ランペイジ・ジャクソン 全米第二のプロレス団体TNA&全米第二のMMA団体ベラトールFCと電撃契約

 
130605tna.jpg
(C)TNA
WWEに次ぐ規模を誇り、スパイクTVで毎週『インパクト・レスリング』という番組を放送している全米第二のプロレス団体TNA。今年から日本でも日テレG+で放送がスタートしており、日本でも知名度が高まっている。
全米第二のメジャープロレス団体 TNA 日本テレビ放送スタート
TNA インパクト・レスリング
“衝撃!”アメリカンプロレス『TNA』 | プロレス | CS放送 日テレG+
 そのTNAの女社長ディクシー・カーターが、数日前から大物選手と契約したという事をツイッターなどで呟いていたが、その大物選手とは、元UFCライトヘビー級王者であるクイントン・ランペイジ・ジャクソンである事が正式に発表された。大物と契約という情報が出てから、マスコミやファンが、バディスタ、MVPなど大物フリーの選手に確認したが、すべて否定されていた。その大物はランペイジ・ジャクソンだったという事で、誰もが予想しない大物だったと言えるだろう。
 ランペイジ・ジャクソンは、かつてPRIDEでも活躍、ヴァンダレイ・シウバとのライバル対決は、PRIDE→UFCと舞台を移して継続し、世界中を沸かせていた。その後、俳優としても活躍していたが、近年は、年齢的な問題もあり、MMAでは黒星が続きUFCとは契約切れになっていた。

 TNAでは、同じスパイクTVで放送しているMMA団体ベラトールFCとスパイクTVを通じて協力体制を敷いており、すでにMMA選手であるキング・モーをTNA、ベラトールFCの両団体で共有している。このランペイジ・ジャクソンもキング・モーと同じく、両団体で共有する形になり、TNAではプロレス、ベラトールFCではMMAを行う事になっている。
 もともと、プロレス志向の強かったランペイジ・ジャクソンなので、今後はTNAで大暴れする事が期待される。
マット界舞台裏6月13日号全日亀裂武藤運命考葛西大仁田RISING大日本IWAジャパン長瀬
ジミー鈴木によるゲイル・キム(現在TNA女子部門のスター)写真集 好評発売中
ゲイル・キムは6月2日に開催された『TNA PPV スラミーバーサリー(Slammiversary)』でも好試合を演じたとマニアに高評価を受けている。
j002GailKim.jpg
ジミー鈴木 米在住フォトジャーナリスト 元WWEディーバ ゲイル・キム写真集
ジミー鈴木 米在住フォトジャーナリスト ゲイル・キム写真集お試し版
アメリカでプロレスが市民権を得ているのか?その疑問に答えます
タダシ☆タナカ+シュ-ト活字委員会 アメ・プロの逆襲 格闘技の席巻 喪失の十年『マット界の黙示録』⑦
■閃光烈火…プロレス市民権の確立
マット界の90年代とは、まさに20世紀の生誕とともに産声をあげたプロレス芸術がビジネスとして完成をみた十年区切りと言える。どこかいかがわしい「アンダーワールド」のイメージがつきまとっていたプロレス興行であったが、WWFがウォール街から総資産でビリオン・ダラー企業(1200億円)だと正式に認定された株式公開の意義は何度強調しても足りない。プロレス団体がエンタテインメント産業として、事実上の市民権を得たことの証左となった。
鶴田倉朗 前「なぜ最近のWWEはもの足りないのか」
至近距離での取材を重ねた鶴田ならではのWWEの成功の秘密と現在の問題点。
「カリスマ」まで登りつめた人間と「スーパースター止まり」に終わったレスラー達の超えられない一線とは?
ストーンコールド、ロック、HHH、HBK、レスナー、アングルらトップレスラーを客観的な視点と独自のプロレス愛目線で分析。
マニアのみならずWWEに乗り遅れたファンも必見の「WWEハンドブック」。
マット界舞台裏4月25日号CMパンク神印!テイカー22分名勝負21連勝貢献
マット界舞台裏5月2日号CAC総会レジェンド UFCルーク・ロックホールド特集
マット界舞台裏5月9日号UFC女子王者ロンダ・ラウジー話題 WWE祭典記録的成功
マット界舞台裏5月16日号WWE新展開好調 TNA正規軍反撃の狼煙
マット界舞台裏5月23日号WWEPPV直前抗争激化 ロック様TVドラマ進出
マット界舞台裏5月30日号WWE PPVJシナ×ライバック痛み分け トリプルH緊急事態