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現地時間25日、WWEのRAW班PPV大会『エリミネーション・チェンバー』が開催され、初の女子チェンバーではRAW女子王者ながらアンダードッグだった、アレクサ・ブリスが勝利。王座を防衛するとともに『レッスルマニア』行きを決めた。また、アスカvs.ナイア・ジャックスでは、サモア女の怪力殺法に苦しめられたものの、最後は丸め込んでアスカが勝利。但し、終了後に荒れ狂うナイアがアスカを場外のバリケードに叩きつけ、アスカは負傷というハンディのお膳立てでまとめられている。
お待ちかねロンダ・ラウジーの公式公開契約では、せっかくトリプルHが、「特別待遇でない他のレスラーと一緒の契約でいいんだな」と念を押すも、同じ五輪経験者(レスリング金メダル)のカート・アングルがa has-been(過去の人)とステフが言っていたとか余計なことを言い出して、怒ったロンダはトリプルHをテーブル葬に。しかし、ステファニー・マクマホンもロンダに張手一発という展開で、どうやらレッスルマニアのカードはロンダとカートの五輪組vs.極悪夫妻の方向になりそうだ。
男子チェンバーは計画に変更なしでロマン・レインズが勝利、『レッスルマニア』でブロック・レスナーと対戦することになった。但し、ブラウン・ストローマンのプロテクトは続いており、終わってからも暴れてロマン・レインズがうずくまるところで本篇だけで3時間25分の長い興行が終わっている。
■ WWE エリミネーション・チェンバー
日時:2月25日(現地時間)
会場:ネバダ州ラスベガス Tモバイルアリーナ
<第5試合 男子エリミネーション・チェンバー戦>
○ロマン・レインズ
2度のスピアー⇒ピンフォール
●ブラウン・ストローマン
退場順:ザ・ミズ、アライアス、ジョン・シナ、フィン・ベイラー、セス・ロリンズ
4つの小部屋が付いた金網に囲まれたリングで勝者を競うエリミネーション・チェンバー戦が行われた。フィン・ベイラー、セス・ロリンズ、ザ・ミズの3人で試合が始まると、ジョン・シナ、ロマン・レインズ、ブラウン・ストローマンの順に小部屋が解放。パワーで勝るストローマンはリングで大暴れ。まずミズををランニング・パワースラムで片付けると、続けて解放されたアライアス、さらにシナ、ベイラー、ロリンズと立て続けにランニング・パワースラムで沈めて脱落させた。最後に残ったレインズとストローマンの一騎打ちではレインズがストローマンの突進を回避するとそのまま小部屋に激突。レインズは弱ったストローマンにスーパーマンパンチ3発、スピアー2発を炸裂させて3カウントを奪って勝利した。
エリミネーション・チェンバー戦を制したレインズはPPV「レッスルマニア34」でレスナーのユニバーサル王者に挑戦することが決定した。WWE最大の祭典「レッスルマニア34」は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
ロンダ・ラウジー契約もトリプルHをテーブル葬!カート・アングル組での極悪夫妻カード濃厚に
WWEのCOOトリプルH、RAWコミッショナーステファニー・マクマホン、GMカート・アングルがリングに上がると、「このアスリートがWWEを次のレベルに引き上げる。」とロンダ・ラウジーを紹介。会場からはロンダコールが起こる中、笑顔で登場したロンダは「私がここにいるのは憧れのロディ・パイパーのお蔭。そしてこれからWWEファンの信頼を獲得したい」とコメント。しかし、ロンダの問いかけにカートが答えると会場の空気が一変する。
カートは「レッスルマニア31で君がトリプルHを投げて、ステファニーの腕を折りかけたことを覚えてるだろ。君を落とし入れるために3年間計画していたんだ。」と2人の狙いを暴露。トリプルHに退場させられたカートはさらに「ステファニー、さっきロンダの時代は終わったって言ってたよな。」とダメ押し発言。これに我慢の限界を超えたロンダはステファニーに詰め寄り、止めに入ったトリプルHを睨みつけるとそのままテーブル葬。
この行為に今度はステファニーが激怒。「何様だ。」とロンダに平手打ちをお見舞いするも、ロンダは吹っ切ったように契約書にサインを入れると折れたテーブルに上に倒れたままのトルプルHに叩きつけ、黙ったままリングを後にした。
#KingOfKings, it's time to "reconnect" with the BADDEST WOMAN ON THE PLANET! #WWEChamber #RondaRousey @RondaRousey @TripleH pic.twitter.com/HdYA5VY7jP
— WWE (@WWE) 2018年2月26日
<第4試合 シングルマッチ>
○“ウォークン”マット・ハーディ
ツイスト・オブ・フェイト
●ブレイ・ワイアット
<第3試合 シングルマッチ>
○アスカ
フランケンシュタイナー⇒丸め込み
●ナイア・ジャックス
ナイアがアスカに勝利するとPPV『レッスルマニア34』のRAW女子王座戦がトリプルスレット形式となるこの一戦。アスカは得意のヒップアタック、ニー・バーと得意の攻撃を繰り出すもナイアの圧倒的なパワーで弾き返され、さらにナイアに持ち上げられてジャックハマー、サモアンドロップと次々と大技を食らってしまう。苦戦を強いられるアスカだったが、ナイアがパワーボムを狙うとアスカが巧みに体勢を変えてフランケンシュタイナーで丸め込んで3カウント。アスカが接戦をものにしてナイアから勝利を収めた。
しかし試合後、怒るナイアに場外の防御壁に叩きつけられスタッフに両脇を抱えられながら退場するなど、アスカのダメージがどの程度かも気になるところ。この試合を見ていたRAW女子王座アレクサ・ブリスは「誰もアレクサには敵わない」とアスカのフレーズを引用してコメントした。
この結果によりPPV「レッスルマニア34」でアスカはRAW女子王者アレクサと対戦することになりそうだ。WWE最大の祭典「レッスルマニア34」は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
PURE EMOTION. #WWEChamber @NiaJaxWWE @WWEAsuka pic.twitter.com/8QcBtqGhnb
— WWE (@WWE) 2018年2月26日
<第2試合 RAWタッグ王座戦>
○シェイマス セザーロ
ホワイトノイズ&クローズライン合体技
●タイタス・ワールドワイド(タイタス・オニール&アポロ)
※シェイマス&セザーロがタッグ王座防衛
<第1試合 女子エリミネーション・チェンバーRAW女子王座戦>
○アレクサ・ブリス
雪雪崩式DDT
●サーシャ・バンクス
退場順:ソーニャ・デヴィル、ミッキー・ジェームス、ベイリー
史上初の女子6人によるエリミネーション・チェンバーRAW女子王座戦が行われ、王者アレクサ・ブリスがその下馬評を覆し、実力で王座防衛を果たした。4つの小部屋が付いた金網に囲まれたリングで勝者を競うエリミネーション・チェンバーは王者アレクサとその王座を狙うサーシャ・バンクス、ベイリー、ソーニャ・デヴィル、マンディ・ローズ、ミッキー・ジェームスで競われた。ベイリーとソーニャ・デビルの2人で試合が始まると激しい攻防を展開。次々と小部屋が解放されるも最後はアレクサとサーシャの一騎打ちとなると、サーシャのバンクステートメントをアレクサが辛うじて回避すると最後はトップロープを使ったDDTをサーシャに決めて勝利した。アレクサは「誰も私に勝る奴はいない。WWEで本物の女神は私だけ。」とコメントして自身が王者であることをアピールした。
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【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/
WWEネットワーク: http://network.wwe.com
※生放送終了後、ビデオオンデマンド方式で視聴可能。
※WWEネットワークは英語でのサービスで、日本語字幕はなし。
※1カ月無料トライアル実施中
DAZNオフィシャルサイト: http://www.dazn.com/
※1カ月無料体験
J SPORTSオフィシャルサイト: http://www.jsports.co.jp/
GYAO!:https://gyao.yahoo.co.jp/sports/
※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
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’18年02月15日号全日横浜パンクラス覆面MANIA那須川天心KO新間寿原点回帰髙田延彦