週刊マット界舞台裏’09年8月13日号

 スクープ解禁!ノアが三沢光晴さんの抜けた穴を埋めるべく、禁断の外敵とも言っていい“あの男”を投入することにしたようだ。方舟軍にとって三沢さん急逝は、小橋建太と秋山準の二大トップの体調が万全でないだけに余計にダメージが重かった。小橋、秋山のほかにも現GHCヘビー級王者の潮崎豪や、丸藤正道、KENTAといった人気選手を抱えるノアだが、大きなコマが1枚欠けたのは事実。
 外敵として佐々木健介率いる健介オフィスや、現三冠ヘビー級王者の高山善廣がノアマットに乗り込んでいるが、マンネリ化している感は否めなかった。
 以前プロレス専門誌の記者をしていたA氏が、元『週刊ファイト』編集長の井上譲二記者との会話の中で「最近のレスラーのバカさ加減には呆れるばかりですよ。ファン心理というものが全くわかっていない!」と、ついホンネを口にしてしまった。
 A氏が最近、新日本プロレスや全日本プロレスの某選手がブチ上げた“独りよがりのマッチメーク”に「ファン不在も甚だしい…」と怒りにあらわにすると、井上記者も共感! では一体、誰がそんなKYなカードを提案したというのだろうか?
 昔から「トピックスメーカー」と言われてきたアントニオ猪木が、最近またまたマスコミを賑わせている。と言っても8月9日に有明コロシアムで旗揚げ2周年記念興行を行うIGFのことよりも、衆院選への出馬問題のほうだ。
 14年ぶりとなる猪木の国政への出馬へ関心が高まっているようだが、猪木のコメントが矛盾しているためマスコミの見方はまちまち。果たして猪木は出馬するのか? それともウワサされているあの愛弟子が出馬するのか?
 猪木はIGF8・9有明大会で重大発表を予告している。もうハラは決まっていると思われる猪木だが、井上記者は関係者への取材から猪木が出馬するかどうかをいち早くキャッチした!
 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2008』では、現在『火祭り』開催中のゼロワンを取り上げている。ゼロワンのオフィスを仕切っていた中村祥之氏といえば、1年前に行われた『プロレスEXPO』や、いま話題の統一機構のさきがけとして設立されたGPWAに関わっていたが、その辺のことを改めて振り返っている。
 そして、なぜゼロワンの経営が苦しくなっていったのか、その原因も取り上げている。やはりあの団体と“切れた”のが大きかったか…。
 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、ドッグレッグス成城ホール3大タイトルマッチ他。とにかく、この迫真のドキュメントは読んでいただくしかない。たとえば「第12代ミラクルヘビー級障害王よっこいしょの誕生」となった第三試合の一部を抜粋すると…
 よっこいしょ選手は首が脱臼しているのでギプスをはめている。首を攻撃されると本当に死んでしまうので、首への攻撃は禁止である。対するたれゴリラ選手は、「立てないので寝そべっている様子がたれパンダに似ているが、顔はゴリラに似ている」ことからリングネームがついた。王座を保持しているだけあって、その車椅子生活で鍛え上げられた筋肉は脅威である。
 試合開始直後、匍匐前進でよっこいしょ選手に近づくたれゴリラ選手の顔面に、よっこいしょ選手の蹴りが連続で炸裂する。(以下、危険な描写が続く)
 その他、義足が外れてしまうアクシデントが発生したマスクマン激・大玉選手の第四試合等、大会の全容を豊富な写真も交えて詳細。専門誌は扱わないだけに、貴重な資料でもある。

 8・2地下プロレス『EXIT-19 CORE:D』は昭和のプロレスの“怖さ”が復権。新たなる闘いの芽が出たCORE STADIUMには、ミスターバックドロップ後藤達俊がリングイン。この全容はミルホンネットにしか追い切れない素材であろう。
 さらには他媒体にて選手の発言を借りたミルホンネットへの揶揄ともとれる掲載も見受けられ、読者から真相を<教えてくれよ>とご指摘のあったプロレス格闘技の医療体制とライセンス問題について徹底検証の続報。裏取りネットワークや独走取材がミルホンネットの武器だ。某大学病院の先生にインタビューを敢行。衝撃の「アマチュア競技の方がしっかりしてる」指摘から、NATA(全米アスレティック・トレーナーズ協会)の資格まで解説を願い、この問題を深〜く掘り下げます。
 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。
<今週の見出し>
▼ファン不在!? 独りよがりのマッチメークをするKYレスラー
▼ノアが三沢さんが抜けた穴を埋めるべくいよいよ“あの男”を投入!
▼猪木がIGF8・9有明大会で重大発表! 衆院選への出馬表明か?
<アーカイブス2008>
▼ゼロワンに04年11月以来の分裂以来のピンチ
<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼8・1障害者プロレス「きっと生きている」完全レポート
▼8・2『EXIT-19 CORE:D』湿気と熱気で蒸し風呂状態での激闘
▼<誰か教えてくれよVol.9>客観的な医療体制とは?
★合わせて読めばさらに楽しめる!
百田のフロント批判に沈黙を守っている仲田龍氏
IGF8・9有明大会のメーンカードをスクープ!
ファイト復刊のウワサに元編集長が答える!
新生ノアを退団した百田が新団体を設立!?
2周年目前で新たな問題が噴出したIGF

全67ページの特大版ですが、前号が280円なので250円のお買い得号とさせていただきます。

ははぐらかされた猪木重大発言の内容と、ノアが投入を決めた禁断の外敵に迫る!

週刊マット界舞台裏'09年8月13日号

商品コード inouejojiz136

価格 250 円

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