週刊マット界舞台裏’11年12月22日号ドーム撤退危機 大晦日不穏 T-1

 新日本プロレスにとって2012年の1・4東京ドームは「もしコケたらドームから撤退」という背水の陣。興行的にそれほどヤバイ状況とあって、誰もがアッと驚くスーパーマッチと並べたてると予想していたが、カード面のビッグサプライズはなかった。
 確かにスーパースター不在のいまの時代、スーパーマッチと言える取り組みは皆無に等しい。ジャイアント馬場VSアントニオ猪木、武藤敬司VS三沢光晴、橋本真也VS小橋建太ほどの強力なカードは見当たらない。
 しかし、だからといって背水の陣で迎える1・4のメーンが棚橋弘至VS鈴木みのるで良いのか! という問題である。プロレスのオモテもウラも知り尽くす井上譲二記者なら、ズバリこうマッチメークする!

 藤田和之VSピーター・アーツに続いて、超ドリームマッチと言える石井慧VSエメリヤーエンコ・ヒョードルも決定。一気に注目を集めることとなった大みそかの格闘技イベント『元気ですか! !大晦日!!2011』だが、関係者の間ではある懸念が生じ始めている。
 それはあの男が来場した場合、何らかのトラブルが起きる危険性があることだ。格闘技イベントにトラブルは付き物だが、大みそかの舞台裏でまたも場外バトルが起こってしまうのか?
 なんだかこの記事、あまりにもEVANESCENCEのエイミーが5年ぶりの新曲で叫ぶ♪Hello, Hello remember me? I'm everthing you can't controlそのまんまだが、もちろん、貴方のことは誰も忘れてはいませんって!

 スーパー・ヘイトこと平井伸和選手がプロレスラーを志したのは、やはり父・平井光明氏の影響が大きかったからだ。「ミツ・ヒライ」のリングネームで闘っていた父は知名度の低い選手だったが、自分の役割をしっかりわきまえていた。
 伸和選手は自分がプロレス入りしてからそのことに気付いたはずだ。ミツ・ヒライとはどんなタイプのレスラーだったのか? 今号の隠し味スパイスとも言えるこの記事の秘話には納得であろう。

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、いまで人気が衰えることを知らない“みちのくの英雄”ザ・グレート・サスケについて書かれた記事を振り返る。
 『マット界舞台裏』で反響が大きいものはやっぱり、プロレスラーのスキャンダル、残念な事だがその中でも犯罪関係だろう。実際、全日本プロレスで起こったスーパー・ヘイト(本名・平井伸和)暴行事件、主犯のTARUとMAZADAが罰金刑になったが、この事件を取りあげた号がかなり売れたのも皮肉な話だ。
 去年の今ごろ、マスクの製作代金を長年支払わず、遂に訴えられた覆面レスラーの事件があったのを覚えているだろうか? そう、ザ・グレート・サスケのマスク未払い訴訟事件だ。


プロレス界の異端児?二見社長率いるT-1スペシャル
12・11火の国熊本格闘技イベント『LEGEND 2』でピーター・アーツvs.Mr神風が実。現前日計量アーツ108kg、Mr.神風82.6kg〜体重差は約25kg

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、まず、他のプロレスマスコミではほとんど記事にならないプロレス界の問題児、二見社長率いるT-1の『あゆぷろプレゼンツ T-1スペシャル〜二見イヤー最終戦〜』を大特集。別冊ミルホンネットとしても発売してもおかしくないボリュームで迫る。当然、ガチでブチ切れる二見劇場から、ザ・グレート・サスケ、藪下めぐみ、井上京子などの有名レスラー、TVでおなじみのハチミツ二郎らも大挙して押し寄せたこの豪華な大会をチェックすべし。

 そして小島聡デビュー20周年大会のゲストとして登場する前に、なんと大阪に滞在した“不沈艦”スタン・ハンセンに親交のある藤井記者が直撃。他では聞く事の出来ない本紙独占インタビューを敢行した。昭和プロレスに無類の強さを見せる『舞台裏』本紙ならではの記事となっている。

 K-1 GPを3度制覇"20世紀最強のキックボクサー"ピーター・アーツが熊本でなんと試合を行うという豪華過ぎる大会『LEGEND 2』も特集。東京からもマスコミが詰めかけたこの大会だが、アーツを迎え撃ったのは神風塾塾長・Mr.神風。200戦以上のキャリアを誇るものの、今年46歳という年齢、そして圧倒的な体格差の中、アーツに立ち向かっていった神風。その姿にアーツも「日本のロッキー」と称えた、この試合に完全密着する。
 さらにはダブルメインイベントとして独自のポスターまで制作された美女キックボクサー対決の桜朋梨恵vs.神風萸暉美戦もバッチリだ。2009年11月3日 激突?ではラウンドガールをやっていた神風萸暉美だったが、もとから選手志向が強かった。試合後、桜朋梨恵の口から・・・。もちろん、美上の宝庫と言われる熊本の美女軍団の記念撮影も大公開。他媒体にない踏み込んだインサイドルポに仕上がっている。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼背水の陣で迎える1・4ドームのメーンが、棚橋VS鈴木で良いのか?
▼『元気ですか!!』関係者が懸念する“あの男”が来場する可能性
▼ミツ・ヒライとはどんなタイプのレスラーだったのか?

<アーカイブス2010>
▼12年間もマスク制作代金を支払っていないならG・サスケは覆面レスラー失格だ!

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼12・8あゆぷろプレゼンツ T-1スペシャル〜二見イヤー最終戦〜
 新木場1stリング
・いきなり二見社長ブチ切れ入場式スタッフ、会場が凍りつくガチ
・セクハラ王ハチミツ二郎の粘着にキラ☆アンHカップ巨乳はみ出し
・藪下めぐみ客の回せリクエストにジャイアントスイング山田よう子
・裏殊勲賞 ドM実人生Gサスケがミクロの決死隊に半殺しされるも勝利
・二見社長&山縣優組が井上京子&ばってん多摩川組KOも多摩川敢闘
・喜怒哀楽縦横無尽〜必殺仕事人・山縣優は表情でプロレスする!
・リアルメイン独演会 ○二見社長 断罪 ●さくらえみ、華名

昭和プロレス スタン・ハンセン特集
▼不沈艦!は永遠に!スタン・ハンセン大阪滞在 特別インタビュー
 インタビュー:藤井敏之
・新日本プロレスとアンドレ・ザ・ジャイアントへの感謝
・動物園での思い出話 ゴリラのボスになったのは?
・日本酒にKOされる?新日本プロレス初来日で敗北?

▼“ブレーキの壊れたダンプカー”スタン・ハンセン
・秘蔵写真とウエスタン・ラリアット誕生秘話

▼ピーター・アーツ降臨12・11火の国熊本格闘技イベント『LEGEND 2』
 熊本・益城町総合体育館メインアリーナ
 構成:編集部 with 紅闘志也
・飽くなきファイティングスピリッツ神風塾塾長・Mr.神風
・ピーター・アーツが熊本に上陸 地元テレビ局も注目するイベント
・アーツ絶賛!ミスター神風!日本のロッキーだ
・美女名産地 火の国軍団スゲー!
・美女キックがメイン:神風萸暉美×桜朋梨恵 試合後引退宣言!

▼MuayThaiOpen18のアマチュアのチャンピオン決定

▼タブー満載満載企画【海外情報局.119】
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