(C) Photo Courtesy of UFC
2014年8月23日にマカオで『UFC Fight Night 48』が開催された。
UFNシリーズらしく、メインにナンバーシリーズでもメインを張れるトップ同士のカードを組んで、その他は地区予選的なカード編成となっている。そしてメインにもアジア系という事でカン・リーに、中国とは因縁浅からぬイギリス人ファイターであるマイケル・ビスピンの一騎打ちという考えられたカードで勝負してきた。
試合は、ビスピンが圧倒。ハイキックが冴え、スタンド打撃でビスピンが試合を有利に進め、カン・リーは流血。ドクターのチェックも入る激しい出血で、なんとか試合続行したものの、最後は4R、ビスピンはパンチラッシュ、ハイキック、そして膝蹴りでカン・リーを仕留め、ビスピンが見事にTKO勝利でマカオ大会の最後を飾った。
セミファイナルもタイロン・ウッドリー対キム・ドンヒョンというランキング上位のウッドリーに、地元(アジア)枠のドンヒョンが挑戦するという典型的な地区予選的なカード。もちろん、チャンスは与えても、結局は実力勝負であるUFCらしく、ウッドリーが完勝。バックブローを仕掛けたドンヒョンを右パンチでオクタゴンに沈め、追撃のパウンドでウッドリーがTKO勝ち。圧倒的な強さ、ランキング4位の実力を見せつけた。
また、プレミアムカード(前座)に日本選手2名が参戦。安西信昌はTKO負け、佐々木憂流迦は一本勝ちと明暗を分けたようだ。
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■ UFC Fight Night 48
日時:2014年8月23日
場所:マカオ
<メインイベント ミドル級>
○マイケル・ビスピン
4R TKO
●カン・リー
<セミファイナル ウェルター級>
○タイロン・ウッドリー
1R 1分01秒 TKO
●キム・ドンヒョン
<ライト級>
○ジャン・リーペン
判定 3-0
●ブレンダン・オレイリー
<TUF China フェザー級トーナメント決勝>
○ニン・グァンユー
判定 3-0
●ヤン・ジアンピン
プレミアムカード
<ウェルター級>
○ワン・サイ
判定 3-0
●ダニー・ミッチェル
<ウェルター級>
○アウベルト・ミナ
1R 4分17秒 TKO
●安西 信昌
<バンタム級>
○佐々木 憂流迦
1R 1分06秒 チョークスリーパー
●ローランド・デローム
<ウェルター級>
○コルビー・コヴィントン
1R 4分50秒、TKO
●ワン・アンイン
<バンタム級>
○ロイストン・ウィー
判定 2-1
●ヤオ・ズィクイ
<女子バンタム級>
○ミラナ・ドゥディエヴァ
判定 3-0
●エリザベス・フィリップス
電子書籍版は8月29日発売の『マット界舞台裏』に掲載されます。
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