現地時間7月27日放送のWWE RAWに衝撃が走った。ＮＢＡのスーパースター、シャキール・オニール選手のゲストホスト登場である。
　以下はネタばれになるが、ワシントンＤＣで開催された大会に現れた”シャック”は、ＷＷＥスーパースターにも引けを取らない巨体（身長216cm ／体重147kg）を誇示。大巨人ビッグ・ショーと並んでも絵になったのだからたまらない。お客さんもクリス・ジェリコの毒舌マイクに怯まない姿に大喜びであった。
　この模様は、J SPORTS放送では8月7日（金）からとなる。楽しみだ。

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　なお、すでにアチコチで取り上げられ、証券取引法違反になりかねないとプロレス上のアングルとウォール街の動向までが話題となった億万長者ドナルド・トランプへの「RAW」ブランド売却（発表は6月15日）であるが、簡単に顛末を説明しておく。
　翌週6月22日にはトランプ氏の計らいでCMなし放送（実際はKFC＝ケンタッキー・フライド・チキンがスポンサーとなり実況席などで企業IRを展開。大変に効果があったとされる）が実現というストーリ展開につながり、これは平均視聴率4.53%、視聴者数680万人という巨大な数字をはじき出して大成功。しかし、放送したケーブル局USAネットワークやWWE公式サイトが「トランプ買収」を”ニュース”として報道したため、株価が下がってしまう事態に。わずか一週間でビンス・マクマホン会長が倍額で買い戻すという台本を用意せざるをえなくなり、トランプ氏の登場はわずか一回で終了。
　このストーリを続けるために、6月29日放送回から週替わりのゲストホストが番組内での絶対的なGM権限をもち、現場監督として進行や対戦カードの決定・変更など番組を仕切る形となっている。
　これまでのゲストはロックバンドのZZトップ、欠場中のバティスタ、“ミリオンダラーマン” テッド・デビアス、俳優のセス・グリーン。しかし、シャックの登場は将来的なリング参戦をも期待させるものだったことは述べるまでもない。

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次回放送PPV　「Night of Champions」
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