さる4月6日(金)、大阪此花区のプロレス観光居酒屋『リングサイド』にて日本のプロレスの父的存在、さらに戦後間もない時代の国民的スーパースターといえる力道山夫人・田中敬子さんを招いてのトークイベントが催された。
まずお礼のご挨拶から始まり引き続き映像を流してエピソードが語られた。
映像終了後より、力道山と出会うことになった経緯から、力道山との婚約、結婚に至るエピソードが語られ国民の誰もが知る力道山ではなく一人の生身の人間・力道山のほほえましく時には愉快でさらに感動的なエピソードが語られ大いに来場者は堪能したであろう。ちなみに詳しくは著作『夫・力道山の慟哭(どうこく)』(双葉社刊)、後に再販『戦え、生きろ、老いるな!夫・力道山』(大河出版)にも綴られている。
力道山という存在が事実上の出発点として存在するタフなジャンル!プロレスをあの熱狂を次世代にも語り継がなければならない。 力道山を風化させてはならないのである。
兵庫県神戸在住の力道山史家、仲兼久忠昭氏もお見えになっていた。
イベント終了後も大いに食事を味わうだけでは終わらない!さらなる仕掛けが待っていた。
なんと、なんと思わぬゲストが来場した。
あの女子プロレスのブームを巻き起こした先駆者、タレントとしても知られるマッハ文朱が姿を現してますます場を温め盛り上げてくれたのだ。びっくり仰天である。
サービス満点出血赤字?イベントはますますにぎわっていった。
イベント終了後も、話は弾みエルビス・プレスリーの珠玉のバラード「今夜もひとりかい」が好きなのとおっしゃられ、そのさわりの部分をで口ずさんで下さりエルビス・プレスリーファンにとっては特にスペシャルプレゼントとも相成った。
そのエルビスはプロレスファンで地元の英雄的レスラー、ジャッキー・ファーゴを応援していたという。自身もプロレスラー志望であったともいう。若き日のエルビスはリングの女豹、ぺ二ー・バーナーとのロマンスも知る人ぞ知るエピソードだ。
さらに陸軍除隊後は慣らした空手を生かして映画からステージの復帰後は存分にアクションに取り入れられていった。プロレスリングとカラテの思い入れが相当なものであったことはつとに知られている。映画「エルビス・オン・ステージ」などで披露されるポークサラダ・アニー、サスピシャス・マインドでのかっこよすぎるカラテ的ステージアクションは、ぜひ観ていただきたいものだ。
なおオーナーのストロング永田こと永田章一氏はニヶ月に一度はイベントを催したいとのことである。今後も期待されたい。
(ちなみに多忙な氏は熊本県天草市在住で毎日店におられる訳ではないのでご注意、事前のご確認を)
来場者は何気に思ったのではなかろうかストロング永田とはいったい何者…?
日本プロレス激動の時代の真っ只中にいた田中敬子さんの若き日の凛々しい姿、(右)豊登とWWA世界選手権ベルトを持ち記念撮影
昭和39年4月日ザ・デストロイヤー対豊登戦(東京体育館)は視聴率51.2%というザ・デストロイヤー対力道山戦(東京体育館)の64.0%に次ぐ驚異の数字を弾いた。
▼力道山研究の巨匠、入魂執念の作『力道山史 否!』制作秘話、その熱き想いを語る。
※詳細版は週刊ファイト4月19日号に収録されました。
※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼力道山との初対決から54年…祝・デストロイヤーが旭日双光章受賞!“あの試合はシュートだった”という魔王の衝撃発言を探る!!
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▼週刊ファイト元編集長・井上譲二のプロレス秘話~没後55年・・・力道山の“金欠病”を検証
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