お騒がせJジョーンズがDコーミエKOで王座返り咲き!サイボーグがKOで女子王者!ウッドリーがウェルター級防衛~UFC214

Photo courtesy of UFC

 現地時間29日、米国カリフォルニア州アナハイムにあるホンダ・センターにて『UFC 214』が開催された。
 今回のイベントではタイトルマッチが3試合行われ、その初陣としてクリスチャン・サイボーグ(ブラジル 16勝1敗)とトーニャ・エヴァンジャー(アメリカ 19勝5敗)が女子フェザー級王座をかけて対戦。序盤こそ互角の打ち合いを披露したものの、徐々にサイボーグのプレッシャーに屈し始め、第3ラウンドにサイボーグが右の拳と蹴りで追い込み、左膝をボディに食らわせると一発のパウンドでエヴァンジャーをノックアウトした。
 念願のUFCチャンピオンベルトを手に入れたサイボーグは「言葉がないわ。試合を見てくれたファンに感謝したい。サイボーグネーションは永遠よ。世界チャンピオンになれて本当にうれしいし、今、キャリアの絶頂にいると思うから、パーフェクトなタイミングね。本当にうれしい。チームの皆、チャンスをくれたデイナ・ホワイト、友達、家族に感謝している」とコメントした。

 続いて行われたセミメインイベントではウェルター級王者タイロン・ウッドリー(アメリカ 16勝3敗1分)に同級ランキング1位のデミアン・マイア(ブラジル 25勝6敗)が挑戦。ブラジリアン柔術黒帯のマイアは一貫してテイクダウンを狙い続けたが、それを予想していたウッドリーは打撃で攻めながらも深追いはせず、戦略的にフルラウンドを戦い、判定の結果、3-0で王座防衛を果たした。
 試合後、ウッドリーは「試合には勝つつもりで臨んでいるし、柔術のマスターが相手だと、フックを食らわせてもパンチを見舞っても足を狙われる。確かに、レスリングで大学ディビジョン1のオールアメリカンに輝いたこともあるけど、自分にとっては2人続けて(柔術の)スペシャリストが相手だったんだ。相手をテイクダウンして関節技をかけようとするなんて愚かだっただろう。俺は試合に臨んでやるべきことをやった。自分にとって興奮したのは相手が7連勝していたこと。すべての対戦相手をテイクダウンしている。対戦相手の90%が背中を取られているんだ。今回は一度もテイクダウンされなかったし、近づくことさえさせなかった。試合の最後は息もろくにできなかったけど、最高の気分だ。自分のパフォーマンスには満足している。皆が皆、理解してくれるとは思っていない。チェスマッチだった試合に勝った」と語った。

 世界中の注目を集めたメインイベントのダニエル・コーミエ(アメリカ 19勝1敗)対ジョン・ジョーンズ(アメリカ 22勝1敗)の一戦は王者として防衛戦に臨んだコーミエがプレッシャーをかけていく展開となるも、第3ラウンドにジョーンズのハイキックをまともに食らったコーミエがふらつきながら後退したところにジョーンズの追撃のパンチが打ち込まれ、ケージ際でダウンを喫すると、パウンドの連打を浴びてしまい、為す術なく試合終了が告げられた。
 KO勝利で王者に返り咲いたジョーンズは「信じられない。皆に感謝する。ありがとう。俺のことを嫌いな人にも否定的な人にも、皆に感謝しているし、皆のことを愛している」と話した後、これまで激しい口論や殴り合いも経験してきたライバルのコーミエについて次のように言葉を残す。
「この場を借りてダニエルに感謝を伝えたい。一番のライバルであり、俺のモチベーションを高めてくれる相手だ。彼は真のチャンピオンだった。チャンピオンのあるべき姿、夫として父親としてあるべき姿を見せてくれている。チームメイトや皆にもたくさんの良い影響を与えてきた人だ。残念なことに、俺たちは敵同士だったけど、彼は彼の人生において一生涯、真のチャンピオンであり続ける」

※UFC 214は8月5日(土)22時から『FOXスポーツ&エンターテイメント』にて録画放送される予定。放送時間および放送内容は事情により変更される場合がございます。予めご了承ください。

 次回のUFCイベントは日本時間8月6日(日)にメキシコで開催されるUFCファイトナイト・メキシコシティだ。メインイベントではフライ級ランキング6位のセルジオ・ペティス(アメリカ 15勝2敗)と同級ランキング7位につけるブランドン・モレノ(メキシコ 14勝3敗)が対戦する予定。

■ UFC 214 
日時:2017年7月29日(土)現地時間
会場:カリフォルニア州アナハイム ホンダ・センター

【メインイベント】
<ライトヘビー級タイトルマッチ 5分5ラウンド>
●ダニエル・コーミエ
 3ラウンド(3分01秒)KO
○ジョン・ジョーンズ


【セミメインイベント】
<ウェルター級タイトルマッチ 5分5ラウンド>
○タイロン・ウッドリー
 判定3-0(49-46、50-45、49-46)
●デミアン・マイア


【メインカード】
<女子フェザー級タイトルマッチ 5分5ラウンド>
○クリスチャン・サイボーグ
 3ラウンド(1分56秒)TKO
●トーニャ・エヴァンジャー

<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○ロビー・ローラー
 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
●ドナルド・セラーニ

<ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
●ジミ・マヌワ
 1ラウンド(0分22秒)KO
○ヴォルカン・オーズデミア

【プレリム】
<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
○リカルド・ラマス
 1ラウンド(4分34秒)TKO
●ジェイソン・ナイト

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○アルジャメイン・スターリング
 判定3-0(29-27、30-26、29-28)
●ヘナン・バラオン

<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
●ヘナート・モイカノ
 3ラウンド(2分59秒)サブミッション(ギロチンチョーク)
○ブライアン・オルテガ

<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
●アンドレ・フィリ
 判定3-0(27-30、27-30、27-30)
○カルヴィン・ケーター

【アーリープレリム】
<女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド>
●ケイリン・カラン
 判定3-0(28-29、28-29、28-29)
○アレクサンドラ・アルブ

<フライ級マッチ 5分3ラウンド>
●エリック・シェルトン
 判定2-1(29-28、28-29、28-29)
○ジャレッド・ブルックス

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
●ジョシュ・バークマン
 1ラウンド(3分04秒)KO
○ドリュー・ドーバー


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