(C)One-FC
5月31日(現地時間)、フィリピン・マニラで、アジア最大のメジャーMMA大会『One FC 9』が開催された。日本だけは、MMA・格闘技がどんどん衰退しているが、日本以外の国では逆にMMAはどんどん広まっている。MMA後進国と思われていたアジア諸国も、近年の発展が著しく、それまでMMAの選手などいないと思われていたアジア各国で次々と大会が開催されている。そんな中で、もっともメジャーと言えるのが、この『One FC』だろう。
今大会には、現パンクラス王者の大石幸史がメインで、OneFCフェザー級王座に挑戦する他、修斗などで活躍している日本選手が大勢参戦した。
そのメインで大石は、ホノリオ・バナリオと対戦し、1Rは、バナリオにスタンドで追い込まれ絶体絶命になるもラウンドに救われる。そして2R、大石が逆に右ストレートで逆転のKO勝利、見事に新王者に輝いた。
また、セミファイナルでは、初代DREAMフェザー級王座のビビアーノ・フェルナンデスと岡嵜康悦で、王者キム・スーチョルの負傷欠場により暫定王座決定戦が行なわれ、ビビアーノ・フェルナンデスが判定で勝利。暫定王者に輝いた。
■ One FC 9
日時:5月31日
場所:フィリピン・マニラ
(C)One-FC
<メインイベント フェザー級タイトルマッチ>
○大石 幸史(挑戦者)
2R 1分45秒 KO
●ホノリオ・バナリオ(王者)
<バンタム級暫定王座決定戦>
○ビビアーノ・フェルナンデス
判定 3-0
●岡嵜 康悦
※ビビアーノ・フェルナンデスが新暫定王者
<バンタム級グランプリ 決勝>
○上田 将勝
判定 3-0
●ケビン・ベリンゴン
<フライ級>
○漆谷 康宏
判定 2-1
●レイ・ドッキオゲン
<ウェルター級>
○鈴木 信達
1R 4分17秒 TKO
●フィル・バローニ
<ライト級>
○カマル・シャロラス
判定 3-0
●エドゥアルド・フォラヤン
<キャッチウェイト>
○アンドリュー・レオーネ
判定 3-0
●ゲヘ・エウスタキーオ
プレリミナリーカード
<キャッチウェイト>
○ユサップ・サーデュラエフ
2R 2分57秒 ダースチョーク
●ライアン・ディアス
<キャッチウェイト>
○ローウェン・タイナネス
1R 2分41秒 TKO
●フェリペ・エノモト
<キャッチウェイト>
○トニー・ジョンソン
3R 3分25秒 TKO
●ティム・シルビア
詳細版はマット界舞台裏6月13日号全日亀裂武藤運命考葛西大仁田RISING大日本IWAジャパン長瀬に掲載されました。
【格闘技充実!ミルホンネットONE-FC関係】
週刊マット界舞台裏’11年9月15日号 アジア最大MMA大会One FC吉田善行始動
マット界舞台裏’12年02月23日号・アジア最大One FC2グレイシー新世代にBサップ完敗
マット界舞台裏’12年04月12日号One FC3川尻達也 今成正和 中西良行 白井祐矢
マット界舞台裏’12年07月05日号One FC4 水野竜也 今成正和完敗
マット界舞台裏’12年09月13日号 One FC 5 元UFC王者対決無効試合
マット界舞台裏11月29日号EMCOMK1桜庭社長年収全日最強OneFC小川Glory抽選曙肉屋
▼ONE FC身売り話流布の背景事情を徹底検証
by タナカ☆タダシ
マット界舞台裏4月18日号ノアWM29殿堂Glory6有明8OneFC長州売名REINA白石事情特報