[ファイトクラブ]谷川貞治の『プチ格闘技通信』第81回 なぜ無差別級なのか? 巌流島史上、最も危険な公開検証に挑む!

[週刊ファイト3月27日号]収録 [ファイトクラブ]公開中


■ 巌流島 WAY OF THE SAMURAI 2017 in MAIHAMA ニッポンの底力!ニッポンの未来!
日時:5月6日(土)開場・15:30 開始・16:30 終了・20:00(予定)
会場:舞浜アンフィシアター JR京葉線・武蔵野線「舞浜」徒歩10分
チケット料金:SRS10,000円 S12,000円 A6,000円 A学生4,000円(中学生~大学生) A小学生以下2,000円
☆全席指定席となります。未就学児童は、保護者膝上に限り、料金はかかりません。
お問合せ:巌流島実行委員会 03-6721-8700  infoアットマークganryujima.jp/

<第7試合 無差別級 3分3R>
菊野克紀(フリー/巌流島全アジア武術選手権’16優勝、DEEPライト級王者/沖縄拳法空手)
vs.
ジミー・アンブリッツ(米国/MMA)

<第6試合 無差別級 3分3R>
小見川道大(NEO JUDO ACADEMEY 小見川道場/巌流島全アジア武術選手権’16準優勝/柔道)
vs.
楠ジャイロ(ブラジル/ZOOMER/元J-NETWORKヘビー級王者/ボクシング)

<第6試合 80kg契約 3分3R>
鈴木信達(MMA空手道場 鷹/元ONEウェルター級王者/実戦空手)
vs.
マーカス・レロ・アウレリオ(ブラジル/カポエイラ)

<第4試合 無差別級 3分3R>
関根“シュレック”秀樹(ブルテリアボンサイ/ブラジリアン柔術)
vs.
バル・ハーン(モンゴル/モンゴル相撲)

<第3試合 無差別級 3分3R>
シビサイ頌真 (ハニートラップ/ブラジリアン柔術)
vs.
ホンシュウ・ビワコ(ナイジェリア/ボクシング)

<第2試合 63kg契約 3分3R>
北井智大(チームドラゴン/RISEライト級(63kg)9位/キックボクシング)
vs.
田村裕之(全日本サンボ選手権’10 62kg級準優勝/サンボ)

<第1試合 75kg契約 3分3R>
吉田善行(RIGHT THING ACADEMY/HALEO TOP TEAM/元ケージフォース・ウェルター級王者/柔道)
vs.
クンタップ・チャロンチャイ(タイ/元WMC世界ウェルター級王者/ムエタイ)

 巌流島には、私がK-1で関わっていた仲間やスタッフは一人もいない。それは私自身が一から出直す上で過去のしがらみや人間関係に引きずられてはダメだと考えているからだ。しかも、できるだけ若いスタッフを集めようと心掛けている。

 そういうわけで巌流島には、業界関係者はほとんどいない。そんなわけで、私はよく一から説明する機会が多い。最初の説明はこんな感じだ。

「武道とスポーツの違いって分かる?」

 この質問に対して、ほとんどの人は「精神的なものですかね?」と答える。しかし、その答えでは10点もあげられない。答えは「スポーツはルールが全て。武道はルールなしが前提の中でいかに生き抜くかにある」ということだ。

 スポーツとは、そもそも試合であり、ゲームである。その前提には「お互い公平な条件」で競い合いをすることにある。そのためにはルールが神であり、ルールさえ守れば、ギリギリの卑怯な戦術をとっても勝てばいい。格闘技で言えば、体重もお互いに合わせて、公平な条件のもと、競い合いをしようとする。つまり、スポーツマンシップというのは、ルールを絶対に守り、その中で正々堂々と闘うことにあるのだ。

 ところが、武道というのは実戦が大前提にある。実戦とは戦であり、戦争である。もっと身近で言えばストリートファイトで、いかに自分の身を守り、相手を制す、殺すことにある。だから、厳密にいうと、そこはルールなしの何でもありの世界。武術の世界では、1対1だけでなく、1対複数も想定して稽古するし、武器術も研究する。さらにスポーツの世界では、絶対に反則となる目潰しや金的攻撃なんて、当たり前のように稽古する。それが武術の世界だ。

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