マット界舞台裏’13年05月16日号全日GlorySareeeJWP雫あきWAVE小橋Gut

 不可解なことに、既存のスポーツ紙や専門誌がいっせいに『白石オーナー外し" 武藤新体制発足』のようなことを活字にしているが、唯一のセメント報道を続ける『マット界舞台裏』の連続スクープとは異なっている。現段階ではファン目線で白石オーナー叩きが読者の支持を得られるのだろうが、それでは余りに安易であろう。

 新日プロや全日プロも触手を伸ばした小橋建太の引退興行。結局、古巣とのしがらみもあってノアと小橋個人の“共催”という形になったが、これほど初めからボロ儲けが見込める興行はプロレス黄金時代にもめったになかった。当然、主役の小橋のフトコロには巨額のカネが転がり込む。小橋は一夜でいくら稼いだのか!?

 小橋引退興行で久びさに注目を集めたプロレスリング・ノアだが、同団体の首脳陣が1番恐れているのは「祭りの後」。社運を賭けて開催した『グローバル・タッグリーグ戦』が興行的に大コケしたからだ。そこで改めて「ノアは存続できるか?」をテーマに座談会が開催された

 1年前のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2012』では、1年前に亡くなった竹内宏介氏の追悼として功績を振り返る記事を紹介。日本のプロレス報道の第一人者だった竹内氏の秘話とは?

 今週号の大会取材はGW期間ということもあり、ありえないボリュームで詳細されている。特に立ち技格闘技と女子プロレスに強いという『マット界舞台裏』の本領を発揮した形だ。
 まずは、5・3GLORY 8 TOKYO有明コロシアム大会。公開抽選会〜Road To Glory Japan -85kgトーナメントから始まり、長〜い有明コロシアムの模様を完全網羅している。なにしろ、国内で開催される格闘技の大会規模としては、賞金額含めた投入総予算としてはUFC JAPANを上回ったとさえ噂される最大イベントだ。これを舞台裏含めて39ページの詳細版でお届けする。
 女子プロレス大特集も貴重な資料となりうるものだ。5月3日、地元の板橋に凱旋したSareeeが栗原あゆみに挑んだディアナ大会、こどもの日にはJWPで華名と中島安里紗が大乱闘。同夜にはヘイリー・ヘイトレッド&雫あき自主興行があり、これはバチバチスタイルの「女王バチ」コンセプトを受け継ぐシバキ合いが展開された。
 5月6日、プロレスリングWAVE後楽園は、この日から始まるリーグ戦に参戦する選手も含めて粋のいい旬な戦手が集まり、レポートお届けするに値する内容充実である。愛川ゆず季が去った女子プロレス界の注目株を見つける大会といってもいいだろう。

 遂に先週号から再開し、早くも大反響である寺内1/2兵衞のVIVA素晴らしきプロレス連載も第二回が入稿。今回は1996年第3回ゴングゲリラツアーの思い出話を振り返っている。あの“テキサス・ブロンコ”テリー・ファンクが寺内1/2兵衞を出迎えて、朝まで飲み明かしたテキサス・アマリロでのエピソードが凄い。
 テリー・ファンクと言えば、日本でもおなじみで、あまりの人気で、ミル・マスカラスと共に、外人レスラーでありながら、日本陣営に入る事も多かったが、そうしたベビー・フェイス外人レスラーの先駆けと言えるだろう。だが、その太陽の様な天真爛漫さだけでなく、伝説となっているアブドーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シークとの大流血マッチなど、荒くれたファイトもこなして物凄い人気だった。本国アメリカでも、NWA世界ヘビー級王者として活躍した他、キャリア後半には、ECW、そしてWWF(現・WWE)に乗り込みチェイソー・チャーリーとしてハードコアスタイルの試合を行いレジェンドとして称賛された。まさに日米どちらでもスーパースターとなった伝説のレスラー。そのテリー・ファンクと寺内1/2兵衞との邂逅の結末は?
 1996年6月15日に心臓麻痺で若くして亡くなった(享年・49歳)ディック・マードックさんの墓参りも涙なくしては読めない。実力は世界王者クラスでありながら、マイペースで、ちょっと抜けた面もあった故に、タイトルとはあまり縁が無かったものの、その激しいラフファイトと天性の明るさで、ファンを魅了し続けたマードックさん。
 生前から深い親交のあった寺内1/2兵衞が、「ハンベイですよ」と呼びかける。共にビール党であった事もあり、多くの外人レスラーと親交のある寺内1/2兵衞が、特に思い入れのあるレスラーであった様だ。様々なエピソード満載で今週号も昭和ファン感涙の記事になっている。

 大好評の新井宏のムンド・デ・ルチャリブレ!は第四回目となる。今週は、史上最大のマスカラ戦(敗者覆面剥ぎマッチ)を行なうアトランティスとウルティモ・ゲレーロの抗争が焦点。5月3日には、アランディス30周年記念興行が行われた。アトランティスは、多くのトップ選手がより良い契約を求めて様々な団体を渡り歩く中、30年間、ずっとCMLL一筋で一度も他団体に移籍しなかった生え抜き中の生え抜き。
 メキシコマットではこの30年間、UWA(LLI)、AAA、プロモ・アステカなどCMLLを脅かす団体が次々に現れ、その都度、トップ選手を引き抜いていき、また90年代には北米WCW全盛期にも、多くのルチャドールが新天地を求めWCWに活躍の場を移したりもしていた。そんな中、アトランティスだけは、CMLLから離れなかったミスター(ミステル)CMLLと言って良いだろう。そのアトランティスは30周年記念で、2代目ミスティコを破りナショナルウェルター級王者となった現役トップと言えるアベルノと対戦。見事に勝利を飾った。
 しかし、試合後にウルティモ・ゲレーロが急襲、しかも2人に増殖するという驚愕の展開だった。また、ナマハゲは、日本から最強の助っ人「ナカムラ」を呼ぶと宣言。あの中邑真輔なのだろうか?ライバル団体AAAではAAAメガ王者テハノJRを、ヘビー・メタルが襲うという急展開を見せている。ヘビー・メタルの挑戦にテハノJRは、どう応えたのか?そして、ドクトル・ワグナーJRを追って、AAAを離脱し、イホ・デル・サント興行に参戦するLAパーク、この2人の決着戦の行方は? こちらも両者、マスカラ戦を希望しているが、これにサントはどう結論を出したのか?
 LAパークは、更にアトランティスとウルティモ・ゲレーロの勝者の覆面も剥ぐと宣言しているが、4選手ともスペル・エストレージャだけに、リスクの高い覆面剥ぎはどうなるのか?今週のムンド・デ・ルチャリブレ!も必読だ。

<今週の見出し>
▼消えた5000万円、どうなる白石伸生オーナーと内田雅之社長の関係
 〜激震!全日本プロレス事情
 by タダシ☆タナカ

▼5・11小橋引退興行 プロレス武道館大会の新記録だ
 鉄人は一夜にいくら稼いだか?
 by 井上譲二

▼緊急座談会 ノア 祭り(小橋引退)のあとの恐怖

<アーカイブス2012>
▼故・竹内宏介氏はどんな信念を持って『ゴング』を作っていたのか?

<イベント/会見取材+コラム/資料+海外情報局/ルチャ最新情報>
▼5・3 Road to GLORY JAPAN−85kg 有明コロシアム
 Photo & Text by タダシ☆タナカ、紅闘志也、編集部
・極真カラテRISE王者清水賢吾 M酒井 新村優貴 松本哉朗抑え優勝!
・スーパーファイトDyki 韓国ジャン・ヨンホに豪快KO勝利!
・"狂拳"竹内裕二は惜敗 アグレッシブな稲石竜弥は二連勝

▼5・3 GLORY 8 TOKYO -65kg Slam 有明コロシアム
・イム・チビン、ガブリエル・バルガ、野杁正明下し久保優太優勝!
・久保優太「前日鏡に何が何でも執る、夢はかなえられるもの」
・リアム・ハリソン、モサブ・アムラーニ破るも野杁正明急所悶絶
・優勝候補モサブ審判のブレイク声違いに迷いトーナメント初体験
・大会ベストファイトは大巨人ジャマルに逆転KOのピーター・アーツ
・ジェロム・レ・バンナはコウイチを返り討ち!
・世代交代か〜アンディ・リスティKOアルバート・クラウス
・英国リアム・ハリソン控室潜入 会長リチャード・スミスと再会
・6月より放送スタート! 新しい世界最高峰のキックボクシング・リーグ
・GLORY World Series FOX bs238で 全15大会放送決定!

▼ディアナ5・3板橋大会 Sareeeが地元で栗原あゆみの胸を借りる!
 Photo & Text by 新井宏
・Sareeeが受け継ぐ魂のドロップキック!
・井上京子が暴走軍の勢いをストップさせた!?
・下田美馬&豊田真奈美が"セクシー"暴走軍を一蹴!
・JWPからラビットとライディーンが参戦!

▼大乱闘JWP5・5板橋 中島安里紗と華名の感情爆発 一騎打ちは必至
 Photo & Text by 新井宏
・無差別級王者が敗れ、バックステージで大乱闘!
・18歳と17歳のタイトルマッチがメインを締める!
・中森華子が激情ファイトもEVE王座に届かず
・ラビット&つくしがタッグ2冠王ハルクラを追い込む!
・ヘイリー・ヘイトレッドがモーリーを粉砕!

▼5・5ヘイリー・ヘイトレッド&雫あき自主興行〜Queen Bee 1st
 Photo & Text by 新井宏
・バチバチスタイルとチャリティーの融合!板橋グリーンホール
・雫&ヘイリー組がTLW世界女子タッグ王者に!
・男と女のバチバチ勝負! Queen Beeはダブルヘッダー
・WWE傘下FCWのソニア、シュー・ヤンが初来日!
・大会後、雫あきのコメント Queen Beeは強いんだ

▼5・6WAVE後楽園Slender-Glamorous〜Catch The Wave2013開幕戦
 Photo & Text by いっせい
・WAVEは誰でも楽しめる空間、強さよりもエンターテインメント
・GAMI×浜田文子 これも番狂わせ。面白い試合になった
・春日萌花×紫雷美央 一瞬の隙の丸め込みで春日が勝った
・チェリー×渋谷シュウ 最後はチェリーが決める

▼TJシン地元ハルトン区の異文化交流カウンシルから表彰

▼寺内1/2兵衞のVIVA素晴らしきプロレス連載再開!第2章海外編#16
マードックに捧げる!1996年第3回ゴングゲリラツアーも涙と笑い満載
・リビング・レジェンドのテリー・ファンク夫妻の住むアマリロへ
・アミーゴのディック・マードック氏の墓参りへ出発「ハンベイですよ」
・ウォーリー山口の弟のシュンちゃん秘話

▼新井宏のムンド・デ・ルチャリブレ! メキシコ最新情報#4
・アトランティス30周年にウルティモ・ゲレーロが増殖!?
・OKUMURAが「ナカムラ」の来襲を予告した!
・AAAメガ王者テハノJrをヘビー・メタルが襲撃!
・D・ワグナーJrvs.LAパーク マスカラ戦の行方は…

▼タブー満載企画【海外情報局.191】
WWE新展開好調 TNA正規軍反撃の狼煙 ROHポール・ロンドン帰還
・トリプルHがWWE新施設パフォーマンス・センターの設立発表
・意義ある社会活動WWEが2014スペシャル五輪米大会をサポート
・破壊神ブロック・レスナー 不死鳥Jシナ満身創痍PPV出陣
・TNA世界ヘビー級王座次期挑戦者"アイコン"スティング決定!
・ROH BORDER WARS 2013 ノアJR王者石森太二参戦も敗北無念
・天才王者・フロイド・メイウェザーWBC世界W級王座統一
・3団体統一王者 ウラディミール・クリチコ 貫禄KO勝利防衛

別冊ミルホンネット 大仁田x曙なにわ大花火FantasyとRealの彼方Diamond Ring健介TARU復帰

05月09日号全日社長武藤ゆずポン天龍DEEP62&大阪

05月02日号CAC虎基金JWP新日全日Glory新日キック

全日不振大仁田ゆずポン&仮面貴族猪木

箱舟危機WM29白石特報Reina長州Glory6

新日ハッタリ白石警鐘BJWchakurikiDMC

全141ページ特大号販売告知

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マット界舞台裏'13年05月16日号全日GlorySareeeJWP雫あきWAVE小橋Gut

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