公表は突然だった感もある。6日のスターダム新木場大会の「アーティスト・オブ・スターダム」6人タッグ選手権に挑戦者として出場、紫雷イオらの王者組から王座を奪取、第13代王者になってから、「長い旅に出ます」とマイクで告げた。
本誌スクープ通り、宝城カイリのWWE入りがオモテになったが、さよなら巡業とは呼ばせなかったのは意地か。地元山口県光市に二度目の凱旋興行を無事に終え、カウントダウンには入っていてもタイミングと、シリーズ中、GW期間中のいきなりの終え方は新たなやり方だったかも知れない。
■ スターダム GOLDENWEEK STARS2017
日時：5月6日（土）
会場：新木場1ｓｔＲＩＮＧ （観衆303人=超満員札止め）
＜アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負＞
[挑戦者]宝城カイリ 小波 ○美邑弘海
14分52秒 エンドレスワルツ
[王者]紫雷イオ ＨＺＫ ●ＡＺＭ
※第12代王者の紫雷イオ＆ＨＺＫ＆ＡＺＭ組が初防衛に失敗。宝城カイリ＆小波＆美邑弘海が第13代王者となる
本日、
長い航海に出る…
スターダムから離れる発表をさせていただきました。
この決断に至るまで、約１年間、
日々葛藤し、悩み続けてきました。
スターダムのこと、
自分をここまで育ててくださった恩人の小川社長、風香さんのこと、苦楽を共にしたかけがえのない仲間たちのこと、
大好きな先輩、後輩、同期。お世話になってきた関係者の皆さんのこと、
家族のこと、
友達のこと、
自分の将来のこと、そしてこれまで応援してきてくださった家族のような存在のファンの皆さんのこと…
たくさん考えすぎて眠れない日もありました。
ですが、
ここ最近の後輩たちの目覚ましい成長や活躍を見て
今なら安心してこれからのスターダムを任せられると思ったこと。
そして自分の年齢や残りのキャリアも合わせつつ色々と考慮した結果、
最終的にこの決断に至りました。約５年半のあいだ、私は人生と命を懸けて
スターダムにすべてを注いできました。
スターダムのことを考えなかった日は１日もありませんでした。
そんな自分にとって、間違いなく生活の中心であったスターダムというホームから離れることはとても辛く、不安もあります。
でも、決めたからには前を向いて生きたい。
スターダムの名に恥じないよう、人としてもレスラーとしても成長したい。
たくさんのことを学びたい。そんな思いです。
残されたスターダムでの時間を
宝城カイリらしく
全力で笑って、叫んで、動いて、闘って１日１日を大切に過ごしたいと思っています。
この度は色んな兼ね合いもあり、突然の発表となってしまったことをお詫び申し上げます。
これからもスターダムを、宝城カイリを見守ってくださると嬉しいです。
心から感謝の気持ちを込めて
2017.05.06
スターダム三期生
スターダム選手会長
第8代ワンダー・オブ・スターダムチャンピオン
第13代アーティスト・オブ・スターダムチャンピオン宝城カイリ
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