無差別級：小見川道大が巴投げ魅せた！菊野克紀脛割れて無効試合に！舞浜アンフィシアター巌流島

　6日、千葉・舞浜アンフィシアターで『巌流島　ニッポンの底力！ニッポンの未来！』が開催、無差別級の闘いがテーマとなったのがセミとメインだ。41.7kg差の小見川道大は、ブラジル出身キックボクサー楠ジャイロに公約通り巴投げを極めて魅せたが、トリを務めた56.1kg差の菊野克紀は、自身のローキック蹴った際に脛が割れて骨が見える出血をしてしまい、1R1分過ぎた時点のアクシデントなので無効試合裁定となった。

　谷川貞治プロデューサーは次回大会を9月2日（土）、同じ舞浜アンフィシアターで開催することを発表している。

▼[ファイトクラブ]谷川貞治の『プチ格闘技通信』第81回なぜ無差別級なのか？巌流島史上、最も危険な公開検証に挑む！

[ファイトクラブ]谷川貞治の『プチ格闘技通信』第81回なぜ無差別級なのか？巌流島史上、最も危険な公開検証に挑む！

■　巌流島 WAY OF THE SAMURAI 2017 in MAIHAMA　ニッポンの底力！ニッポンの未来！
日時：5月6日（土）開場・15:30　開始・16:30　終了・20:00（予定）
会場：舞浜アンフィシアター　観衆1864名

＜第7試合　無差別級　3分3R＞
―菊野克紀（フリー／巌流島全アジア武術選手権’16優勝、DEEPライト級王者／沖縄拳法空手　77.3kg）
　1分04秒　1R終わってないため無効試合
―ジミー・アンブリッツ（米国／MMA　133.4kg）

菊野克紀選手試合後コメント
菊野「脛は3針縫っただけなので、すぐに治る」

—次の試合も対ヘビー級がテーマとなるのか？

菊野「対ヘビー級のテーマは今回で終わり。ビビらずに向かって行けたのでもう大丈夫。試合ではこういう事もある。今日は小見川さんの日だった」

＜第6試合　無差別級　3分3R＞
○小見川道大（NEO JUDO ACADEMEY 小見川道場／巌流島全アジア武術選手権’16準優勝／柔道　74.9kg）
　 2R 2分31秒一本巴投げで場外に転落時に腰を負傷し棄権
●楠ジャイロ（ブラジル／ZOOMER／元J-NETWORKヘビー級王者／ボクシング　116.6kg）

＜第5試合無差別級　3分3R＞
○シビサイ頌真（しょうま）（ハニートラップ／倉本流武術・ブラジリアン柔術）
　1R 1分13秒一本転落3回
●ホンシュウ・ビワコ（ナイジェリア／ボビー軍団ダンべ・ボクシング）

＜第4試合　80kg契約　3分3R＞
●鈴木信達（MMA空手道場鷹／元ONEウェルター級王者／実戦空手）
　1R 1分47秒一本右バックスピンキック⇒左ハイキック
○マーカス・ヴィニシウス（ブラジル／カポエイラ）
“闘う行政書士”鈴木信達「今年40歳で3年ぶりに試合に臨んだんですが、自分自身のイメージと現実がどれだけかけ離れているか知りたかった。それによって進退を考えていた。寝技で負けたならともかく、自分の土俵でもある打撃で完膚なきまでに負けたので、引退します」

　結局は使わなかったが、担架まで闘技場に運ばれたエンディング。大の字になった元ONE FC世界ウェルター級王者・鈴木はしばらく立ち上がれないほどのダメージだった。
「結果もダメ、内容もダメ。もう自分はリングに上がれるような実力ではないことが分かったので身を引かせていただきます。こういう結果になって自分のような人間がリングに上がってもしょうがないと吹っ切れました。空手あがりの自分が腹を効かされて負ける、これ以上納得できる理由はないです。気持ちが固まりました。ありがとうございました」

谷川貞治「即刻撤回するように勧めました。ここで辞めたら悔いが残るよと話をしました」

＜第3試合　特別ルール（寝技30秒、寝技での絞め技・関節技あり）　無差別級　3分3R＞
◯関根“シュレック”秀樹（ブルテリアボンサイ／ブラジリアン柔術）
　1R 2分51秒一本グラウンドパンチ⇒レフェリーストップ
●バル・ハーン（モンゴル／モンゴル相撲）

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