UFCメディア取材日～全5時間サムライ戦士たち決意表明

　17日、都内ヒルトンホテルにてUFCを盛り上げるための囲み取材を中心とした大がかりなマスコミ向けイベントが開催。9・20UFCさいたまスーパーアリーナ大会『UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2014』に向けて、参戦する各選手が様々な質問に答えた。
　それぞれが席を別れて、各媒体が興味のある選手に個別に話を聞くスタイルなので、同じ内容の繰り返しになる場合もあれば、媒体ごとに素材がバラバラだったものも少なくないと思われる。本誌からは2名が別々に取材したので、インタビューは膨大な量に。一部を紹介するが、全容と詳細は大会当日の模様を軸とした別冊ミルホンネットに収録予定だ。
　本日の取材内容エントリーはpart2に続きます

＜ウェルター級　5分3R＞秋山成勲（日本）vs. アミール・サダロー（米国）

＜ライト級　5分3R＞五味隆典（日本）vs.マイルズ・ジュリー（米国）～わざわざ特性パーカー制作

＜ヘビー級　5分5R＞
マーク・ハント（ニュージーランド）vs. ロイ・ネルソン（米国）腹対決だと笑わせたハントだが絞ってきている

囲み会見はこんな感じ。
金原正徳「対戦相手変わって真逆の選手だが、自分は挑戦者というのは変わってない。打撃、寝技、どこでもフィニッシュできる自信あり。人生賭けている。初めてのことだらけで戸惑いはあるが、日本開催は有利。ユライア・フェーバーと練習したことある。外国人に対する怖さもあったが断れる選択はない。皮膚感覚はある。前回UFCの時に練習している。フランク・エドガーの試合とか参考にしている。シカゴに行ってレスリングをみっちりやってきた。カサレスは試合運びが上手い。自分の動きが出来れば・・・」
堀口恭司「毎週釣りに行くのが息抜きになっている。群馬の実家に帰って釣りをする。18歳で新人だった頃は毎日練習だったが、それだとばい菌も入りやすくなる。週5日やって、週末は休むようにした」
佐藤豪則「（戦法は）正面に立たないと。前回はブラジル大会だったのでいろいろ大変だった。今回はさいたまスーパーアリーナで憧れの会場だ。勝利のカギは意地の張り合いだ」

菊野克紀「板橋区で沖縄拳法の練習することが増えた。レスリングの練習はしてない。邪魔な発想はしない、自由にやるということ。あと、自宅の外で型の練習を1時間半やっている。棒術やサイも使う。拳法やるようんあって2年半、武器を練習に取り入れて2年、武道への理解が深まった。相手より打撃も寝技も勝っている。ビビッて差がなないことに気をつける。前回は、パンチが気がついたら喰らっていただけ。打撃で勝とうと思うと固まってしまう。自由な対応を心がけたい。UFC？毎回違うんで慣れてない。こんなメディアデイなんかなかった。さいたまはホームだ。前日計量からホテルに泊まって備える」
ストラッサー起一「緊張はない。相手はCageに押し込んでくるタイプなのでプレッシャーとの勝負。1本で勝つよう集中することが重要。秋山成勲さんにスーツの着こなしがが悪いとダメ出しされたが、これ一応オーダーメイドなんですよ（笑）。まぁ、先輩とはレベルが違いますから。5年前からUFC目指してきたし、（金網の）ヒート王座は返上してきた。大阪にはタクミさんの道場に金網もある。自分は筋肉トレーニングはしない」
徳留一樹「ジョニー・ケースが185センチ、自分は180あるんですが、会ったらデカいなぁと。一週間前から軽めにしてます。必死さが伝わればいいかと。ファイト・オブ・ザ・ナイトの賞金5万ドルは、ドルのまま米国の口座に貯金してます。今回勝ったらアメリカに住んでもイイと思っているので。シーザー・グレイシー道場は柔術ばっかりだったんで、ギルバート・メレンデスのサンフランシスコがいいかなぁ、と。物価高いとこなんですが（笑）」