ザ・ミズのIC王座戦が決定しているPPV「バックラッシュ」は日本時間5月7日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
◆『グレイテスト・ロイヤルランブル』で入場の際に躓いてリング下に突っ込んだタイタス・オニール
Tomorrow morning you can all #WORLDSLIDE over to @WWEShop and pickup a sweet #TitusWorldWide TShirt to Rock with @WWE #WWEGRR History 😎Rumble,Stumble or Slide…Do it #WORLDWIDE pic.twitter.com/eKqlyeSGtd
— Titus O'Neil (@TitusONeilWWE) 2018年4月30日
大谷晋二郎路線へ!
OOPS, HE DID IT AGAIN!#RAW @TitusONeilWWE pic.twitter.com/44AceU5McQ
— WWE (@WWE) 2018年5月1日
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【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/
WWEネットワーク: http://network.wwe.com
※生放送終了後、ビデオオンデマンド方式で視聴可能。
※WWEネットワークは英語でのサービスで日本語字幕はなし。
※1カ月無料トライアル実施中
DAZNオフィシャルサイト: http://www.dazn.com/
※1カ月無料体験
J SPORTSオフィシャルサイト: http://www.jsports.co.jp/
GYAO!:https://gyao.yahoo.co.jp/sports/
※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼実録アンドレ・ザ・ジャイアント~追悼・人間発電所~頑固Bバックランンド
▼追悼・ブルーノ・サンマルチノ ロールスロイスを乗り換え続けたプロレス貴族
▼ブルーノ・サンマルチノ 格下の対戦相手に「ありがとう」と言える人格者だった
※490円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’18年04月26日号人間発電所 大巨人 NY帝王 新日武道館 森井洋介 江幡塁 中島安里紗
’18年05月03日号馬場元子 ブルーノ バックランド藤波 TeamDATE 新日どんたく 全日
[週刊ファイト5月8日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼4・27サウジアラビア『グレイテスト・ロイヤルランブル』舞台裏徹底解析
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・長い一日:南北首脳会談~WWEネットワーク早朝6時過ぎ~35年ぶりABBA再結成
・2年前女性の自動車運転が解禁された中東国の巨大なプロパガンダ
・1時間17分20秒50名ロイヤルランブル:ストローマン次期王者確認
・入場の際に躓いてリング下に突っ込んだタイタス・オニール名場面
・フィニッシュ失敗Bレスナー王座防衛!どうなるローマン・レインズ今後
・これぞルセフ・デイ!10分もアンダーテイカーをキャリー⇒棺桶に入る
・王座交代は『バックラッシュ』なのか?数え唄中AJスタイルズ中邑真輔
・IC王座戦ラダーマッチのタイミング失敗!SmackDown王座は防衛に
・Jハーディ防衛!唯一の新王者RAWタッグ:Bワイアット&Mハーディ
・セドリック・アレクサンダー防衛!ジョン・シナ-トリプルH緩くてイマイチ
長い一日:南北首脳会談~WWEネットワーク早朝6時過ぎ~35年ぶりABBA再結成
日本時間の金曜4月27日は、いろんな意味で長い一日だった。本誌にとっては発売日であり、てんやわんやの大騒ぎになる一日である。ましてテレビをつけたら、ロケットマン=金正恩(キムジョンウン)と文在寅(ムンジェイン)の南北首脳会談があり、「政治プロパガンダとは何か?」とか、見出しを変えてなにか加えようかと思案したが、便乗批判を受けかねないので止めていた。
♪Wish You were here
“They were happy… it was actually quite moving… and I wasn't the only one with tears in my eyes.” #ABBA manager Görel Hanser tells @bbcpaddy about being in the studio whilst the group recorded their first new music for 35 yrs. #bbcpm pic.twitter.com/Ds1QaW3p6O
— BBCPM (@BBCPM) 2018年4月27日
そして正確には日本時間28日に日付を超えた頃からのkick offショーだったが、サウジアラビアでの『グレイテスト。ロイヤルランブル』が始まる。日本のアメプロ・フォロワーは深夜どころか早朝、トリの50名参加による「バトルロイヤル」時点では、もう外はとっくに明るくなっている時間帯での開催である。終わったのは早朝の6時を過ぎていた。しかし、欧米の大衆紙や一般ニュースの大見出しは、「ABBA、1982年以来となる新曲の制作を発表」と南北会談がダブルだったというオチである。