アンドレイ・アルロフスキー豪快KO勝ち！9・13『UFC Fight Night 51- Bigfoot vs. Arlovski』

　2014年9月13日に、ブラジル・ブラジリアで『UFC Fight Night 51- Bigfoot vs. Arlovski』が開催された。

　UFC初のブラジルの首都ブラジリアでの開催となる、この大会はメインに元UFC世界ヘビー級王者アンドレイ・アルロフスキーとアントニオ・シウバの対戦と、世界的メジャーなトップ選手同士の激突が用意されるが、他のカードは地元ブラジル、南米勢を中心としたカード編成で、いかにも地区予選的UFNシリーズという感じになっている。

　メインイベントのアルロフスキーとシウバの再戦。ストライクフォースでこの両者は対戦しており、シウバが勝利している。今回は地元ブラジルという事もあり、会場はシウバにもの凄い声援だ。しかし、試合は壮絶なアルロフスキーのリベンジ成功となった。手数を出すアルロフスキーに、プレッシャーをかけるシウバというスタンドの展開から、シウバが金網際に追い詰めようと踏み込むと逆にアルロフスキーがラッシュ、右フックがシウバの顎に命中し、シウバがダウン。追撃のパウンドでシウバを仕留めたアルロフスキーがヘビー級らしい迫力満点のKO勝利を見せてくれた。

　セミファイナルでは、UFCのベテランと言ってよいグレイソン・チバウが、ポーランド人ファイター、ピオトル・ホールマンと対戦。試合は互角の展開を見せたものの、テイクダウンの差もあり、僅差でチバウが判定勝ちした。

　また、日本の戦極でも活躍した名門ノヴァ・ウニオンのレオナルド・サントスはTUF8優勝者のエフレイン・エスクデロと対戦。2Rにエスクデロの右フックでダウン、あわやというピンチがあったサントスだが、1Rと3Rは、テイクダウンから得意の寝技で圧倒して判定勝利となった。

■　UFC Fight Night 51- Bigfoot vs. Arlovski
日時：2014年9月13日
場所：ブラジル・ブラジリア

＜ヘビー級＞
○アンドレイ・アルロフスキー
　1R 2分59秒　TKO
●アントニオ・シウバ

＜ライト級＞
○グレイソン・チバウ
　判定　2-1
●ピオトル・ホールマン　

＜ライト級＞
レオナルド・サントス vs. エフレイン・エスクデロ

＜ウェルター級＞
○サンチアゴ・ポンジニビオ
　1R 1分20秒　TKO
●ヴェンデル・オリヴェイラ

＜バンタム級＞
○ユーリ・アリカンタラ
　判定　3-0
●ラッセル・ドーン　

＜女子バンタム級＞
○ジェシカ・アンドラジ
1R 4分33秒ギロチンチョーク
●ラリッサ・パシェコ

プレミアムカード
＜フェザー級＞
○ゴドフレイド・ペペイ
　1R 4分29秒腕十字
●デション・ジョンソン

＜ウェルター級＞
○ジョージ・サリヴァン
　2R 2分31秒 KO
●イゴール・アラウージョ vs. 　

＜ライト級＞
○フランシスコ・トリナルド
　判定　3-0
●レアンドロ・シウバ　

＜ウェルター級＞
○ショーン・スペンサー　
　判定　3-0
●パウロ・チアゴ

＜バンタム級＞
○ハニ・ヤヒーラ
　2R 2分40秒キムラ
●ジョニー・ベッドフォード　

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